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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

雪化粧、吹き抜け大空間でも耐震等級は3

2016年01月15日 | 島潟の住宅

島潟の住宅は、大工工事が終盤戦

リビングからは、ようやく降った雪で薄っすらと雪化粧した裏山が、どど~んと見えます。



2階キッズルームからも。



リビングの天井は、コストダウンと勾配天井を際立たせるために構造用合板を採用。
少々荒っぽい木目ですが、壁に張ってあるモイスとの相性もバッチリ。



モイスも構造用合板も、一枚一枚全てが微妙に表情が違いますので
ビニールクロス貼りの様な画一化した雰囲気とは、大きく異なります。



内装に木を使った室内で育つ子供は、ストレス低減、集中力向上、頭が良くなる?などとも言われています。
木目調の・・・ ではダメですよ。
確かに、一枚一枚表情が違うのでそれを見ているだけでも、創造力は養われそうですね。

更にこの景観が室内に入り込むわけですから、お子様の成長に良い影響があるのは間違えないですね。

また[島潟の家]のLDKは空間がとても広く、気持ち良さを倍増しています。
吹き抜け大空間でも、耐震等級は最高等級の3です。

2/20.21にはオープンハウスも予定しておりますが、その頃にはリビングからはどんな景色が見えるでしょう・・・ 
詳細はまた後日アップさせて頂きますが、この気持ち良さを 是非是非ご体感ください


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こんな景色が見えます。HPもリニューアル

2015年11月30日 | 島潟の住宅

本日は久々の晴れ  でした。

島潟の住宅のリビングからは、こんな景色が見えます。裏山の景色です。



春から夏にかけては新緑、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめます。(いいな~



その裏山がある方向の道路から建物を見下ろしても・・・



リビングの天井しか見えない。



プライバシーはシッカリ確保しながら、開放的な暮らしができます。

土地の個性を読み取り、シッカリ活かします。



そー言えば、報告が遅れましたが、弊社のHPがリニューアル

ちょっと覗いてみてくださいね。 → http://www.sato-home.co.jp/



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こちらも足場を解体。やっぱりスッキリ!

2015年11月21日 | 島潟の住宅

コの字プランの白い家」に引き続き 「島潟の住宅」でも足場が解体されました。



本物件もやっぱりスッキリ さわやかです。(天気が良ければもっと良かったのですが・・)

前からだけでなく、横や後ろからも良く見える立地条件なので、外観は全方位に全くスキを見せられません。








普通だったら、前面(道路側)だけデザインを整えれば、他の面の見え方は特に気にしない 

でも、構造が安定している、機能的である、無駄がない、などシッカリと意味があるカタチは、どこから見てもそれなりに美しいはず。

変に正面の外観だけ頑張ってかっこ良くしようとすると、横や裏側を見た時に、逆におかしな事になってしまいます。
スクエアに見せたくて正面の屋根だけにパラペットを立てた時なんか、よくありますよね 
真正面は良くてもちょっと横に廻ると、非常に残念な結果に

表面的なデザインをしようとせず、意味や理由のあるちゃんとまじめな設計をすれば、それで良いのだと思います。




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隙間だらけの外壁? オープンジョイント工法

2015年10月29日 | 島潟の住宅

島潟の住宅は外壁工事中。



新潟県産杉のヌキを使ったスノコ張りです。 ス・ノ・コ つまり、隙間だらけの外壁です。



隙間だらけで雨は入らないの? と、心配ですか?

大丈夫です。基本的には入りません。

実際に同じ仕様で施工から1年が経過した小須戸の住宅でも、雨が入った形跡がほとんどありませんでした。 

私も少々びっくり (多少は入っていると思っていましたので

このように、外壁の隙間を完全にシールして密閉するのではなく、開放することによって外壁材の内外の圧力差をなくし

雨水が外壁内に入りにくくする工法を、オープンジョイント工法と言います。



シーリングなどのメンテナンスが困難な高層ビルなどの外壁やガラス、カーテンウォールに使われています。

でも、絶対に雨が入らないわけではありません。 少々入っても壁内に留まらずサッサと排出されればOKとの考えです。

念のため、その排出される通気層(雨水排出層)をたっぷり約5cmも設けました。

万が一雨が入っても、防水層であるタイベックにさえもなかなか雨が届きません。(まあ防水層まで届いても全然OKなんですけど。)

スノコ張り。 けっこう大胆な外壁材でしょ。


上棟、北側の山々を望む窓

2015年10月05日 | 島潟の住宅
島潟の住宅が上棟しました!



今回も建て方作業2日目でココまで作業が進みました。

大工さん5人で驚異的な早さです。 段取りがいいんですね 



早いといっても、登り梁の上にはシッカリと厚物合板で水平構面を張り





通気層を作り



屋根下地合板を張って



と、ちゃんと手間がかかっています。



また、まだサッシは付いていませんが、耐力壁は窓サイズに開口。

すでに、この家ならではの特徴がわかります。




立地は五十嵐川の土手のすぐ下の敷地。 土手通りからは見下ろすように家の北側全体が丸見え。

この土手通り(旧国道)の朝晩の交通量は多く(私も頻繁に通る)、プライバシーの確保は必須です。

よって、土手側(北側)は、なるべく窓は設けずにふさぎたい・・・

しかしながら、土手の向こう側、川の対岸には景観の良い山々が広がっている。



敷地から見ると北側ですが、山にとっては日当たり良好な南側。青々とした木々がとっても気持ちイイ 

この緑  を感じて生活したら絶対に心地良いはず。



そこで・・・

通りからは視線をカットして、リビングからは山の緑が見える。



そんな絶妙な高さとサイズの窓を北側に設けました。

通りから土手を見下ろすと (LDKの天井しか見えない)




リビングから北側を見ると (緑の山々がたっぷり室内で感じられる)
行き交う車はまったく見えない。





計画通りにうまくいった。

その様に設計したので当たり前なのだが、うまく行くとやっぱりうれしい。

かつ、ホッとする