岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

考える

2010年01月30日 | ラグビーの基本
「考えろ」とよく言われると思いますが、どういうことでしょうか?

 自分の動き(パス、ラン、キック等)、球出し、サインプレーの選択、相手の強弱など、練習中や試合中には多くのことを考えている(?)とは思います。

 岡山スクールの中学生たちの課題は、まず次のプレー(次の動き)をいつも意識する(考える)ということです。

 次のプレーには、自分の動きだと、パスした後のフォロー(寄り)、スクラムやモール・ラックからの動き(第1歩)、倒れたらすぐ起きる、タックル後のボールへの仕掛けなどもありますが、コンタクトする際に、どのようにフォローの味方に渡すか(リップ、ガット、オフロードパス、ダウンボール等)、どうやったら味方がボールをつなぎやすいかということを考えることが大切です。

 また、味方のボールキャリアー(ボールを持っている選手)との関係だと、まずパスを受けるためのワイド、ショートといった仕掛け、次にボールキャリアーが相手とコンタクトしそうならば近くに寄る、さらにコンタクトした場合には、リップ、ガット、オフロードパスといった選択があります。

 さらに、ディフェンスの際には、相手と味方の動きを見ながら、相手の次のプレーに備えた位置を抑えるといったようなことも大切です。

 このように試合中は、考えることが一杯あり、考えないチームは決して強くはなれません。(ただ足の早いだけのチーム、ただ大きいだけのチームでは、相手が同じような考えないチームなら勝てますが、考えるチームには決して勝てません。)

 試合中に考えることができるためには、練習中から常に、次の動き等を考えていなければいけません。
「当たったら高い姿勢のままで後は知らん」「球がつながらないのは、フォローの味方が悪いからだ」「パスしたら後は知らん」「倒れたらゆっくり」では、いつまでも進歩はありません。

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