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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

寒の中で・・・

2017-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

 先週から今週は大忙し。

先週のお土曜日遅くに家内の義姉が88歳の命を全うした。

慎ましく、静かに、子供や孫や、大勢の親族に見守られての旅立ちだった。

 通夜、告別式、初七日と あっという間の1週間

    

 おかげさまで無事 初七日まで恙なく行事を切り抜抜けたという感じです。

 

私も親族の一人として、慣れない行事のお手伝いをし、改めて「御見送り」の

行事やしきたりの勉強をさせていただきました。

この歳になるまで、身内での葬儀の経験があまりなく

 両親の際にも 遠く離れていた関係で

顔を出したに過ぎなく、その役目はほんの一部

不肖の息子でありました。

隣近所の方に大変お世話になりました。

 

 先ずは お寺さまのこと。

 浄土真宗本願寺派(西本願寺)

   

 そう、鎌倉時代の中頃 親鸞聖人が開祖、以降、蓮如によって、民衆の間に

広く深く浸透して発展、わが国における仏教諸宗の中でも代表的なな一つに

 なっている。

 と、こんな仏事があることによって、中身を知ることにも。

 

 ちょっと不遜な私であるが、日頃も手をあわせて…があまりなく

 身の未熟を感じるところではあります。

 

 お通夜、告別式、初七日と その度に耳にするお経…

 これも日頃、年に数回は蔡場で手をあわせることもありますが、宗派によって

 こんなにもいろいろの違いをがあるんですね。

  さて、初七日を家でやったのですが 高齢者ばかりだと「座る」が大変。

 斎場だと「椅子式」ですがね。

  それも、今回のお寺さんは「三部経」だとか。

  

 これには 少々、正直疲れました。

  大体、1部 30分程度で3回。 

 この通称”赤本”を手に取り 御坊さんと共に 合唱?

 「南無阿弥陀仏~」 

 なかなか合わせていくには~ 声も 思うように出ません~  

 途中お茶の時間が少々ですが、「座る」ことが こんなにも大変なことになるのかと

 これからの日常生活に 思いを…

 無事 初七日も終わり 後は四十九日まで 少し時間が。

 

 思えば、人の死は、いろいろなことを教えてくれます。

 家族が近くに住んでいるか、どうかは大きな問題です。

 いざというとき 何が一番なのか

 答は、「近所」です。

 生きていくうえで、「公助」「共助」「自助」とありますが

 身近なすぐ隣の方の役割こそだと痛感いたしました。

 そうです「近所」は「金助」です。

 

久しく現代は「コミュニケーション」不足と言われています。

 同じマンションに住んでいても、隣の方とは一切関わっていない…

 地域住民としての存在すらない。

 そんな今、 高齢化が進めば進むほど、大きな問題だと。

 「孤独死」が新聞の紙面に多くなるのも。

 核家族化もそのひとつ。

 遠く離れていては、いざ、と言うとき。 

 独りで生活することは。

 介護や 看病、 そして孤独死 考えれば…背筋が寒くなる。

 「生きていくこと」

 これから、真剣に「自分」を考える時間を頂いたような1週間でした。

 75歳になった私。

 「高齢者」この響きは かなり大きいですね。

 家族にも、近所の方にも 迷惑をかけないで 生きていく…

 こんなことは夢かも知れません。

 それなら、いっそ 「お世話になります」を前提に今から

 「近所」の絆を もっともっと と。 

 思わずには。

 

 

  

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。