足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

新年度の相場が始まる

2010-03-29 07:54:27 | 株式

天気は晴れ、春が来た。2007年以来、雇用に一条の光が射すか?

今週のウェブサイト「MarketWatch」の相場欄は、こんな0文章で始まっている。

金曜日(42日)に米国の雇用統計(3月)の発表がある。2007年以来、久しぶりに雇用者数が増えることは確実である。バーナンキ議長が景気指標としてもっとも重要視している指標の一つである。事前の予想では50,000200,000増と幅のある予想が出ているが、数字がプラスになることは確実である。これまでの悪天候という特殊要因もあって年初来の雇用の数字はももたついてきた。

20万人超の数字が出れば株価は大きく反応するだろう。

東京市場でも本日は3月決算の配当落ちであるが、どれだけ配当分を埋めるか?最近は配当取りに投資家の関心が集まっているだけに、本日の相場の大きな関心事である。

ハイテク、素材にウォール街は注目する。いずれも景気の回復でいちばんはじめに恩恵を受けるセクターである。

われわれはハイテクのなかでも3D3次元)映像関連に注目してきた。久しぶりの大きな材料であるからだ。

TVの鮮明度が増し、新しい楽しみが視聴者には増える。

TVの機能が一段と高まることは、関連部品の使用量がふる。

先週末には日経新聞に半導体メモリーの価格が不重要期であるのに9%も上昇したことが伝えられた。3月決算への好影響が期待できる。

エルビーダ(6665)の株価の動きに期待している。