ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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冬に備えて

2011-12-19 23:04:45 | 日記

 先週の金曜日から土曜日にかけ、北からの寒気の流れ込みにより、北陸地方では平野部でも積雪を観測しました。いよいよ本格的な冬のシーズンに入った気がします。

 我が家では、外の水槽で飼っているイシガメ(今年捕獲した個体)を越冬させるべく、水槽の中に陸地を作り落ち葉を敷き詰めました。外でカメを越冬させるのは初めてであり、変温動物であるカメが凍りつくのではと心配にもなったので、さらに水槽を新聞紙で包み、保温効果を高めたりしております。・・・しかし、実際にうまく越冬させることができるのかどうか、ちょっと不安です。

 

 ところでカメと言えば・・・福井県庁の周りにお堀があるのをご存じでしょうか。お堀にはコイやフナなどが棲息しているのですが、ミシシッピーアカミミガメ(いわゆるミドリガメ)もかなりの数の棲息を確認することができます。中には小さな子ガメも確認できるので、どこかで繁殖していると思うのですが、お堀の中はすべて水で満たされており、カメが産卵できるような陸地は見当たりません。いったいどうやって数を増やしているのだろうと不思議に思いながらみていたりします。

―――今年最後のブログでまたつまらないことを書いてしまいました。ここまできたら最後まで書こう―――このミドリガメは言わずと知れた外来種であり、繁殖力も高くすばしっこいため、日本の固有種でのんびり型のイシガメやクサガメ(クサガメは外来種であるとする説あり)の勢力範囲をどんどん狭めているという問題があります。

 カメに限らず、その他の爬虫類や両生類、魚類などの多くが外来種によって数を減らし、種の存亡に瀕しているものも少なくありません。

 日本の各地では、ミドリガメどころか凶暴なカミツキガメが繁殖している場所があったり、都心でも浄化能力の増強で水質が改善した多摩川にアリゲーター・ガーが泳いでいるといったニュースを見たり・・・100年後に日本の自然環境はどうなってしまっているのだろうか・・・。

 

 年明けからは組合活動も忙しくなりそうです。地方と中央のパイプ役として、しっかり使命を果たしていきたいと思います。

 

≪北陸ナマズ≫