goo blog サービス終了のお知らせ 

一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

フェンス、ヒサシ

2007年05月18日 | open/close

木製フェンスう作っています。(まだ仮の支えがしてあります。)

Img_0879

これで、あの恥ずかしいくらい丸見えだった屋内を隠します。

けっこう大きいですが、屋内から見ると全然圧迫感はないんですよ

リビングからフェンスまでの距離と高さが重要なんです。

見上げると大きなヒサシ。

Img_0877

ヒサシが斜めにカットしてあるので、空がたくさん見え開放感があります。

これも大きさの割りに圧迫感がありません。

       ◇

昨夜、施主様からメールでネーミング「open/close」の理由を聞かれました・・・

そーいえば、全然、説明していなかった・・・ (Nサン ゴメンナサイ)

この家の一番の特徴は、正面(南側)の大開口サッシ

ここまで大きいサッシを4つも並べた家は、あまりないと思います。

 しかし、このままでは 夏の日差しが暑いのでは・・・  そこで大きなヒサシ

 しかし、プライバシーが保たれないのでは・・・  そこでフェンス

というように、「開く」と同時に「閉じる」ことを考慮したコンセプトなので

open/close をネーミングとしました。

      ◇

日に日に日差しが強くなってきました。

この日の差し方を見てください。(白い壁の影)

Img_0880

この時期から夏にかけては、リビングには日差しが入りません。

でも、太陽高度の低い冬には、暖かい日差しがタップリ入ります。

南側のヒサシは、省エネ効果があり とっても有効的です。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


蓄熱式電気暖房器

2007年05月17日 | open/close

open/closeの蓄暖です。

オルスバーグ社製のニューモデルです。

Img_0874

いままで蓄暖というと、ボテッとしていて 目障りだったので

なるべく目立たずに、隠すように、設置を考えてたが

このくらい スッキリしたデザインなら いいかも・・・

 蓄熱式電気暖房器は、夜間の安い電気を使って熱を蓄え

昼間に放熱します。

このボディーの中身は、ほとんどがレンガ(蓄熱体)で

そこに熱を蓄えます。

大きいめタイプだと重量が350㎏にもなります。

輻射熱による暖房なので やさしい暖かさが 部屋中均一に広がります。

開放的な間取りを作るには もってこいの暖房です。

(ただし、優れた断熱性能がある家に限りますよ。)

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


強化ガラス

2007年05月16日 | open/close

open/cioseの仕上げ工事は 順調に進んでいます。

強化ガラスの間仕切り壁ができました。

Img_0873k 

この薄いグリーン色 とってもきれいでしょ?

玄関とリビングの間の壁です。

このガラスを そで壁として 一本引き戸が取り付きます。

玄関からリビングが 見えにくいけれど、カッコイイ階段は

見える様にしたい、そこで このグリーン色を採用しました。

床から天井までと とても大きなガラスなので 強化ガラスにしました。

強化ガラスは普通ガラスの3~5倍の強度があり

万が一割れたときには、粒状に粉々に砕けますので 

安全性が高いガラスです。お値段も高いですけどね・・・

 ガラスの向こうに見える人は・・・

蓄熱式電気暖房器の設置をしています。

機器が今回モデルチェンジしたので、蓄暖メーカーのオルスバーグさんと

エルクさん、設置業者の電気屋さんで あーでもない こーでもない

と言いながら取付けしています。

モデルチェンジしたオルスバーグは 更にカッコよくなりました。

角が取れてシャープになり、厚みも薄く見える様になっていて

今風になりました。

本当かどうか・・・ 「ベンツの人がデザインをした・・・」

と、メーカー担当者さんは自信なさそうに言ってました。

写真はまた後日アップしますね。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


隠す

2007年05月15日 | open/close

現場で気をつけていることの一つに「隠ぺい」があります。

例えば、電気線の引込。

普通は、電柱から 建物の高い所に電線が取付けられ、

そこから電気メーターまで 外壁つたいに縦に降りてきています。

特にオール電化は線が太くてカッコ悪いのです。

しかし、建物の取付け部から 電気メーターまでの線を隠す事も可能です。

Img_0862

わかります? 普通はメーターから上まで線が出ていますよね。

ただし、この様にするには 壁の中の梁をかわしたり、設計初期段階での

計画が必要になります。もちろん電力会社さんの事前許可も必要です。

 今回はヨコのラインがハッキリ出る外壁です。電線によるタテラインは

どうしても避けたかったので、予め電線用に壁の中に空洞を設けていました。

 次は照明器具の隠し方、です。

当社では、照明のほとんどが いわゆる間接照明か建築化照明です。

下の写真は 2F廊下です。手摺上端が光ります。ポリカの下に照明が隠されています。

Img_0864

どのように光るかは、コチラで↓

見学会チラシ(仮)

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


システムキッチンが変身

2007年05月12日 | open/close

「open/close」にキッチンが付きました。

当社では、めずらしくメーカー品のシステムキッチンです。

なるべく既製品を使いたくない私は、このキッチンにもちょっと手を加えてみました。

Img_0841

 本当は普通の対面キッチンタイプの既製品を

レンジフードを取替えたり、カウンターを細工して、アイランド型に。

(既製品のアイランド型はけっこう高いですぅ)

さらに、ダイニングテーブルを造り付けたり、蓄暖も組み込まれます。

 ダイニングテーブルやTV台、階段など同色で塗装されますので

この家にマッチした家具が出来上がります。

 私が既製品を 好まないワケは・・・

サイズや色が限定されている、どのメーカーもデザインがほぼ同じ、など

結果的に、どの会社で建てても同じような家になるという点です。

確かに既製品は、品質も高く、設計や施工の手間も省ける メリットはあります。

ハウスメーカーさんの様な 大量生産の家の場合は、

統一した規格品でないと割が合わない というのはわかりますが、

当社の様な小さな工務店が作る注文住宅としては、

オリジナリティーにかけ、なにか手抜きの様な気がしてなりません。

 例えば、ものすごくシンプルに見えるこの建具

Img_0831

高さが天井2.4Mもあり、天井まで届いています。

これは既製品ではありません。

面材の白い色やレバーハンドルなども

一軒一軒、検討して微妙に変えています。

 アルミサッシはやはり性能や価格を考えるとメーカー品となりますが

サイズは場所により、特注サイズとなります。

Img_0844

天井まで建具や窓が空いていると とてもスッキリしますよ。

仕上がりを見ていただければ、きっと感じる事ができると思います。

   是非見にいらして下さい→見学会チラシ(仮)

具体的に詳細の違いには気づかないかもしれません。

でも、「既製品の寄せ集め」では出せない心地よさがあります。

 12.5帖のデッキも出来上がりました。

Img_0845

大きなヒサシもかかっているので、有効に使えそうです。

この後、フェンスや植栽で囲う工事が予定されています。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。