岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ディフェンス②

2010年01月14日 | ビデオ連続画像
岡山のラインディフェンスでス。

ラックからですので、各選手のポジションはスクラムからとは少し違います。


内側からの相手スタンドに対する出足はまずまずです。
この時点でウイングが下がり気味なのは、キック等に対して練習通りできています。


この写真で気になるのは2点。
相手スタンドが横に流れようとしていますが、上の写真のDFの出足、相手ハーフのパス能力を考えると、相手スタンドへもっと厳しいプレッシャーがかけれていたはずだと思います。(中学生段階では、まず、スペースを早く埋めて、厳しいプレッシャーをかけることが第一です)
2点目は、1センター、2センターが斜めに(アタックラインのように)なっています。
確かに、内側の味方を目に入れながら出るということにしていますが、遅れすぎると、相手のセンター、特に相手の第2センターの前に余裕がでます。
(この写真では、相手スタンドが余裕をもって動こうとしています)




スタンドから1センターをとばして2センターにパスしていますが、その時に、DFの2センターのプレッシャーが弱いので、第2センターが自由に走れています。


味方の第2センターが誰を見ていたかです。
この段階で、相手の第2センターに向かっているはずですが、よく見えません。


相手第2センターへのDFが完全にずらされています。


相手のウイングを抑えていた(練習通り)ウイングも、内側のDFが完全に追いかける形になったため、相手の第2センターに向かいました。
もう一つ、フルバックの選手はバッキングしていますが、この時点では、少し前に上がり、相手の走るコースを減らしていかなくてはいけません。(受け身になっています)


DFのウイングが、自分に向いたら外側の選手にパス。
いつもやっている、2対1の基本通りに、相手ができています。


試合を通しての課題(誰がポジションの場合でも)は、スタンド、ハーフといった内側の選手のしつこい追い方(相手がパスした後も)、両センターの位置取り、相手の内側の選手が自分の対面の選手にパスした際の対面へのプレッシャー(ギアチェンジ)などです。

特に第2センターの位置が深すぎること、その割に、対面がボールを持つ際(持とうとする際)の出足が悪すぎることが気になります。(これだとDFで相手を外に追い込むことになりません)