オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

鶏肉香草焼き

2014-09-02 | Weblog

9/2(火) 今朝は猫に起こされることなく、早々と目覚めた。目を覚ましたのは五時頃であったろうが、カーテン越しに薄明るくなっているのが判った。その薄明るさで、天気がいいような予感を覚えた。

五時半に、弁当作りのために外に出てローズマリーを千切った。空を見ると、晴れているぜ!久々に気分の良い朝を迎えた。

今日のメニューは「鶏肉の香草焼き」と、昨晩に帰宅の車中で決めてあった。中目黒から学芸大学までの、二駅・三分間の短い間に全てのメニューが決まった。帰宅してから、食材を冷凍庫から冷蔵室に移し、朝に備えた

仕事の方も、これくらい段取りよく進めればいいものを・・・。そうは問屋が卸さない。

他の菜は、焼き物(鯖・鮎)と茄子&鶏細切肉の味噌炒め、パスタサラダ(胡瓜&ポテト添え)である。追加するとすれば、卵焼きであるが、これは朝の状況次第と、万端の設計図が出来上がっていたのだ

こう云う朝は楽だ、只々作業を進めるだけのこと。ジャガイモ・ピーマン・シメジ・茄子・タマネギと、使う野菜を積み上げて下処理をする。湯を沸かしてパスタを茹でる。鶏肉は赤ワイン・塩胡椒にローズマリー・ローリエに着ける。できそこないのキュウリは、昨晩の内にワニテル特製の塩麹で揉みこんである。

                        

そんなことで、後は火加減と味加減の腕次第だが、これがなかなか上手くはいかない。が、それも良しとしよう。この段階で、飯が炊きあがったとピィーピィーと釜が呼ぶ。                  

昨日とは大違いで、朝早くから仕度をしているので出来上がりも早い。時間は十分あるので、追加の卵焼きを作ろうかと卵のパッケージを手にした。軽い?中を見ると、なんと空っぽ!在庫切れとなっていたのだ。まあ結果的には作らないで正解、当初の菜で弁当箱は満杯となったから。

              

味加減をしながら、今朝もなんとか弁当が仕上がった。面白味に欠けるが、OYAJIの弁当なんてのは、こんなもんだろう。

                      

今朝焼いた鮎の開きは、日曜日に試作したものだが・・・。一切れ喰ったみたが、塩の塩梅が弱いな・・・・。それにしても気になるのは「安田川」だ。昨日も、安田川漁協のお嬢さんのFaceBookを覗いたが、依然として川の状態が良くないようだ。これじゃ、九月も半ばにならないと旨い鮎に会えそうもないな・・・。

 

昨日の退社は、19:30であった。外は雨が降りしきって、道行く人の姿も少ない。その雨の中を一人向かった処は「ちょっぷく」である。先週の金曜日、終電まじかになって変な婆さんを連れて行った、お詫び、謝りなのだ。

店に入ると、店主のYAMAちゃんが寄ってきて曰く「あの婆さんはなんなんだよ、えらく酔ってたし態度がでかかったぜ」と。『いやはや、申し訳なかった。なにしろもう一軒行こうと煩いものだから、YAMAちゃんとこの灯りが点いてたから寄らしてもらった。お蔭で助かったよ。』お礼なのか、謝りなのか、訳の分からん会話をした。

「後からさ、ARIさんは趣味を変えて婆さん好みになったのか」と笑ったよ。『バカ野郎~、俺やぁ、敬老精神が篤いんだよ。でも参ったよな~』と応えた。大笑いをした後、「でもあの婆さんが帰る処を見てたら、ふらふらして揺れながら歩いて行ったぜ」「近所で店をやってるって言ってたが、あれで客が来るんか?」と言う。

俺の知ったことじゃねや、袖触れ合うも他生の縁って云うから・・・。ちょいと一杯ご馳走しただけのことだ(かなり飲んでたな、俺の銭で)。それも、せがまれた上でのことじゃないか。人形町で生まれ育って七十余年とかエバってたが、あれじゃ長生きしそうにもないな・・・。

婆さん、達者で暮らせよ。今度顔を合すことがあっても、知らんぷりするからな。趣味が変わったね、なんて言われちゃ敵わないからな。

 

そんなことで「ちょっぷく」にて常連客、店主やその相方を相手にバカ話をしながら一時間程を凄し、生ビール・ハイボール二杯・ワイン白・赤・白で切り上げた。外の雨は一層激しくなっていたが、家路に就いた。雨が酔いを流してくれたのか、メトロの中目黒駅に着いた頃は覚めていた。お蔭で今朝のメニューは、素早く決まったのだ。

 

 

 

 

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