年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

手術が終わる

2016-06-22 21:59:49 | Weblog
 形成外科の手術あり無事終了。

 形成外科・顎顔面外科の手術を受けた患者さんが退院するのは早そうだ。妻が3年前に入院していた病室とは違うものの同じ11階の4人部屋、同室者が2~3日前に入院したとお聞きしたが今日はすでに二人が退院されたとか。
 
 1時~4時の手術予定の説明を受ける。前の患者さんの手術に時間がかかったのだろうか、20分遅れて連絡があった。病室から前のようなストレッチャーに乗せられることもなく、車いすに乗るでもなく右手に点滴中の輸液ポンプスタンドを転がしながら歩いて手術室に男看護師さんとおしゃべりしながら入って行くのを4階まで見送り、「気合い入れていこうぜ」と試合開始前のエールを奥さんの背に送ってみたが、本日見送る方が腰を曲げながらの、いⓦゆる猫背のさらに曲がった上半身のようだから、奥さんから早く休んでおくようになどと指示される始末。なんだかおかしいが・・。
 終了予定時間通り4時に連絡ありオペ室前までお出迎え。担当のT女医さんは、執刀の疲れもなさそうにこともなげにオペ室から出てきてエレベーターの前で術後の説明を簡単にしてくれる。「奥さんが用事があるから早く帰りたいと云ってますので今週末くらいに退院を考えてます・・」だと。何度かT女医と私も話しているけれど、この女医さんは患者の目線できちんと話をすることができる医師だと思っている。どのようにすれば患者さんが高質な生活を送ることができ得ようかと考えている節がある。反面、私の印象として外科系のDrは話し方の稚拙な人に出会うことが多かった。秀逸なる国家資格を保有する医療技術のサービス提供者として自分は医師を見ている。でも人としての高潔な人格を持っているかどうかは知らない。今まで私の家族を数多い病院に送り込みたくさんの医師からそれぞれの説明を受けた経験から言えば、話し方説明の仕方など学ばなければならないだろうと思う医師に時々出会った。医師の権威もしくは権力行使が出来なければ、この人はどうなんだろう・・などと不遜に思ったりして・・・。
 妻は手術室に入る前に、美人になるやろか・・などと云いながらオペ室に入って行ったが、もちろん3年前の事故手術と違っておしゃべりができることに少しは安堵しておる。このような気持ちを作ってくれたのはT女医であろう。
 貧で粗で野であるも潔であり、賎でもなく卑でもなく、ただ品や格を目指すような・・・

 手術が終わった4時頃の窓の外は雨が小降りになったみたいで遠望することができた。さぁ、早めに帰って60分お喋り会の資料を作らねばならないゾ。