4/18(水) 今日の弁当も三つになった。昨日、家人の事務所の若いこに持っていった弁当を見て、ステーションを手伝ってくれている家人の同級生が「私も食べたい」と言ったそうだ。この同級生と云うのは、結婚前から知っているSASAYAという小姑如きの姐さんで、家人の弁当を覗いては何時も一言二言、言うらしい・・・・。
如何にもSASAYAらしくて面白いのだが、「食べてみたい」そんなことは想定済みであった。食べたければ作る、持っててやれよと、今朝も弁当を三っ作った次第である。余談だが、この前、HIROさんと取材に行った心臓外科の大家AMANO先生は若い頃に関東逓信病院に勤務したことがある。同じ時期にSASAYAも手術室に勤務していたそうだ。その当時の話は・・・・・、訊かなかったが・・・・。
家人の同級生で、私もよく知っているSASAYA小母さんだ。心して弁当を作らして頂いたのは云うまでもない。
今日は「サイコロステーキ」がメインだが、この鹿児島産黒毛和牛は桜木町駅前のビルの地下にあるスパーで買ったものだ。後輩のSATOU・KIMINORIと一杯やることになり、約束の時間より十五分程早く着いた。時間潰しに、目についたスパーに入って食品売り場をぶらついた。大根は安くなったが、ホウレンソウは高いな・・・などと弁当オヤジは野菜売り場から狭い肉売り場へ。
パック詰めの肉が並んでいた。どの肉も安い、その安い肉がどれも美味そうで、更に国産和牛のシールが。それを見て、弁当オヤジの血が騒いだ。ステーキ肉にするか?黒毛和牛のシールが貼ってある「サイコロステーキ」にするか、其々を手に取って吟味した。
これから酒を飲もうというオヤジがすることじゃない。分っちゃいるが、弁当食材を見ちゃあ、それも最適なのを見たとあっては、ど~うにもとまらない・・・。鞄に納まりそうなやつをワンパック買ってしまったのだ。
程なく現れたKIMINORIとは、彼の案内で桜木町・野毛の片隅にある焼き鳥店「満州焼」なんて看板が掛かった店だったが。ここでチューハイを飲み、元気がついた処で馬車道の「Me gusta」へと移動。ハイボールを飲りながら古き良き時代のことや、最近の状況などを聞いて過ごした。勿論、過日の手数をかけた礼を伝えた。
この店での出演は縁の長い葉子さんとダーナであった。葉子さんは相変わらず上手だし、ダーナも味が出てきた・・・。こんなこと言うと、二人から殴られそうだが・・・・。
学芸大学に着いたのは十時半頃であったろう。駅前のスーパーには入らなかった。カバンの中に「黒毛和牛サイコロステーキ」の肉が入っているのだから。この肉を冷蔵庫に仕舞い、それから翌日の弁当メニューを考えたのであります。
サイコロステーキは勿論だが、他に・・・・。この時点で家人から、SASAYAが弁当を・・と聞いたのだ。即答で『それは想定済みだ、明日持っててやれよ』と。然し他の菜は・・・、と出た答は「大根・人参・蒟蒻と鶏肉の旨煮」「オムレツ風卵焼き」「小松菜の煮浸し」であった。
自室に戻りこのメニューをメモ、そしてお休みなさいであった。文庫本を読んでいたが・・・・いつの間にか寝入りこんでいた。目覚めたら朝、六時半になっていた。
台所に向かう・・・・食材を取りだす。処が卵が売り切れ、おまけに小松菜もなかった。一切れ残っていた鮭を焼くことにする。野菜は一本だけあったアスパラとインゲンをソテーしサイコロステーキのお供に。
米を磨ぎ、炊く。この米とぎも、しっかり磨がないと嫌なのだ。蒟蒻・大根・人参に鶏肉を鍋に掛ける。サイコロステーキを焼く、塩胡椒に醤油をひと垂らしする。家で食するなら山葵醤油がいいな…そんなことを思いながら。
これだけじゃ何だか物足りない、卵がないのが致命傷だ。冷凍庫を物色し、小さな笹カレイを発見した。これをニンニクのオリーブオイル揚げにする。
以上、本日の弁当が完成した。肉の味は上々、あのお値段でこの味ならGood! 。横浜に引っ越したいね~。
今日の夕方は、東京地区のOB会理事会。理事会の後は懇談会とつづくが、今日で理事会に出るのは最後となる。六月の総会で退任し、今度は監事をやってくれと頼まれているが・・・。断れるものなら断りたい、それが本音だ。年に一度、監査の時に出番が有るだけとは云え・・・。