足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株の波乱の原因

2015-01-14 07:00:49 | 投資戦略
NY株は1日の変動幅が400ドル以上と波乱をした。引けかけて戻し27ドル安で終わった。
変動幅が大きいのは投資家の心理状態がなかなか固まらないからで、ユーロ圏での資産買い上げという欧州中央銀行の買い上げ政策にドイツの反対が流れたことも一因である。ドイツの合意を取り付けることが、大きな条件である。
引き続き原油の新安値が相場の頭を抑える要因であることには変わりはない。
相場の波乱は強弱観の対立がもたらせたものだ。
このような動きを繰り返しながら相場は底値を固めている。
任天堂(7974)の株価の動きが年初来、市場の波乱に比べて安定していると感じてきたが、株価には春にかけてモバイルでのゲーム市場に反撃を加えることが織り込みはじめったのか?

話題が変わるが・・・
最近の任天堂に関しての米国での記事の数が増加しているのは、これまでか注目してきたが、国内よりもアメリカを中心に海外での関心の高さが目立つ。
昨日のウォール街は日本では今夜11時に新戦略を打ち出す可能性が高いとみる。
WiiUへの関心がすっかり萎み、業績回復のメドがこれまでは全く把握できなかった。しかし会社はモバイル端末向けのゲームの攻勢を受け、完全に守りの姿勢にはいってきた。
その閉塞感を破るニュースの発表をウォール街が期待する。
今夜11時には岩田社長は昨年の入院いらい投資家の眼に姿を見せなかった。
今回は春のシーズンに控えての一連ソフトの発売にある。同社にとってはこれまで積み重ねてきた新製品と年内に発売される発表される新商品の具体的なヒントが出てくることが期待できる。
最近はモバイル最大手のガンホー・オンラインとのコラボとである「パズルドラゴン」との協業の話も出るだろう。
米国ではゲームソフト関連の株価の復調が昨年から目立つ。
東京市場でもSNSゲームの飽和状況をターゲットに攻撃に期待したい。
任天堂への再認識の時期の到来である。