オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

弁当

2012-07-04 | Weblog

7/4(水) 今朝は駒沢公園までのコースを一時間弱の散歩。雨上がりの緑道を行くと、風が吹き抜ける度に雨粒がぱらつく。今の季節、咲く花も少ない。それでも早朝に歩む緑の小道は気分がいい。

                     

途中、妊婦の散歩連れに出会う。思わず自分の腹に目が下りた、ご愛嬌とは云いがたい。

五時過ぎに家を出たので、帰り着いてからも時間はタップリとある。それに、散歩に出かける前に炊飯器を仕掛けておいた。夏場の趣旨に反し弁当を作ることとした。

弁当は暫く休止の誓いにも拘らず、早々に弁当を作ることになったが、何事にも柔軟性が大事。朝令暮改と変更・変心は世の習い、臨機応変、三つ子の魂百までも、である。

実は、昨夜のうちから弁当作りを目論んでいた。早めに地元駅について、線路沿いに帰宅のすがら閉店間際の総菜屋の呼び込み「全品半額・半額です」の声に引かれて、トンカツを買った。この店は、8時過ぎが2~3割、8時半から閉店の9時までは5割引セールなのだ。

この半額トンカツで「カツ煮」を作ろうと目論んでいた。会社の隣のソバ屋「高松」のカツ丼やカツ煮が滅法旨い。この旨いカツ煮をイメージしながら弁当の菜にしようと云う次第。

                        

トンカツは有るし、後は出汁の加減だけである。作り方は至って簡単なのだ。カツ丼弁当にする手があるが、家人は嫌がる。そこでカツ煮なのだ。となれば、他の菜も欲しい。

「根菜の煮物(大根・人参・椎茸)」と「ミートローフとシメジ・ピーマン炒め」「鯖の燻製焼」をお供にした。鯖燻製は、会社のU老がご推奨する酒悦製である。U老が、騙されたと思って一度食べてみたら、とくれた代物。

              

変り映えもしない、そんなラインナップの弁当作りである。実に簡単に出来上がった。今日はKにもカツ丼弁当を持参することとした。私は、今朝の散歩で妊婦の腹を見て我が腹に目が行くような体たらく、当面は昼飯は抜きの日々である。

                                   

 

 「昔話で花を咲かそう・・・」

今夕は、26・7年前に職場を同じくした方々と会う。本社でユニホームの調達などを担当していた頃なので、昭和も終ろうと云う60年代に職場を共にした、上司や同僚である。

この中のお一人、Yさんとは仕事が異なる、行官庁から見えた方である。来られた当初は、隣のシマに一人で待機して居られた。私たちの部門で飲み会をやる時は声を掛け、すっかり仲良し組みとなった。

我々が「役人は・・・云々」と言うと、『電電の方が役人よりずっと官僚的だよ』と具タ例を挙げて訂正された。洒脱さと洞察力、分析・提言・行動の大人であった。私たちは、その人柄に惹かれて、一層親しくなった。その後、電話業務抜本改善チームのトップを務められた。現在は、地元でシルバーボランティアをされながら悠々の日々とか。

今回の呼びかけをしてくれた先輩のMさんは、百姓仕事で忙しいとか。退職後の野菜作りが嵩じて、講師役だった農家から助っ人を頼まれて本業になりかねないような様子。情熱・実践・緻密・戦略と三拍子・四拍子が伴った凄い方である。「仕事が出来る人」という言葉がピッタリのMさんである。私が今の仕事に就いてからも、幾度お世話になったことか。

歌と酒を嗜む部長だったUさんは、数年前に大病をされたと聞く。すっかり快復されているようなので、美声が聴けるかもしれない。この他、同郷で大声が特徴のIさん、「花のニッパチトリオ」と勇ましく六本木辺りを徘徊していたT君が、今宵のメンバ-。

残念なのは、トリオの一角を占めながら、鳶に油揚げを攫われ役だったK君が松山市と遠方のために来れないとか。

またしても、昔話で花が咲くか・・・。夏場の花の少ない時期、せめて昔話で花を咲かそう。

 

 

コメント
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