年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

農耕民族の血流

2016-06-10 00:00:00 | Weblog
 農耕民族の特徴は牧畜・狩猟民族との違いの一つに定住型と移動型にあるんだろう。後者のそれは明日の餌場を捜し飛ぶ鳥や四足の動物を獲るために新しい場所を追い求める、また牧草を探して移動するような生活様式に比べて、前者のそれは定住ゆえ、見るもの関わるものが一定であり、いきおい周囲との協調を常に視野に入れながらの生活様式に陥り、いつも同じパターンとなること、生活のルールから逸脱しないことが求められるのかもしれない。みんな誰にでもよくわかるような相互理解型とならざるを得ない。暗黙の了解ごと、invisible rule のようなものがあり、逸脱することに対して一斉の非難の声が上がるんだろう。

 自分たちは35年ほど前に今の土地に移動して定住した。そしてこの畑で、何らかの作物を趣味テイドに作ってきた。毎年今の時期に植えるのは、サツマイモ。今年は農業専門の忠さんが手取り足取り奥さんに指導をしてくれている。クワの打ち方から苗の植え方、芽のかき方など。今朝はりゅうきゅう芋は、このように植えると良いよ・・と教えてもらい、苗を35本植えた後は、初物でごぼうも植えた。果たしてどうだか?

 こうすればよいとか、こうしなければならない・・などの意見がかまびすしい。いつもTVによる情報や図書館で借りた野菜の作り方ノウハウ本から知識を得て畑に向かう奥さんが、本格的なお百姓さん、ちょっとかじりのハーフ農業経験者から、こ~する方が良い、ア~しないといけない・・などのプロアマ入り混じった意見を耳に入れたあげく、結局自分のペースで野菜作りで時を過ごしている。例え趣味の家庭菜園であれ、先駆者の言うことを聞かねばならないような暗黙のルールがあるけれど、結構人の意見も受け流しながら自分流に作っているみたい。

下の左の大臼歯(第二大臼歯)は大昔に虫歯となり、抜けた。そしてそのままの状態。昨年の脊柱管狭窄症による後遺症として、ジツハ奥歯が浮いていた。左下の親知らず(第三大臼歯)である。浮いたまま気になっていたが、その間舌で転がすようにして遊んでいた所、とうとう今夜の晩ごはん途中でぽっくりと取れてしまった。痛みはない、血も出ない。歯は虫歯もなくきれいな状態で根元から取れた。これで奥の二本が無くなった今、歯医者に行こうかどうしようかと逡巡しておる。

 今日は暑い一日。身体がだるくてしょうがない。それでじっとしているより体を動かす方がいいだろうと、人が30分程度でできる作業を、2時間ほどの時間をかけてゆっくりとやった。