夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

世界的ピアニスト、M.ポリーニさん御逝去、ささやかな私の想いで・・。

2024-03-28 16:20:19 | 喜寿の頃からの思い
 
先程、ときおり愛読している【 読売新聞オンライン 】の記事の中で、
 
マウリツィオ・ポリーニ氏(2002年11月15日)
マウリツィオ・ポリーニ氏(2002年11月15日)


ミラノに生まれ、10代から国際コンクールで頭角を現した。
1960年のショパン国際ピアノ・コンクールで1位となり、
卓越した技巧は、審査委員長だった大ピアニストのルービンシュタインから称賛された。

60年代末から本格的な活動を始め、
研ぎ澄まされたタッチと楽譜を深く読み込んだ解釈で、名声を確立した。

レパートリーは、バッハ、ベートーベンからショパン、シューマン、ドビュッシーまで幅広く、
ブーレーズなど第2次大戦後の現代作品も得意とした。
正確無比で優れた録音にも定評があった。

1974年以来、たびたび来日公演を行い、
自ら企画したシリーズ演奏会を行うなど多くのファンに親しまれたが、
2018年の来日が最後となった。

    【 読売新聞オンライン 】エンタメ・文化 

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。



私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であるが、
昨日の午前中のひととき、私は主庭のテラスに下り立ち
樹木、草花を眺めながら、煙草を喫っていると、
近所のお宅からピアノの音色が聴こえてきた・・。

女の子の弾くのは、バイエルの何番かしらと思ったりした・・。

私は小説、随筆などの読書、居間で映画を観たりしているが、
ときおり音楽も聴いたりしている。


音楽に関しては、小・中学期の音楽の通信簿は『2』の劣等性であり、
音譜も読めない素養のない身である。

25歳の時に、民間会社に中途入社した時、この中の音楽事業本部に要望し、
この中のひとつの大手レーベルが、まもなくレコード会社として独立され、
私も配属されて30数年勤めたのであるが、
私自身は管理畑で情報部門を大半を所属した身であるが、
職場上は音楽が流れたりしていたので、何かと音楽の数々を聴く機会が多かった。

これまでの私は、二十歳の頃に偶然に、
モーツァルトの《ピアノ協奏曲 第20番》に魅了されたぐらいで、
クラシックの名曲を殆ど知らなかったひとりであった。

こうした中で、業務上の関連として音楽の曲の話題になると、
恥をかくことが多く、無邪気な私であったが、
それなりに各分野の曲を平然と聴いたりしていたが、
いまだにオペラとジャズは苦手である。


私が昭和48年前後の頃、ある休日の時に、
ショパンの『12の練習曲 作品10』を聴き、瞬時に魅了された・・。

ピアニストのポリーニのレコードであり、

私は熱愛し、半年ばかり殆ど毎晩聴いたりした・・。

その後、『25』も発売されて、私なりに愛聴した。

そして10数年後、CDの時代となり、レコードと同じ録音であるが、
たった一枚で『12の練習曲 作品10、25』が収録されているので買い求めたりした。


年金生活の今、各分野の音楽をその日の心情で聴いたりしているが、
クラシックのピアノの名曲の中で、
最も聴くことが多いのは、2枚のCDである。

小説の世界にたとえれば、
長編小説としては、モーツァルトの『ピアノ協奏曲 第20番』で、
短編の小説を集めたれたのが、ショパンの『12の練習曲 作品10、25』であり、
私としては、最上の作品として、愛聴している。


つたない感性から選定したのであるが、
具体的に何が良いのか、と問われれば、
ご自分の愛している女性のどこが良いのか、
と同様な質問と思われるので、明記しょうがないのである。

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