岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

イメージを大切に

2010年12月14日 | 練習や試合の心構え

中学生の指導で難しいのは、激しく当ったり全力でするプレーよりも、ゆっくりとした練習です。

激しい練習は、ケガさえ注意していれば、コーチとしては、その激しさに満足すればよいといった感じもあります。

一方、ゆっくりと形やイメージを確認しながら行なう練習は、中学生が、自分や相手や味方の動きをイメージできないと、本当に形だけの練習、あるいは、ダラダラした意味のない練習になってしまいます。

ラグビーの経験数が少なく、集中力の持続もまだまだの中学生に、いかにイメージを与え、気持ちを持続させながら練習に向わせ、何度も繰返すことができるか、これがコーチの一番難しいところですし、やりがいのあるところだと思っています。

岡山ジュニアスクールの週2回3時間ずつの練習で、激しい練習はそんなに長い時間ではありません。ゆっくりとするプレーも多いと思います。

いつもグラウンド以外で(家で寝る前や、風呂の中等で)イメージトレーニングをするように言っていますが、グラウンドでボールを持ってゆっくりする練習は、より実戦的なイメージトレーニングです。
しっかり意識して繰返すことで、脳がしっかり記憶し、激しいプレーの中でも自然に出るようになります。

中学生は、激しい練習に真剣に取り組むのはもちろん、ゆっくりとした練習を大切にし、より集中することが大切です。


次のスナップは、様々な接点をイメージした練習です。
こういった練習でイメージを高め、自然に体や頭に記憶させていきましょう。