Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

村上春樹作品のレビュー

2014-07-07 14:30:39 | 読書
アマゾンのレビューを参考にして本やDVDを買う時がある。その内容は支持・共感出来る時もあるし、出来ない時もある。
買うべきかどうかの基準は内容よりもレビューの数だ。一つの作品に100も200もレビューが寄せられていると、読んだり見たりしてみても良いかなあという気になってくる。
と思っていたのだが・・・。

村上春樹さんの作品に対するレビューを見て認識を改めた。村上春樹さんは日本を代表する小説家であると俺は思う。本を書けば万単位の予約がなされ、たちまちミリオンセラーにもなる。熱心なファンもいるしブームに乗って買う人も多いだろうがなかなか無い事だ。
アマゾンでも作品のレビューが多いが、実はその内容はひどいのが多いのだ。
失望した、騙された、マンネリだ、女性を描写出来てない、時代背景をもっと勉強しろ、使う言葉が古くさい、村上春樹はもう終わった、こんなに売れる理由がわからない、すぐ古本屋に持ち込んだ・・・、などなどである。五つの☆印で評価するのだが、☆は一個の人が多い。

熱心なファンじゃない人のほうが、熱心にレビュ―を書いているような気がする。何度も同じ内容のレビューをしつこくコビーして投稿している人もいる。村上春樹さんをとにかく酷評したいのだろう。おとしめたいのだろ。こういうのなら読まなくてもいいやという気になって俺は読むのを止めた。

俺は村上さんが何か出せば100%買う。自分で読んで何かを感じれば良い。他人に広く知らしめなくて良い。面白いなあとかすごいなあという話を誰かとしたいとは思うけど、村上春樹ファンとはめぐり会わないのだ。

買ったものが自分に合わなかった時、わざわざ時間を掛けてレビューを書いてその対称を罵るのだろうか?
俺は面倒だからやらない。書くには何度も読む必要があると思うが、嫌なら読みたく無いのではないか?

こういう人々は村上春樹さんに対抗して小説を出して欲しいものだ。レビューではなく。
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