足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ユーロ中央銀行の政策に関心・・・・東京市場での注目株

2015-01-21 06:18:34 | 投資戦略
連休あとのNY株は一時240ドル以上の下落になったが、後半は戻り歩調。特にナスダック指数が牽引した。ヨーロッパ中央銀行の緩和策に関心。
空輸株は昨年の株価のリード役であったが、この日もデルタ航空(DAL)がエネルギー価格の急落のおかげで20億ドル(2300億円)のコスト削減になる報道で7%近く急騰し、他の空輸株も上昇した。昨年のS&P500の業種別の上昇率でも際立った業種である。
ナスダック指数ではハイテク、バイオ株が好調。
先週から「トリトンスクエア通信」でも空輸株に注目を始めた。米国株ではアメリカン・エアラインズ(AAL)、東京市場では日本航空(9201)の推奨が皮切りだ。
エネルギー価格の急落で業績が上昇する。この日のデルタ航空のように、先行き見通しの増額修正が始まるだろう。それに世界的に空輸株は再編成とM&Aが進み、過当競争が沈静化し大手企業の業績の好転が目立つ。
今週はANAホールディングス(9202)と米国のサウスウエスト・エアラインズ(LUV)に注目した。最近、サウスウエストにヘッジファンドの注力が目立つ。昨年は米国株ではダントツの人気を集め株価は2倍近くになった。われわれが投資しているヘッジファンドが当面の世界での人気銘柄のトップ・ピックに上げている。
日本の空輸株は2020年の東京オリンピックと最近の訪日外人客の急増の恩恵を受ける。
長期的に注目できる銘柄である。
ほかに目先は自動車株の出直りに注力し、特にマツダ(7261)の出遅れを見直したい。