棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

10-棚からぼた餅--ねずみの大将

2008-01-11 17:41:55 | Weblog
「しまった! ねずみの大将とだいじな確認事項があった!」
連休ボケどころではない厄病神は、村はずれの水車小屋へと
スットンで行きました。

「ことシャー、ワシラの年だというのに、今頃来てももーおそい。
食い物も適当にあり、種籾を食うほどのことはなかった。
皆とっくに散ってしまったぜ。
冬中、寝ていたとちがうんかい」

ねずみの大将から、さんざんとイヤミをいわれても
なにも言えなかった厄病神だったのでございます。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本