黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

実りの秋に

2010-09-21 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに血圧を測った。

158/93    一般的に言われている血圧からすると少し高いようです。

 1ヶ月毎日測定した月もあるが、血圧は測定するたびに微妙に変化があって

 「掴み所がない」というのが実感です。

 以前、診察の折に医者から、食事での「減塩」をと言われてはいますが、これもなかなか

 守れずに過ごしていますが・・・

 近頃は、料理の味付けで「減塩」を心がけるようになりました。

 油っこいもの大好き! 肉大好き、ビール大好き・・・塩味・醤油味・辛味大好きと。

 危険信号物ばかり? なのかもしれませんので、少し注意をしながらのこの頃です。

 庭にはこれから「カボス」「酢橘」「檸檬」が・・・無農薬自然栽培の新鮮なのがすぐに。

 Photo                            

 今年も沢山収穫できそうです。「カボス」

 酸味も、香りも 上品で、使い勝手抜群!

 酢の物、焼き魚、椀物・・・和食の友ですね。 

 もう何でも絞って使っています。

 喉の渇いたときには、これを絞り、氷

 ソーダで割って・・・ぐっと一息に。

 「レモン」も重宝しています。(レモンはまだ早く、もう少し熟すのを待ってます。) Photo_2

   これも万能選手

 これから冬にかけては焼酎の友に。

 鶏の唐揚げには必ず傍に。

 サラダのドレッシングにも。

 カルパッチョには絶対

 紅茶の時も。

 魚のムニエルには、ハーブと共に欠かせないもの・・・・千切りたてはほんとにジューシー

 で香りも最高です。

 料理って、素材の新鮮さはもちろんですが、こうした「脇役たち」の持っている「力量」を

 理解して、料理に合わせて出番を考えれば・・・・予想以上の「味」が増すのですよ。

 「食べる」ことは、満腹感が主ではなく、食卓で過ごす時間に「味わい」「楽しむ」ことが

 明日への「元気」の源になる。これが我が家流の考え方です。

 夫婦の会話で、料理を食べ、「どう?」・・・「うん」 「美味しいの?」・・・ 「うん」

 こんな会話があるようじゃぁ~会話も貧相だが、それこそ、味も、そっけもないでしょうに。

 人生で、毎日繰り返されることの中ででは、一番「回数」が多いのですから、その分

 「楽しまなくっちゃね・・・」   ただし、このごろやっと「腹八分」がいい。

 という基本が実感できるようになりました?   これも「歳」かな?  

 まだまだ、「いただきます」「ごちそうさま」を元気に声を出し続けたいものです。

   

 


老人ではないのかも?

2010-09-20 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は地域の老人クラブの運動会

今日は全国的に「敬老の日」の祝日

子供たちからも、どこからも「敬老の日」のメッセージが来ない。

これは? 私がまだ、老人に値しない・・・ということでしょうか。

私としては、大変に嬉しいことで~す。

「お父さん、今日は敬老の日ですね。おめでとう! いつまでも、お元気で・・・・」

なんて言われたくないもんね。

こちらから、先輩たちへメッセージを届けたくらいなんですから。

丁度この時期は季節の変わり目、「暑さ寒さも彼岸まで」の例え、随分と朝夕はしのぎやすくなりました。

庭の片隅に、真っ赤な彼岸花が燃えるように数本顔を出していました。

 好きですね、この花。 「死人花」という縁起が悪いと言う人もいますが。

 かなりの有毒性で、ねずみ退治にこの球根を塗りつぶして壁に塗るとか

 また、田んぼの畦などに多いのも、ネズミ防ぎに昔植えたものらしい。

 人家のちかく、田んぼの畦道に多く生えているのも稲作地帯に分布しているのも

 それを物語っているように思えます。 人との縁が深い花? なのかも。

 花の「」と茎の「」 強烈な対称、曲線と直線・・・ストレートなところが気に入っています。

 僕らは、どちらかと言うと・・「曼珠紗華」と呼んだほうがぴったりなのです。

 「曼珠沙華」は仏典の「摩訶曼陀羅華」(まかまんだらげ)から来た言葉。

  梵語のmanjusaka 赤い花という意味だという。 これなら素敵な花でしょう。

 ちょっと「CPU」で描いてみました。 Dscn0816  

 この花の「華やかさ」を印象的に。

  「老いの日」には華やかさが必要?

 こんな勢いの良い 一句が

  「つきぬけて 天上の  曼珠沙華

                 山口誓子

  

 

 


老人クラブって どうなの?

2010-09-19 | 日記・エッセイ・コラム

 今日はこの町の「老人クラブ連合大運動会」に始めて参加しました。

隣組の幹事になったので参加を、とのことで。

リタイアして郷里に帰り、間もなく「貴方は、60歳を過ぎているので、この地区の老友会の

メンバーに登録となります・・・・」の訪問があって6年目。

総会にも出ていなかったのですが、幹事になり始めてのことに。

昨今、全国的に、「老人クラブ」の組織、会員とも大幅に減少気味とのこと。

団塊の世代を向かえ、また、現代の世相から言っても、意義そのものについて侃侃諤諤。

地域の皆さんが「元気で」「友愛精神」のもと・・・いろいろな活動をしていますが、

高齢化は思った以上に、組織運営、活動に変化をもたらしているようです。

60歳は「老人」でしょうか? 年金だって、65歳から受け取る・・・まだまだ元気で働き、稼がないと・・・のご時世ですよ。

私、70歳、75歳くらいから「老」と呼ばれても? 幾分は納得かもしれませんが・・・。

昔の考え方を、いつも同じように受け継いで行っていいのでしょうかね?

運動会では、こんなプログラムを・・・・Dscn0814      

 子供の頃に還って、「無理せず」「転ばず」

 「怪我せず」「楽しく」・・・

  と、会長の挨拶。

  そう、将に、小学校低学年の運動会

  いや、それより悲惨かな?

  足はモタツキ走れない、息は続かない、

 もしも転べば・・・即、救急車手配?・・・・90歳に近い方たちが・・・なんと 10名余りも。

 元気ですね・・・顔色はよし、足腰も、声にも張りが・・・・長生きしそう???

 私なんかこれから 20年も先のこと・・・・生きているかな??? 

 (今日は、無事全種目「怪我なし」で・・・参加者もみなさん「毛がなし」???

 町や、国も 大変だよね。  

 増え続ける老人の「遊び」に結構な予算を・・・子供たちへの気配りはどんななのかな?

 優先順位と、予算の比重から言えば、やはり先の長い「子供」が先(さき)に予算を

 割き(さき) 安心して大きな大人に咲く(さく)ことを実践するのが・・・・

 いえいえ、決して、「老人」を蔑にと言っているのではありませんよ。

 私だって、世間様では立派な老人の一人ですから。

 「遊び」や「健康維持」は、老人だって、自分で考え、実行できますよ。

 今、元気な老人なんですから・・・

 問題はそれぞれ個人ごとに深いものがありますがね。

 老いも、若きも、真剣に考えていく「時」になったような・・・

 運動会・・・結果発表・・・我が地区は 今年も2位で 終了いたしました。

 大変、お疲れ様でした。  

 


今年も「昼から酔ってま~す。」

2010-09-18 | 日記・エッセイ・コラム

今年も、庭の「酔芙蓉」が咲き始めたので早速追いかけました。

ご存知しょうが、この「酔芙蓉」という花は、名前のとおり「飲ん兵衛」なんです。

花は、アオイ科フヨウ属の落葉低木 とっても優雅な姿の花で、なんと、その日のうちに散る

一日花です。 劇的ですね・・・「月下美人」もそうですが。

古くから、詩にも・・「酔芙蓉」、艶かしい名前じゃないですか、傾城がほんのり酔っていく様が・・

中国の玄宗皇帝の傍に楊貴妃が・・・そんな感じを。 

自分の顔を「化粧していく」のに、たっぷりと時間をかけて、なのかもしれません。

 朝は、すっぴんで、段々に、頬に紅を重ねていく・・・のかな? 

 最後、厚く塗りすぎて・・・ええ、もう、今日はうまく肌にのらないわ・・・なんて。

 「花」は生き物です。 自然の優美さを、時間と共にご覧下さい。

 朝Dscn0791   化粧前の姿を 撮りました。 10時

 花弁に筋がくっきりと。

 芯の元は鮮やかな紅色の模様

 まわりは薄黄色のグラデーション

 花芯は大きく外へ顔出しています。

 葉は、黄緑でやわらかに広がっていきます。

 

 2  昼すぎ 13時                 

 少し、薄ピンク色に染まってきましたよ。

 きっと今日は少し辛口の赤ワインを

 楽しんでいるのだと思います。

 だって、毎日、日替わりで「飲んでいる」

 花ですから・・・・。

 Dscn0803 午後 3時過ぎ                  

 どうです、 かなり酔いも廻ってきた感じ。

 この暑さの中で飲んでいるんですから

 酔いも・・きっと、普段よりは早い。

 そろそろ、歌でも、口ずさむ?

 Photo

  夕方 6時ごろ(昨日撮影)

  う~ん、今日のワインは最高だ!

  どんどんイケるよ・・・

  真っ赤な顔してるって・・・

  そうかなぁ~・・・

  自分じゃ分らないけどね。

  これはもう、ほんのり赤くなる・・・では、ありませんね。

  1日かけて ゆっくり飲めるなんて・・・贅沢なこと。

  その後、花は「ぐったり」と花弁を閉じて・・・終末を迎えます。 

  これで「酔」は「不要」に。 

  酔っている花を眺めていい気分になる「こちら」も 少し幸せを貰ったようです。

  枝には、蕾がいっぱい、この素敵な「酔っぱらいショー」は、まだまだ続きま~す。

    

 


「峠」を読み終えて

2010-09-17 | 日記・エッセイ・コラム

 私の今年の目標に「司馬遼太郎」作品を読み返す。

これがなかなか進まないのだ。

毎日、少しずつ、30分でも「読む」・・・ほんのこれだけのことでもだ。 駄目だね。

そうは言っても、少しずつでも「続けるんだ・・・」の思いで。

短編物から始め、もう何冊目だろうか、この数ヶ月を(一気に読めばと思うのだが)かけ「峠」

を読み終えた。

この本は、昭和43年10月発刊と当時に購入した。あれから40余年。

Photo

本の表紙はカバーがかかっているので大丈夫だったが、本棚に眠り続け、埃、湿気、陽射しなどなどでページの周りが、焼けて、焦げている古紙のような姿に。

そう、シミの古地図が広がって。

ページを捲ると、まだまだ懐かしい印刷独特の匂いが・・・・これがたまらない。

 本を読む、活字を追いかける・・やっぱり「紙」の存在感があっての「本」なのだ。

 この本の主人公は長岡藩の筆頭家老に抜擢され、その藩の運命を担って命を賭した男。

明治維新という、大きなうねりの中に闘った男は多いが、この男ほど「武士」いや、「侍」とは

何か・・・を、そして「いかに美しく生きるか」・・・。

「河井継之助」の壮絶な人生に再度、眠気を我慢しながら読み進め、人間の「思考」と「行動」

について考えさせられた。

本を読むこと。 近頃「電子書籍」なんてものが出回って本の革命・・・と言うが。

やはり、「本」は「紙」と、活字の「匂い」がして、ページをめくる時の「音」

さらに、作中の「主人公」や脇役人たちとの、会話を楽しむ・・・・

誰とでも、どんな時代でも、私と「会話」ができる、夢のひとときでもある。

そうなんです! このオーケストラのような「それぞれの役割」があるから楽しいのだ。

 ただ、活字を追いかけるだけではないんだ。 

本を読むと言うのは・・・・私にとって。

 


草取り完璧に終了

2010-09-16 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は垣根( 南側=紅花トキワマンサクの垣根)の剪定&草取りに奮闘

疲れからか晩酌の酔いが心地よく、夕べは深い眠りに・・・夜中、テレビが点いていた。

そのまま眠りに??? やっぱり疲れが残るようになったのか・・・トホホ

 昨日の続きで今朝も早くから庭仕事に汗を。

 中央花壇は、ポーチュラカのみ・・手前はこれから植える場所・・どうです、虫眼鏡で見ても

草1本ありませ~ん・・・でも、これって、すぐに顔出して来るんですよ。 まったく。

 Photo Photo_2

 この庭には小粒の砂を敷き詰めています。

 でも、雑草は強い! 砂を押しのけて顔を出してきます。

 白砂ですから、緑の芽は目立ちます。

 大きくならぬ前に抜いていく・・・これが広いので大変です。

 一回りすると、もう最初のところには芽が・・・・手抜きはできません。

 が、仕事は丁寧に、手で1本1本・・・・「抜いています」

 夕方は、剪定した小枝、葉を集め、畑に運ぶ作業を。

 今朝は、「グミ」の樹の剪定でした。 思い切って、切ってしまった・・・丸坊主?

 Dscn0792「グミ」の樹 2本

  右の大きいのがジャンボ・グミ

  親指大の実がなります。

  左側は小粒のグミ

  この列はフルーツの樹が。

  並んで、「枇杷」「無花果」「カボス」

  「レモン」「ミカン」「ブルーベリー」

  どれも収穫ありなんです。  グミの枝には鋭いトゲがあるので扱いが大変・・・・

  今朝の剪定した枝葉も夕方の作業に・・・・もう、身体がガタガタ・・・・で~す。

  


神社(古墳史跡指定箇所)の清掃日

2010-09-14 | 日記・エッセイ・コラム

 毎月14日をこの地区の老友会が神社清掃日にしており、今朝も8:00から皆さんと一緒に境内の清掃をしました。

 境内は椎の樹をはじめとして大きな樹が多く、この季節はかなりの落ち葉の量です。

この神社(白庭神社)は御所山古墳の中にあり、九州でも由緒ある一つです。

Dscn0785 先日は、この古墳の廻りの草刈に50余名の

 動員できれいにしたところです。

 夏の陽射しも幾分和らいだ境内は静かで

 風も涼しく、落ち葉のカサカサ・・・と言う音も、

 作業を楽しくさせてくれます。

  

 本殿の周り、参道・・階段、水飲み場

 トイレの掃除・・

 落葉を集め、焼却・・・と。

 それぞれ、短時間で手際よく作業が進む。

 

 こんなに綺麗になりました。

 Dscn0787 Dscn0786

 朝の空気は気分を良くしてくれます。

 境内が綺麗になるだけではなく、自分たちの心も綺麗になる・・・・清々しいですね。

 今朝の参加者の中には、大正生まれの方も・・・何歳?

 こうして、参道を歩き、境内の階段を登り、箒を持って奉仕が出来ること。

  足腰も丈夫、何より、こうして参加しようと言う「気持ち」が凄いことだし、頭が下がります。

 何より、健康であることに感謝しなければなりませんね、人は、「何かの役に立つ」それが

 些細なことであっても、自分の身体を動かして続けられること・・・素晴らしいことです。

 綺麗になったのは、境内よりも、私の「心」かも。

 

 


一枚の皿

2010-09-13 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝は久しぶりに雨・・・気持ちがいいですね。

しっとりと濡れた地面から「土」の匂いが昇ってくる・・・。

田舎に住んでいる、と言う実感でもある。

雨が止んだ途端、蝉が鳴き出す・・・いや、もしかしたら「泣き出す」のかもしれない。

彼ら?(蝉)に残された時間は余りなさそうですから。

雨が少しあがったので花瓶に活ける花を・・・と思って外へ出てみた。

垣根の隅に1本の柘榴の樹にひっそりとまだ青く小粒の柘榴が目に入った。

これいいねぇ~・・・絵にも描けるね。

先ず、花瓶じゃつまらない・・「藍」の器に載せてみたらどうだろうか?

どうです、いいじゃないですか この姿。

 活けるのではなく、器とのコラボレーションで双方を眺め、楽しみ、両者の姿を際立たせる

  「藍」と「緑」の色彩の妙・・・ 効果  柘榴の可愛らしい姿・・ 抜群ですね。

 Dscn0767                              

 柘榴がもう少し熟れて、実が弾ける姿だと

 もっと素敵。

 この古伊万里の皿は想い出の1品

 40年も前に、当時札幌で勤務していた時

 生涯の先輩として出会ったNさんからの

 贈物です。

 彼の奥さんが古平という昔の「鰊場」のお嬢さん・・・出会いの縁の、曰く因縁は省いて。

 いつのころ(江戸時代)か、九州の港から、北前船に運ばれ北海道の地に荷を下ろし、

 数々の赤銅色に焼けた漁師に、魚場での料理を載せて味わってもらった、雑器だった皿。

 (手描きの絵は、素晴らしく陶工の腕が冴えています。当時は何気ない器だったのでしょう が、今ではこうした品物を手にすることは高嶺の花の時代になってしまいました。)

 1枚の皿にも、ひとつの歴史が・・そして、今、私の逸品として、この料理は、この皿で。

 という深い思いで、丁寧に、愛でるように今も、使い続けているものです。

 深い「藍」の色は、どんなものでも美しく見せてくれます。

 この「藍」に「会い」、使うことによって「愛」を感じる そんな1枚の皿。

 雨が降ったおかげで昔のいい思い出が蘇り、静かな朝を楽しんでいるところです。


雑感

2010-09-12 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は朝から花壇の草取りで終りました。

この夏の暑さは異常・・・そんな折、気にはなっていましたが、雑草は伸び放題!

花も枯れ、樹もしぼみ、哀れな花壇に・・・(いや、この夏の予報を察知し、今年は花は最小限の

数にしていました。) そこに、雑草軍団が己の領土を一挙に増やそうと・・・伸びる、伸びる。

て、な訳で・・・草取り作業の1日でした。

花壇中央の残された花は・・・「ポーチュラカ」

 Photo 今年は株植えはしませんでした。

  植えるのを止めようと思ったのですが

  隣りから、家の増えるから「挿し木」

  で植えない? ・・・と、言うので。

  都合、何百本・・地植えしました。

  ポーチュラカは強いです。

  全く、面倒見なかったこの夏でしたが、

  花壇を艶やかに彩ってくれました。 日中の色彩の競演は見事なものです。

  これから「コスモス」が楽しませてくれます。 秋は、「花」と「果物」が庭を彩ってくれます。

  柿(渋柿です)、「レモン」「カボス」「枇杷」「柘榴」・・・

  今、「無花果」が朝冷たく収穫できます。  小さな世界で・・・大きな楽しみ。

  毎日、何か、新鮮な喜びがあるってとってもいいですね。

  草取りをしながら・・・蝉が、せわしく最後の夏に抵抗しながら鳴いている・・・

  地中から長い時間をかけて生まれて、与えられた短い時間に精一杯「鳴き尽くす」

  「空蝉」って漢字・・・人間も、一生懸命の後って・・・きっともぬけの殻になるのでしょうね。

  一生懸命にやることがある。  もしかしたらこれが一番幸せなことじゃないかな?

  


マンドリンの音が心地よく・・・・

2010-09-11 | 日記・エッセイ・コラム

 8月がお休みだった「まちづくりカレッジ」の授業

本日は「大人の余暇学」ということで音楽鑑賞の時間

北九州マンドリン合奏団の演奏を、このカレッジの教室まで出張していただきました。

本日会場には総勢15名(合奏団は約50名ちかく在籍のようです。)のメンバーで。

「マンドリン」のパート2、「マンドラ」「マンドロンセロ」「ギター」「ベース」の粒よりの選抜チーム

指揮は、魅力的な美人・・・笑顔が大変にチャーミングな方・・・心が音色に出ていました。

メンバーも「笑顔」が素敵! きっと普段の心がけも良い方ばかりだと察しました。

腕だけじゃなく、楽器の良さでもなく、最後は奏でる人の「心」でしょうね・・・それが聴く人の

「心」を魅了する・・・演奏者の息遣いまでも伝わってくる、目の前の演奏にしばしうっとり。

「大人の余暇学」とはうまいタイトルでした。

 「音楽」は、「音」を聴いて、「楽しむ」・・・マンドリンのピッキング、トレモノの奏法は、

「憂い」や「悲しみ」を静かに伝え、更に、ベースの低音は身体にずしんと響く・・・

メロディーを引っ張るマンドリン、ギターの奏でる哀愁・・・

Dscn0752

近頃、高音で耳を塞ぎ、舞台の照明や、バックダンサーの数などで賑わす音の狂宴?

久しぶりに「音」の真髄を楽しませてもらった時間でした。

曲目も、我が青春時代にみんなで肩を寄せ合って歌った懐かしの曲の数々・・・

「トロイカ」「「ともしび」。日本の歌「赤とんぼ」「浜辺の詩」「荒城の月」など、1時間があっと

言う間に・・・。 さらに、お楽しみのサプライズ・・・Dscn0759

 生涯、一度、「指揮棒を振ってみたかった・・・」の夢が・・・

Sさんが手を上げ、夢の棒ふり・・・メンバーの限りなき努力により?

無事、名曲「エーデルワイス」が奏でられ、やんや、の喝采でした。

きっと、彼は、今晩は興奮し、ひょっとすると

晩酌の量がかなり進むのでは????

受講生も、充分に生の演奏の素晴らしさを感じ取った今日の講座でした。

町民が、「文化」を共有し、楽しく、心豊かなまちづくりに積極的に参画するようになれば、

もっと、もっと、この町が、魅力的で住みやすくなるのでしょう。

人生においての「価値」ってのは? それぞれの心の中に宿るものですが、またひとつ

「音楽」・・・という「学」を、楽しみながら身体に滲みこませていくことの快感を掴んだのでは。、


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。