寒暖の差が微妙にある梅雨になりました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。梅が実り、梅酒を始めシロップ漬けやジャム、梅干しを作られた方も多いのではないかと思います。私も梅干とシロップ漬け、そしてこの写真にある完熟の梅を頂きましたので、梅ジャムづくりに取り掛かろうと思っております。雨が降りうっとおしい反面、梅の実がもたらしてくれる幸せを大切ににしたいと思います。
今回の実習は、簡単でさっぱりと食べられるみょうがを使ったちらし寿司にしました。サッパリした味だけでなく、色もきれいに仕上がりますので、暑くて食欲があまりない時などに是非召し上がって下さい。
汁は寒天を入れたかきたま汁にしました。具に豆腐を使いましたがとても美味しく食べる事が出来ます。
庭に少しある山椒の実が何とかならないかと思い探したところ、鶏肉を使った煮物の記事に出くわし、ヒントにして作ってみました。煮汁がたっぷりありますのでそのままではもったいないという事で、実習の本番中に急きょ水溶き片栗粉であんを絡めることに致しました。山椒の実の香りがとても清々しい一品に仕上がりました。
汁と煮物がちらし寿司にとても合うと喜んでいただく事が出来ました。山椒の実は冷凍保存する事も出来ますので、このような煮物にご利用いただくと良いと思います。また、実が無い方はウナギのかば焼きなどに使用する粉山椒でも同じような風味に仕上がります。
デザートは従来練りごまのゼリーでは、黒ゴマが使われておりますが、白ごまではどうなるかと試に作った寒天デザートがとても美味しく仕上がりました。豆乳を使っておりますので全体が白くなり食べて初めてごまが入っているのが分かります。ややカロリーが高くなりますが、大汗をかく夏ならではのデザートになると思います。試食した皆さんも満足されたようです。
次回はパンになります。久しぶりにあんパンに挑戦したいと思っております。皆様梅雨に負けずお元気でお過ごし下さい。