Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『EO』

2023-06-01 01:53:07 | 映画,DVD,ビデオ

灰色のロバ・EOは、心優しい女性カサンドラと共にサーカスで幸せに暮らしていた。しかしサーカスを離れることを余儀なくされ、ポーランドからイタリアへと放浪の旅に出る。その道中で遭遇したサッカーチームや若いイタリア人司祭、伯爵未亡人らさまざまな善人や悪人との出会いを通し、EOは人間社会の温かさや不条理さを経験していく。

旅をしながらロバのEOが見た人・物を映し出した映画かな?

ロバのEOは何もしゃべらないから、そこで起こっている事についても、EOがされた事についても、それに対しての見解というか感想は、映画を見ている観客に委ねられる。というか、観客に丸投げという事。どう思うか?どう感じるか?は観客次第。制作側は汚いとも言える。

ロバはかわいい。馬みたいに大きくないから、大きめの犬みたいな感覚で家で飼えそうな感じに見える。田舎で運動出来る広々とした草が生えてる山でもあれば、世話するの楽そうに思った。肉食でもないから、おとなしそうだし。

最後は観客に見せない。観客に想像させる。EOは殺されちゃったのかな?と。

あまり幸せではないロバのロード・ムービー。僕は悪いとか酷いとは思わなかった。もう一回くらい見たいと思った。心に残った。

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『マネーボーイズ』

2023-04-21 23:27:39 | 映画,DVD,ビデオ

フェイは都会で恋人シャオレイと同棲しながら、体を売って田舎の両親に仕送りをしている。田舎の家族はフェイの仕送りを当てにしながらも、彼が同性愛者であることは決して受け入れようとしない。ある日、フェイが顧客に暴行されたことを知ったシャオレイはその男を叩きのめすが、男の部下たちの報復に遭う。フェイは警察に捕まることを怖れ、シャオレイを見捨てて逃げてしまう。5年後、別の都市で男娼として羽振りの良い暮らしを送るフェイのもとに、同郷の幼なじみロンが転がり込んでくる。そんな中、フェイはシャオレイと偶然にも再会を果たす。

 

最初人間関係がよくわからなかった。顔の違いもよく分からず、主人公がどの俳優なのか、しばらくわからないで見てた。

田舎の親戚なのか?近所の人なのか?結婚してない主人公に対して、人間のクズの様な扱い。

田舎からフェイをあてにして出てきたロン?は、ゲイ的な素養があったのだろうか?

エロシーンは少なかったし、上半身しか映らない様に撮っていた。

山東省に行くという夫婦は、結婚する時は偽装結婚と言われていたが、妊娠して普通に夫婦として生活している。もしかしたら男の方は元男娼だったのかも?そのあたりも最初の記憶がおぼろげで確信が持てない。

かつての恋人シャオレイは、まともに歩けなくなっていた。かつての恋人は、男娼をやめて、女性と結婚して子供もいる状態で再会する。それぞれは、今のそれぞれの生活を続けるのだ。

もう一度見ないと僕はわからないかも。

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『パリタクシー』

2023-04-21 01:26:18 | 映画,DVD,ビデオ

『パリタクシー』

人はしゃべればしゃべるほどほど、相手を信用するようになるのだなあ、とあらためて思った。たった一日一緒に過ごしただけでも。まあ、一日ずっと話せば信用出来るかどうかはわかるかな?

92歳のおばさんの人生が波乱に満ちていて、最後は身よりも無く孤独な晩年を生きているのに、笑顔で明るいのは素晴らしい。こうありたい。

最後の、おばさんの思い切った行動は、映画の世界の話だとしてもやり過ぎに思うけど、他にあてが無いから、こういうのもありだな。

91分と短くまとめてあって見やすい。ハッピーエンド?じゃないのかもしれないが、面白くて温かい映画だった。見て良かった。

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映画2本見た

2023-04-06 21:34:46 | 映画,DVD,ビデオ

 

頑張って?午前中から映画を見た。『わたしの幸せな結婚』。
目黒蓮は『月の満ち欠け』で見た印象と、『わたしの幸せな結婚』のポスターでの印象が全然違う。映画では『月の満ち欠け』と同じ人だった。目黒蓮って背が高いんだな。長髪・金髪はなぜ?
目黒蓮は明治か大正時代の軍人の役。その嫁になる今田美桜は継母やその娘である、血の繋がりの無い妹に虐げられて生きてきた女性の役だった。
途中で少し眠ってしまったようだ。

一旦帰宅して、近所の整骨院へ。初めていくところ。このところ、右のひざが非常に痛いのだ。床にひざをつくというのが非常に辛い。起きたり、横になるのはそれほどでもない。
運動不足だと思う。ひざだけでなく、周囲の筋肉が硬直していて柔軟性を失っている、と言われた。もみほぐして柔らかくしていこう、というのが治療の方針になった。もみほぐすと言うが、めちゃくちゃ痛いのだ。しかし、一度やってもらうと体が軽くなる感じだ。
整骨院と接骨院はどう違うのか?


電車で新宿へ。
新宿武蔵野館で、『オマージュ』という韓国映画。『パラサイト』の家政婦役だった女優が主役だったから見たが、あまり面白くなかった。盛り上がりらしきところなかった。

もう一本見るつもりだったが、眠ってしまうから断念。チャーシューメンを食べて、コーヒーショップへ寄ってから帰宅。

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『ベネデッタ』

2023-04-03 14:01:58 | 映画,DVD,ビデオ

17世紀、ペシアの町。聖母マリアと対話し奇蹟を起こすとされる少女ベネデッタは、6歳で出家してテアティノ修道院に入る。彼女は、修道院に逃げ込かんできた若い女性バルトロメアを助け、秘密の関係を深めていく。そんな中、ベネデッタは聖痕を受けてイエスの花嫁になったとみなされ、新たな修道院長に就任。民衆から聖女と崇められ強大な権力を手にするが……。

歴史上本当に起こった事?ある程度?実在の人物のようだ。

ベネデッタが聖痕(手足がくぎか何かで貫通したような跡?)をいくつも受けたり、ベネデッタにイエス・キリストが乗り移って男性の声で話したりというシーンが何度かあったが、僕は本当にそういう事が起こっているという認識で見ていた。そういう事はあると思う。映画では捏造の可能性があるようにも描かれていたが。

ベネデッタがバルトロメアと仲良くなるきっかけか?ベンチの様な仕切りの無い便座に二人が座って排便なのか?排尿なのか?をする場面。プーとおならをするのが面白い。

エロい小道具がいろいろ出てきた。苦悩の梨?は拷問する道具なのだろうが、画面にうつらなかった。バルトロメアの性器の中に入れて、そこを拡張していく拷問に使うようだ。

木彫りのマリア像を大人のおもちゃにしたり、レズビアン的な行為をバルトロメアと行う。全部が史実なのか?監督によって悪意をもって脚色されたところもかなりあったと思う。

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映画見に行くけど 眠っちゃうんだよね

2023-03-30 15:51:24 | 映画,DVD,ビデオ

 

映画も時々見ている。本もパラパラ読んでいる。今月アップロードがあまり出来てない。

映画は途中で眠ってしまう事多く、抜け落ちた場面があって、レビューするも何もという状態。睡眠不足なのか?睡眠時無呼吸症候群なのではないか?

アップロードはしないけど最近見た映画としては、『レナードの朝』、『シャイロックの子供たち』、『Everything  Everywhere  All  At  Once』、『湯道』、『Blue  Giant』、『Winny』。

『Blue  Giant』が一番良かったと思う。忘れていた気持ちを思い出させてくれる良い映画だった。

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『エゴイスト』映画

2023-02-13 07:37:16 | 映画,DVD,ビデオ

14歳の時に母を亡くした斉藤浩輔(鈴木亮平)は、田舎町でゲイである本当の自分を押し殺して思春期を過ごし、現在は東京でファッション誌の編集者として働きつつ自由気ままな生活を送っている。そんなある日、浩輔は母(阿川佐和子)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの中村龍太(宮沢氷魚)と出会う。浩輔と龍太はひかれ合い、時には龍太の母も交えて満ち足りた時間を過ごしていく。母に寄り添う龍太の姿に、自身の亡き母への思いを重ねる浩輔。しかし2人でドライブの約束をしていた日、龍太はなぜか現れず……

 

浩輔はパーソナルトレーナーに指導を受けて筋トレを始めるのだが、帰り道にトレーナーである龍太が浩輔にキスをする。こういうのってあるわけないよな?浩輔は龍太のお客さんなわけだし。トレーニング中にやっても大丈夫と見極めたのかもしれないが、ちょっと現実的じゃない感じがした。

浩輔はゲイ仲間で集まって飲み会をするのだが、みんな同じ様なオネエ口調で話す。

ファッション誌の編集者ってどれだけ金を稼ぐのか?かなり高級なマンションの最上階に住み、部屋は生活感が無い。高そうな絵が飾ってある。

浩輔が龍太にお金をあげるという行為をどう受け取るか?こういうのあるんだろうか?

『施し』?

圧倒的に経済力に差がある場合でも、やるかな?そうしてやらないと生活出来ないほど困窮しているようには見えなかったが。受け取る方も誇りとか無いのかな?

 

僕にとって鈴木亮平は『虎狼の血 Level 2』のヤクザのイメージが強いのだが、全くよく違う役になり切れるものだと感心はした。それでも何か合ってない感じは最後まであった。

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『そして僕は途方に暮れる』映画

2023-01-23 22:52:59 | 映画,DVD,ビデオ

自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)には、長年同棲している鈴木里美(前田敦子)という恋人がいるが、浮気がばれて里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二(中尾明慶)、バイト先の先輩・田村修(毎熊克哉)、学生時代の後輩・加藤(野村周平)、姉・香(香里奈)、母・智子(原田美枝子)のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。

こいつはヒモなのだろうか?と思った。いい年をしてフリーターで、女の家で居候しているくせに何一つやらない。電球も取り替えない、ティッシュペーパーも買いに行かせようとする。と思ったら、友人・伸二の家に泊まりに行っても、食べた物を片付けない、伸二に布団を敷かせる。伸二が注意をしたから、次に行った先輩の家では自分で買い物をしてきてしおらしくしていたけど、ダニ、タカリのたぐいの奴なのだ。

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『戦場のメリークリスマス』

2023-01-19 10:37:52 | 映画,DVD,ビデオ

 

舞台は大東和戦争中のインドネシア。1942年日本軍が当時インドネシアを制圧していて、その捕虜(俘虜)収容施設で起こった事。

 

朝鮮人軍属のカネモト(ジョニー大倉)が、オランダ兵俘虜を犯すという事件が起こるところから映画が始まる。

日本軍の輸送隊を襲撃したイギリス陸軍少佐のセリアズ(デヴィッド・ボウイ)は、バタビア(ジャカルタ)で軍法会議

 

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『ひみつのなっちゃん。』

2023-01-16 18:40:47 | 映画,DVD,ビデオ

 

ある夏の夜、新宿2丁目で食事処を営む元ドラァグクイーンのなっちゃんが急死した。友人のモリリン、バージン、ズブ子の3人のドラァグクイーンは、なっちゃんが故郷の家族にはゲイであることもドラァグクイーンをしていたことも隠していたと知り、慌ててなっちゃんの自宅アパートに忍び込んで証拠隠滅を図る。そこでなっちゃんの母・恵子と鉢合わせした3人はどうにかその場を誤魔化すが、恵子から葬儀に参列するよう誘われ、なっちゃんの故郷である岐阜県郡上市を目指すことになる。

 

ドラァグクイーンになりたいとか、やってみたいという願望を僕は持った事が無い。見映えもしないだろう。

彼らは特殊な人ではなく普通の人だと思う。ゲイと関係あるのかないのかもよくわからない。一種の変身願望ではないのかな?

ドラァグクイーンにも様々な人がいると思うが、僕はズブ子みたいのは好きではないな。うるさいし、しゃべる一言一言がくだらない、つまらない。面白くないならしやべらないで良いと思う。

この映画は、郡上八幡(ぐじょうはちまん)という町の伝統的な踊りと関連づける必要性あるのかな?なっちゃん(カンニング竹山)が生前よく躍っていたわけでもなさそうだし。

バージンさん(滝藤賢一)は、何かはっきりしないキャラクターになってしまってた様に感じた。

ドラァグクイーンを扱ったのは良いと思う。松原智恵子さん良かった。方言のせりふも良かった。渡部秀は女装してもきれいだった。

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