棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

先日お騒がせしましたサクラです

2008-01-15 15:25:40 | Weblog
先日、保健所にてあの世に行く寸前だったサクラです。
これから、自己紹介をかねて、私の暮らしぶりをおはなしします。

私の生まれは8年前、甲府市です。
お父さんはハスキー犬。お母さんは芝系。
由緒正しきミックス・ファミリー。

私が生後5ヶ月のころ、今のお父さんがやってきました。
私の足をあちこちもんだり、口を無理やりあけて、歯をゴシゴシ。
あまりにも失礼だったので、噛み付いてやりたかったのですが、
なぜか、できませんでした。

住んでいるところは、日当たりがよく、後ろは山。
移り住んでから、ひもはほとんどしたことがなく
まったくの、フリー。
近所の仲間が、小屋にじっとしているのが不思議
わたしなんか、雨降りで無い限り、家外フリー

夜は、お父さんの晩酌のおこぼれが楽しみ
宴会好きのお父さん。
お友達が来ると、私も仲間入りさせてもらい、宴会犬。

そして、近所に出没する
鹿・いのしし・狸・アナグマなどなどを追い回すのが趣味

お父さんの酒飲み友達は、わたしをかわいがってくれるので
人間には絶対に服従しますが、酒のニオイは今でもニガテ
ほかの生き物には、本能的にじっとしていられません。

鉄砲を持ったおじさんが、
「いい猟犬の条件をみんなもっている。ゆずってもらえないか」

「人にはぜんぜんほえず、番犬にはならないが、賢さにはびっくりする
だけど、主人の私には素っ気ないほどです」
お父さんはニコニコしながらはなしていました。

私はなんと言ったって、お父さんが一番すきなのですが、一番怖い
というか、ゆうことをきかなければ、ならないとおもっています。

今日はここまで。
次回をヨロシク------サクラ






11-棚からぼた餅-田植え

2008-01-15 13:53:12 | Weblog
うえろや うえろ 男衆
植えりゃ黄金の花が咲き
お家栄えて 国が富む

うえろや うえろ 女子衆
秋には豊年万作で
子だからたくさん 家繁盛    龍王丸・作

水がぬるむと、さっそく稲作の準備にはいります。
ただ今は、機械化も進み、仕事も楽になったようですが、
つい最近まで、田んぼ仕事はつらい作業でした。
特に、田植えときたら、そりゃーきついものでした。

現代のイベントなどの
「田植え」ほど艶やかではないでしょうが、
老若男女歌い、踊って、つらい仕事をのりこえたのです。
各地で、田植え歌がのこっております。
村人が協力しあって(結いといった)の農作業でした。

やはり、
女衆は、絵になりますねー。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本