久しぶりにまた見た。何度目か?その間色々な情報にも当たった。
年代は1970~1985年くらいだと思われる。ニューヨークで道化師、大道芸人として薄給で生活しているであろうアーサー・フレック。病気のお母さんと二人暮らし。笑うべきでない時に笑ってしまう病気がある。福祉の制度で薬をもらったり、カウンセリングを受けたり出来ていたが、市の政策が変わって薬はもらえない、カウンセリングも受けられないという事になった。その状況で更に仕事も失ってしまう。
この映画ではアーサーがジョーカーになっていく過程を描いている。『バットマン』や『ダークナイト』などを見てないと、ジョーカーがどういう存在として認識されているかわからない。実際僕はわかってない。
アーサーにしてみれば、人を殺す事は社会や金持ち達への復讐なのではないか?また、自分をだました奴や、馬鹿にしたり暴力を振るったりする奴は殺しても良い。銃を持っていればそういう事が出来る。
ジョーカーが行う行為は、全て“ジョーク”なんだという事なのではないか?というのが結論。残虐に何人も人を殺しても、“ジョーク”なんだよと言って済ます事が出来る。つまらないジョークだが。
どのシーンが実際のシーンで、どのシーンがアーサーの妄想なのか、よくわからなく作っているようにも思えた。