goo blog サービス終了のお知らせ 

Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

柴田よしき『聖なる黒夜』

2012-02-28 00:12:18 | 読書



結論としてはいまいちだった。まだ読了してはいないけど。

登場人物もかなり多い。上下巻で各500ページ以上あるので1000ページ以上あった。途中でこの人物は何をした人だったかわからなくなってくる。文章は読みやすい。会話も多いから速く進む。同性愛者やバイセクシャルの人物が多く出てくるから同性愛的な描写も多い。出てくる人物は同性愛に理解がある人物が多い。しかし、ここまで多いとちょっとリアリティが無いように思う。

俺は読書に刹那的な楽しみや喜びだけを求めているのではない。ストーリーが突飛で予想を裏切り続ける展開をハラハラ感じながらあっという間に読み終えた、というのが良い読書体験だとは思わない。それだと時間を潰したという感じになってしまう。心の深いところに何かが残る、時間が経ってから何らかの感情が湧き起こってくるというような読書体験をしたいと思っている。

まだ読み終わっていないが、七割くらいはもう読んだ。この本が単なる時間潰しになるかどうかはまだ結論づけられないが、読み返す事はないと思う。

amazonのレビューは好意的な人が多かったが。
コメント    この記事についてブログを書く
« 河村たかし名古屋市長は正しい | トップ | 浮いている部下 »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

読書」カテゴリの最新記事