今朝のNEHK「日曜美術館」で
天才画家岸田劉生と二つの傑作代表作”麗子像”秘話
が放映されました。
先月、倉敷の大原美術館で彼の絵、麗子の”童女舞姿”を
見てきたばかり、また去年、上京の折に国立博物館で
国の指定無形文化財の作品”麗子像”も見てきた。
それを解説してくれると云うのだから興味津々です。
有名な1枚はこれ。「麗子微笑」
劉生の初めての子供「麗子」
彼は結核に患い、自宅療養中に絵に没頭、その時のモデルが
麗子だった。生涯、描き続け、その数は50余点以上にも。
不思議な魅力の1枚です。
眼に、1点の光が書き込まれているのは、生命感と深い精神性を
宿した眼差しが表現されていると・・・解説
そう、「内なる美」 素人がこの絵を見ても、眼差し、微笑みは
神秘的、謎めいた・・・と、心を捉えるのではないでしょうか。
リアリティがありすぎる・・・恐い、という感じすらも。
大原美術館の麗子は
この絵の扇を持つ静かな立ち姿・・・
彼が目指した「浮世絵風の味」なのでしょうか・・・
劉生も、最初は ルノアールやセザンヌ、ゴッホ等の作品に感動し
影響も受けていたのです。
その後、ドイツのデユーラーの影響を。
彼の厳格なまでの写実的画風へと変化していき、「麗子像」にみる
筆致に至ったようです。
テレビは、まだまだ 解説は奥深い処を・・時間をかけて。
さぁ、秋は実りの秋、即、食欲の秋ですね~。
なんてグッドタイミングなのでしょう・・
女房の東京時代の友から(埼玉在、ご主人がリタイヤ後、家庭菜園に
はまり、見事な野菜作りを) その成果の実りの秋が届きました。
「ワンサカ、ワンサカ、イエイ、エイ、イエッエイ・・・」
なんだか身体が軽くなって、踊りだしそう。
「里いも」
「かぼちゃ、さつまいも」
じゃがいも2種(男爵と北あかり)
それぞれをきちんとダンボールいっぱいに詰めて。
あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す!
さらに、庭の渋柿を朝もぎしてみました。
てっきり渋くて食べられないもんだと・・・熟れて美味しそうなので
皮を剥いて食べてみると・・・何、これ、甘くて食べられるよ~。
8年間、渋柿だからと・・・手も付けずに・・・。
熟れ方にもよるのでしょう・・ちょっと蔕の周りは渋いのもあるね。
少し、寝かせておくといい感じになるかも?
残り全部を収穫しました。(今迄、全部落ちて朽ちていました)
どう見たって 美味しそうでしょ。
粉吹いているのって甘い証拠?
しばらく観賞用にもなりそう。
「渋」が笑顔に・・・麗子の微笑みと同じ日なんて「大吉」だ。
「秋」って、いいですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。