暘州通信

日本の山車

●159 飛騨足利時代? の宝筺印塔

2006年01月05日 | Weblog
「闘鶏楽」を作曲し、鎌倉で演奏したと伝えられる多好方の墓は国府町荒城にあり文化財に指定されている。
しかし、残念ながらこれは誤りである。指定の際のいきさつを飛騨郷土史研究で著名なS氏に直接聞いたことがある。
たまたま史跡調査をしたさい荒城に無縁塔となっていた宝篋印塔があったことから、これを国府町ゆかりの史跡にしたらという提案があって指定された。
宝篋印塔の形式としては、おそらく江戸時代のものであって、多好方の活躍した時代と異なる。
ちなみに、国府町で一番古い宝篋印塔は、安國寺の参道石段の傍らにあるものであろう。
足利時代までさかのぼり、安國寺が建立されるまで、寺域を標榜する塔として浄域の象徴として建てられていたのではなかろうか?


●158 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(18)

2006年01月05日 | 高山市の不正
 ひとたびきまれば、半永久的に定着するイメージを払拭することの難しさを訴えて、充分時間をかけ、論議を尽くしてから結論づけるべきであった。という批判的な慎重論も出ている。
「高山市は、計画を強行するため住民の間に好餌を撒いて、住民の間に亀裂を生じさせ、地域の連帯と住民意識の断絶をはかる悪辣な手段をとり、このためいままで親しく交際していた人たちの間には挨拶すら交わさなくなる断絶が生じています」。
 また、子供にまで干渉し、「あそこの家の子とは、遊んではいけません」などという親まででてきたというから、地域住民の信頼関係にまで投げかけた問題は深刻だ。
 平成九年の統計によると、高山市の食肉センターでの年間処理数は牛五千八百四〇頭、豚一万六千四百八〇頭、綿羊三十一頭、合計二万二千頭余りとのことである。
 頭書に述べたように、高山市の家畜飼養頭数は年々減少している、新宮で把握した情報によると、平成三十年頃には高山市以外の家畜のための処理場となるのではないかと推定している。


 現在処理施設のある冬頭町では長い間にわたって立退きを要望している。
 新宮に計画されている処理場の条件が高山市の言うように何ら問題のない施設であるならば、冬頭町も、移転を希望することはないはずである。
「かならず見えない問題が伏在している」これが、地域の住民を説得できないもっとも大きな理由の一つでもある。早い話が、土野守高山市長にはそれくらい信用がなくなっている。
 「高山市の話や説明を聞いている限りいいことずくめで、まともに聞けば、反対することが恥ずかしくなるくらいだ」という人もいる。
 だが、
「冷静に判断すれば、なにかおかしいことにすぐ気づくはず」
「何か、大切なことが隠されているような不安を覚える。それは何か出来てしまったあとで、失敗った、と思っても取り返しのつかないことなのではないかという、予想の付かない不安がつきまとう」
 これらについて、だれもが一様に考えていることは、面談を避け、疑問に適切な答えず、地元に明快な説明をしない高山市の行政態度に尽きる。
 このやりかたに、案内の無かった役員や他の地権者は激怒したひともいた。
「案内のあった三名に決定権が与えられてあるならば、それもやむを得ないが、この場合、誰が交渉の窓口となっても、最後は総会できめるのだから、高山市の差別的なやりかたは、反発を招くのは当然で、土野守市長にも山岡壽農林部長にも強い不信感をもった」。
 なんども話し合った結果、食肉処理場は不適当な施設との結論に達した。
 決議文は役員連名により、高山市山岡農林部長に提出された。高山市からは納得のいく説明はなく、話合いもまったく行なわれないのみか、組に対する回答もなかった。「誠実さを欠いた農林部の態度ではとても協力できない」などの意見が相次いだ。

●157 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(17)

2006年01月05日 | 高山市の不正
 キャトル・パークの建設構想が報道されたときのおおよその位置は高山市八日町の西部、清見村牧ヶ洞の北部ということだった。
 折からの不況で、何度か計画の見直しがなされるうち、事業主体の岐阜県は計画の凍結をきめた。
 キャトル・パーク内に建設が決まっていた屠畜場は行き場を失ったことから、高山市は、前原町、八日町をその代替え候補地として選定した。この計画が地元に告げられたことから大騒ぎとなった。
 地元では、あまりにも突然の計画変更に、話を聞いても信じない人の方が多かった。
 何人かの代表を選んで高山市に事情説明を求めたが、高山市の窓口である農林部は「そのような計画はまったくありません」「なんの方針もありません、計画は全く白紙です、間違いではありませんか」と逆に聞かれる始末であった。

 しかし、その後、わずかのあいだに伝えられる話は否定を覆す情報ばかりだった。地元ではとまどいながらも、緊急に対応を協議した。
 そのうち、前原町界隈をうろつく測量会社の社員の姿が目につくようになり、あちこちに測量のあとを示す頭を赤く塗った木杭が打ち込まれているのを見かけるようになった。
 新宮町では当面する問題についてまず、予定地変更をお願いする会」が組織され施設の変更を再考してもらう要望を行うことになった。
 行政主導の事業計画には地元住民の意見を尊重し、充分論議を尽くすのは当然のことである。
 この時期になっても、農林部長は面談を拒絶し、せっかく出向いた新宮の代表たちはむなしく帰宅した。
 暫くすると、八日町では平成十一年の十一月十八日に測量の同意がなされ、下之切でも同年の十月五日に説明会一回目の説明会が開かれたことが伝えられた。
 十二月議会では予算の話も出始めたというのに、新宮地区にはなにも知らされなかった。
 このように、他の地区には何らかの連絡があったようだが、建設予定地である新宮地区にまったく無断で計画が進められたことについて、住民には高山市に対する不信感が募らせていった。一住民は、 このときの印象を、「強力な囲いの中に入れられ、徐々に締め付けられてゆくような不安を抱き、ほんとうにおびえました」と述べている。
 春まで山林内で計画されていた施設が、半年あまりで平地へ降りてくることに決定した、異常ともいえるスピード採決に、はじめは誰しも半信半疑だった。

相手にされなかった新宮町

 東海北陸高速自動車道の完成は次第に北上し、国道一五八号線の交通量が増加している。やがて、中部縦貫道の高規格道路が完成し、清見村に建設されるインターチェンジが完成するころは、名実ともに高山市の西玄関となる。
 新宮町は環境問題を町内会行政の柱としていて、 岐阜県屋外広告物条例による屋外広告物景観モデル地区の指定を受け、新宮まちつくりの会を設立して緑豊かな自然環境を生かしたまちつくりに努力している。
 建設予定地は、高山市内でもアルプスの眺めが最も美しい地域のひとつでもある。
 北野橋から撮影されたJA飛騨、ふる里カレンダーの美しい写真に感動を覚えた人もきっと多いだろう。
 予定地となっている農地は、土地改良事業で整備された優良農地で、今再度開発が行われることに違和感を感じる人も少なくない。周りに何の障害物もなく、最も効率的に農業機械を活用できる場所である。
 地元の人たちを嘆かせているもう一つの理由に、処理場の向かいには先祖の御霊を祀る霊園があることだ。
 霊域と殺生とはあまりにも馴染まない。一般的な常識から考えてもあまりにも常識を逸脱しており、このことにも地元民の怒りをかう一因ともなっている。
 処理場用地には、寺院組内の土地があり、信徒らの集会でも、建設地変更が決まっていた。
 屠場ができたら一角には公園を作って地元の民心を収拾しようという試みの提案も為されている。 ある人は「高山市は、このような姑息な方法で地元が納得すると考えているなら、あまりにも軽薄としかいいようがない。家畜の亡霊が出没するような薄暗い場所へ花見にゆく酔狂な仁はどこの世界を探したっているものか! いるとすれば無神経な高山市長と職員くらいだろう」と怒りをぶつけている。
 環境の悪化は続き、新宮やその周辺近隣に定着しイメージダウンは避けられず、地域の発展を著しく阻害し、不動産の資産価値は下落してしまい、将来の発展性はこれでまちがいなくストップする。

●156 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(16)

2006年01月05日 | 高山市の不正
 去る九月十一日、アクセス飛騨(理事長、都竹秋雄、副理事長、宮田欽二氏)は高山市議会の一般質問を傍聴した。
 伊嶌明博市議会議員は、
新飛騨食肉センター用地が無償で賃貸されているのは市条例違反でないか?(高山市公有財産管理規則)と質問された。
これに対し、
 河合善郎産業振興部長は、
「法の適否はとにかく、今は公共性も高い施設の建設ということで、無償にしている。
 来年四月には操業される見込みでなので、そうなれば有償ということになると思う」
 梶井正美助役も、同じような答弁をした。
 この市議会質問で、 高山市は公有財産を無償で貸し付けていることを認めた。
 翌日の岐阜新聞、中日新聞も質疑応答があった記事を掲載している。
 アクセス飛騨の行政文書の開示請求で、
 土野守高山市長は、「高山市の土地ではないので貸し付けしていない。賃貸借契約は結んでいない」と回答している。
 河合善郎産業振興部長と、梶井正美助役は、
「無償で貸し付けている」と回答したのは、互いに矛盾する。これは市長か、助役、部長のどちらかが嘘をついている。
 ということではないか?
①土野野市長は有印公文書で虚偽 の回答をしたのか?
②梶井助役は、市議会で偽証をし たのか?
 どちらにしても今後に問題を残しそうである。無事には済みそうにはない。
 ここにきてきて、まだ買収に応じていない土地の地権者より、
 土地の取得に応じる気持ちはない。せいぜい賃貸がいいところで、売却はぜったいにしない。
 いまは年間二〇万円の賃貸料で高山市に貸し付けている。賃貸契約書もある。
 という話が出て、高山市農業委員会、高山市畜産課がうそをついていた事実が明らかになった。
①売買目的の知事の農地転用が済 んでいるはずがないこと。
②高山市は地権者より借りた土地 を飛騨ミート農業協同組合連合 会には貸し付けていないこと。
③土地開発公社は用地の造成は行っ ておらず、土地は従前どおり、 たんぼのままであること。
④事業者、事業の目的が変われば 農地の所有権移転は認められな いこと。
⑤いまだに農地のままの土地は高 山市が買い受けなければならな いが、高山市土地開発公社は農 地を農地として高山市に売却す ることは農地法により許可され ないこと。
 高山市情報開示文書、
高山市土地開発公社事業会計予算
平成十一年度、平成十二年度の両年度にわたり、取得計画されている新飛騨食肉センター用地は、
①公有用地取得事業により取得さ れること。
②都市計画施設であること。
 がわかった。
 ①の公有用地取得事業により取得されるということは、
①新飛騨食肉センター用地が公有 財産として取得されている事実 を示している。このことは、土 野守高山市長の「高山市の土地 ではない」という回答が嘘であっ たことを示している。
②の都市計画施設になっているこ とが目を惹いた。
 都市施設は、都市計画法の都市施設地域に設けられる(都市計画法、第四条、第一、第五、第六項)。
 そのうち都市施設の屠畜場は第十一条、第一項、第七号の規定である。 
 前原町に、都市計画法による都市施設の適用があったのだろうか?
 このことについて、旧、地権者や、まだ買収に応じていない地権者、近隣の住民などに聞いてみたが、「そのようなことは知らない」
というひとばかりだった。
 高山市都市計画課に照会したところ、都市計画による都市施設として線引きが行われ、都市施設の種類、名称、位置、および区域、その他政令で定める事項について都市計画にさだめられ、岐阜県知事の認可があったことも判明した。
 この決定は住民にはまったく無断で行われ、いまだに知らない人ばかりだった。
 関連して、
①新飛騨食肉センターは、高山市 が岐阜県知事の認可を受けて施 行する都市計画事業であること が判明した(都市計画法第五十 九条)。
②国、県、市以外のものが都市計 画事業をおこなうには、事業の 施行に関して行政機関の免許、 許可、認可などを必要とすると きはその処分を受けていること、 特別の事情があるときは知事の 認可を受けたときに事業を行う ことができる。
 飛騨ミート農業協同組合連合会 にはそのような知事の認可は与 えられていなかった(都市計画 法、第五十九条、第四項)。
 ところで、都市計画法による都市計画事業の認可や承認を求めるにはつぎのような申請をしなければならないことになっている(都市計画法、第六〇条)。
1 認可又は承認を受けようとす る者は、建設省令の定めで、次 の事項を記載した申請書を建設 大臣か又は岐阜県県知事に提出 しなければならない。
①施行者の名称
②都市計画事業の種類
③事業計画
④その他建設省令で定める事項
2 ③の事業計画には、次に掲げ る事項を定めなければならない。
① 収用又は使用の別を明らかに した事業地(都市計画事業を施 行する土地)
② 設計の概要
③ 事業施行期間
3 申請書には、建設省令の規定 で、次の書類を添付しなければ ならない。
①事業地を表示する図面
②設計の概要を表示する図書
③資金計画書
④事業の施行に関して行政機関の 免許、許可、認可等の処分を必 要とする場合は、これらの処分 があつたことを証明する書類ま たは当該行政機関の意見書
⑤その他建設省令で定める図書
4 第十四条第二項の規定は、第 二項第一号及び前項第一号の事 業地の表示について準用する。

 認可又は承認の申請の義務等について
都市計画法、第六〇条の二には、
 施行予定者は、当該都市施設又は市街地開発事業に関する都市計画についての第二〇条第一項の規定による告示(施行予定者が定められていない都市計画がその変更により施行予定者が定められているものとなつた場合は、当該都市計画についての第二十一条第二項において準用する第二〇条第一項の規定による告示)の日から起算して二年以内に、当該都市計画施設の整備に関する事業又は市街地開発事業について第五十九条の認可又は承認の申請をしなければならない。
2 前項の期間内に同項の認可又は承認の申請がされなかつた場合においては、建設大臣又は岐阜県知事は、遅滞なく、建設省令定めるところにより、その旨を公告しなければならない。と定めている
 新飛騨食肉センターの建設には都市計画法の規定による申請と、その許認可が与えられているかが重要な案件となってきた。


 飛騨家畜保健衛生所
  三三・一一一一
 農畜産公社飛騨事務所
  三三・一一一一
 飛騨ミート農協連
  三二・五一四九


●155 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(15)

2006年01月05日 | 高山市の不正
委託業務契約書
11管契第Eー632
11土開公第Eー6号

①新食肉センター建設をおこなうのは高山市である。
委託業務契約書により「実際に建設をおこなう」のは高山市であることがわかる。
②高山市は土地の取得を公社に委託した
③委託料は5億円である
④委託期間は平成11年4月1日から平成14年3月31日である
⑤公社が取得する土地の買い取りを拒む地権者があるときは高山市の責務で収用することになっている。
⑥公社は平成14年3月31日までに土地を買い取り高山市に引き渡さなければならない⑦公社が高山市より受託する用地は「公共用地等」である

土地開発公社事業会計予算
平成11年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
27,447.00
売却、貸付なし

平成12年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
9,764.00
売却、貸付なし

平成13年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
0.00
売却、貸付なし

疑問
① 27,447.00平方メートル
② 9,764.00平方メートル
③ 都市計画施設
いつなったか?

土地開発公社事業会計決算報告書
平成11年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
13,033平方メートル

用地費   166,183,000
一般管理費     32,475 
事業外費用    410,133
集計    166,625,608円
用地      13,033.00平方メートル

平成12年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
20,456平方メートル

用地費   315,287,000
一般管理費    659,290 
事業外費用   5,132,071
集計    321,078,361円
用地      20,456.00平方メートル

あとはなし

平成12年の増加分
用地費   154,895,361
用地          7,423平方メートル


平成11年
13,033.00平方メートルに対して166,625,608円を支出
平方メートルあたり12,784.9円

平成12年
7,423平方メートルに対して154,895,361円を支出
平方メートルあたり20,866.9円

11、12年の平均
15,696円

平成12年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
9,764.00
売却、貸付なし

平成13年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
0.00
売却、貸付なし

公社事業財産目録
平成11年度財産目録
新飛騨食肉センター用地買収
13,033.00平方メートル
166,183,000円

平成12年度財産目録
新飛騨食肉センター用地買収
7,423.00平方メートル
149,104,000円
(154,895,361円)
不一致
5,791,361円不足

集計 321,078,361円

3億2107万8361円
伊嶌氏の報告と一致

新飛騨食肉センター用地
20,456平方メートル取得
15筆の地積は
18,453平方メートルである
一致しない

冬頭会社不動産
加工場、冷凍室、事務所
登記簿謄本
608、335、326-2
に建設されている
1階762.08平方メートル
2階153.36平方メートル

51年12月30日建築
52年3月18日登記

昭和52年3月28日
597で抵当権設定

屠畜場法
114号

屠畜場の設置許可
第3条
保健所のある市では市長の許可をうけて設置

許可申請書の提出

「新食肉センター建設事業」高山市が施行主体
疑問
市議会の議決があったか?
予算が計上されているか?

疑問
高山市からいつ連合会に移ったか?

都市計画施設の承認
知事による都市計画の認可申請までの手続き
岐阜県庁
158ー272ー1111
内線3756、3757
都市整備政策課
施設計画係

疑問
高山市が新食肉センター建設の議決を得た日はいつか?
高山市議会
谷口次長

建築確認申請の手続き
疑問
農地のままで許可が下りるか?
岐阜県庁建築士指導課
058-272-1111
飛騨綜合庁舎に建築事務所がある

●154 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(14)

2006年01月05日 | 高山市の不正
1昭和39年12月14日、飛騨くみあいミート株式会社(以下「くみあい」という)が設立された。
2昭和51年冬頭町にあった高山市屠場が廃止された。
高山市畜産課山下氏
3昭和52年高山市が廃止した屠場が改築され操業が開始された。
疑問
①事業主体はくみあいか?
②業務をおこなえるか?
③くみあいの業務は卸し小売りの流通である。一切の業務を行えるか? 業務内容を知るには会社定款事業の目的を見る必要がある。
要:くみあいの会社閉鎖登記簿謄本
4くみあいは平成15年3月31日まで高山市の公有財産を借りている
5飛騨ミート農業協同組合連合会(以下「連合会」という)は、くみあいが借りている公有財産を平成13年4月1日より賃借する契約を締結した。
疑問
④くみあいが借りている物件の賃借権と2年間重なる。併存するのか? それとも重複するのかするのか?
⑤くみあいの賃借は完了したのか?

⑦公有財産の貸付について市長の決裁をうけたか?
資料:公有財産の管理に関する規則、第25、26、27、33、34、37、38。39条)。
⑧くみあいは返還するとき原状回復をおこなったか?(公有財産の管理に関する規則、第34条)
⑨原状回復を行わないとき市長の承認を得たか?

⑩くみあいの旧所在地597番地はどこにあるか? 597ー1番地は?
⑪つなぎ場、せり場の土地は誰の所有か?
⑫連合会およびくみあいの所在地である335番地の地権者は?

2001921

綜合庁舎
建築事務所
農業振興地域の解除
担当:加藤氏

県庁
農務課

飛騨地域農林商工事務所
担当
高田
西尾靖彦
農務係長
568ー8588
0577ー33ー1111
内線238、239


農地転用許可
農振地区解除許可 ok
農転許可 ok
売買許可 ok
と高山市が回答

許可は誰が行ったか?
賃貸の許可はいらない
転用地に事業目的通りの造成が行われている
農地ではない
なんの制約も受けない

岐阜県庁
農林水産政策課
農地係
058ー272ー1111

土地開発公社は農地の取得ができない

公社資料
平成11年度新規事業
新飛騨食肉センター
用地取得
平成11年度
面積:27,447平方メートル
平成12年度
面積:9,964平方メートル

平成11年度
a事業報告
13,033平方メートル
166,183、000円

平成12年度
b事業報告
7,423平方メートル
149,104,000円
a+b
面積:


疑問
ひだニュース
20010915
0577-73-6632
山口町1157
記事
高山市議会
小林正隆議員
土地は20000平方メートルのうち約8割が未契約
小林正隆議員電話番号33-6163
江名子町
るすでつながらず


公共事業等用地の先行取得依頼書

疑問
①平成11年4月1日付けで締結された「新飛騨食肉センター建設用地先行取得の委託契約」により具体的に取得する用地の依頼(指示)があった
②面積は? 
面積24,836平方メートル(約7,526坪)公簿
③金額は平方メートルあたりの単価15,917.66円
坪当たりでは52,526円
④依頼した日は平成11年12月3(?)日
取得はこれよりあとでなければならない
⑤添付された図面ではすでに道路予定部分が分筆されている
ありうるか?
⑦高山市が「新飛騨食肉センター施行主体」として、建設用地の取得を委託した。
だから、公共用地等である。
公社はこの契約に基づいて土地を先行取得した。
⑧公社には取得した土地を契約により高山市に引き渡す義務がある


疑問
①施行主体は高山市
②連合会は建設だけを行う

高山市一般会計予算
高山市が高山市土地開発公社に委託する新飛騨食肉センター用地の取得等に対する債務の保証
平成11年度から平成13年度まで
11、4、1ー12、3、31
12
13、4、1ー14、3、31
金額は5億円
①保証に期間は3年間

疑問

土地開発公社役員名簿
130531現在

収用した土地の表示
15筆である
130918現在

13年6月議会 市補助金負担予算額(請求分)
第2表債務負担行為補正
新飛騨食肉センター建設補助金
平成13年度から平成33年度まで
21年間
226,328

飛騨ミート農業協同組合連合会
設立登記簿謄本130913
法人設立昭和59年4月27日

飛騨くみあいミート株式会社
設立昭和39年12月4日
昭和44年3月20日変更
登記は平成7年4月3日
会社目的
食肉の地方卸売市場業務
昭和63年2月26日変更
昭和63年4月14日登記

昭和52年8月29日閉鎖
会社目的
食肉食鳥の加工ならびに販売
付帯業務


●153 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(13)

2006年01月05日 | 高山市の不正

2001/09/08(土曜日)
八日町ミート建設用地
①公社は農地の取得ができるか?
公社は農地法の適用除外か?
高山市が取得するということで、適用を免れたのではないか?
②地目の変更、農地から宅地への地目変更はすべて済んでいるか?
まだではないか?
③公社は宅地までにして引き渡すのではないか?
④未取得用地の扱いはどうなるのか?
⑤賃借中の土地の地目変更はできているか?
できていないのではないか?
農地のうえに建築されているのではないか?
⑥建築確認申請と建築許可はおりたのか?
それはいつか?
⑦高山市にはいつ提出されたか?
⑧地主の承諾書があるか?
⑨高山市の「債務負担行為が議決したのは、平成11年3月19日である(未確認)」
債務負担の存続期間は平成14年3月31日までである(伊嶌氏談)。
すると、公社に土地の所有権が存在するのは、平成14年3月31日までということになる。
⑩公社が用地取得資金を確保できたのは早くても平成11年3月20日である。
地権者との契約はそれ以後でなければならない。
⑩公社に取得した土地の所有権が存続するのは、必然的に平成14年3月31日までということになる。 
平成11年3月20日より平成14年3月31日まで3年の限定期間である。
⑪公社が単独取得しているときは無関係。
しかし、土地を処分しなければ借入金の返済ができない。
⑫公社が高山市に土地を引き渡しする時期は、最終平成14年3月31日ということか?⑬高山市は平成14年3月31日までに公社に土地代金を支払って所有権移転登記を完了しなければならない。
高山市が支払いをするのはいつか?
本日平成13年9月7日から平成14年3月31日までのあいだである。
前提条件として、市議会議決が必要となる。
定例議会は平成13年9月、12月、平成13年3月の3回。
⑭公社はわずか3年の限定期間しかないのに、法定耐用年数 年の施設の建築を認める契約ができない。
⑮賃貸料はどなっているか? この賃貸は使用貸借か?
⑯公社は土地の取得を高山市と契約したのに、債務負担のある(土地の上に設定された第三者の権利)土地を引き渡すのか?
⑰高山市は債務負担を引き継ぐ義務があるのか? 土地を貸したのは高山市の指示ではないのか? 
高山市に賃貸する権利が生じるのは所有権が高山市に移転してからである。
⑱土地を貸した相手はだれか?
⑲公社は未取得地を期間内に解決できるのか?
鎔飛騨ミートセンターとはなにか?
鎹飛騨ミート農業組合連合会との関係は?
鏖公社の賃貸権は9月1日付で統合された飛騨農協との関係はどうなるのか? 高山市との関係は?
鏗高山市には債務負担付き土地を公有財産として買い受けるべきなんら義務はない。

鏨建築確認申請
平成12年11月16日
第735号
建築主事
今尾正信
飛騨ミート農業協同組合連合会
代表理事会長 大池裕
株式会社全国農協設計
五洋建設株式会社名古屋支店
工事現場管理者氏名
金井靖


食肉センター疑惑

土地開発公社に関連する疑問について
高山市
土地開発公社
理事長は助役
専務理事は財務部長
事務長と職員の2名
参考 広辞苑
こう・しゃ【公社】公共企業体の別称。日本国有鉄道・日本電信電話公社・日本専売公社を三公社という。↓三公社四現業
さんこうしゃ・よんげんぎょう【三公社四現業】三つの公社(公共企業体)と四つの現業官庁(郵政・国有林野・印刷・造幣の各事業部門),かつてはアルコー‐ル 専売を含めて五現業と称。↓公社
高山市の土地開発公社は「公社」か?
現業官庁ではないか?
公共企業体の理事長、専務理事を兼ねられるか?

畜産課
遠藤
山下
ミート準備室は20市町村の協議会で構成されている
高山市とは無関係
高山市は分担金のみ支払っている
分担金は畜産の経常予算から支払っている補助金ではない

財務課
にしなが氏

冬頭ミートの文書開示と説明を受ける
昭和52年から平成12年度の契約書はなし

20010821
疑問
20市町村の協議会
20市町村とは?

①高山市
大野郡
②宮村
③久々野町
④朝日村
⑤高根村
⑥清見村
⑦荘川村
⑧白川村
⑨丹生川村
吉城郡
⑩国府町
⑪古川町
⑫河合村
⑬宮川村
⑭神岡町
⑮上宝村
益田郡
⑯小坂町
⑰萩原町
⑱下呂町
⑲金山町
鎔馬瀬村
以上20市町村のことか?

疑問
土地開発公社の業務
①八日町ミート(略称)は公共事業か?
公共用地、公用地等の取得、管理、処分等を行う(定款第1条)。
②市長は助役が理事となることを承認したか?
③市長は財務部長が理事となることを承認したか?
④飛騨畜産農協ミート連合会の業務に就くことは、定款の定めに違反するのではないか
?(兼職の禁止、第12条)
⑤予算、事業計画、資金計画に八日町の土地取得があるか?(第16条、理事会の議決事項(3))
⑤財産目録、事業報告書はあるか?
財産目録に取得した八日町のミート用地が含まれているか?
(第16条、理事会の議決事項(4))
⑦八日町ミート用地は公社のおこなう業務とは考えられない。
いずれの業務の範囲に入るのか?
(定款、第17条、第1項、第1号アイウエオカキク、第2号、第3号)
⑧地方公共団体、公共的団体の委託を受けて用地の取得、あっせん、調査、測量をしたか?(定款、第17条、第2項)
⑨前⑦⑧に関連する付帯業務を行ったか? それはなにか?
⑩財産目録、貸借対照表、損益計算書、事業報告書は作成されているか?
財産目録、事業報告書に八日町ミートの土地(財産)、取得状況の報告があるか?
それは市長に提出されているか?(定款、第21条、決算および財務諸表)
⑪八日町用地の取得は高山市の公共用地の先行取得にあたるか?(業務方法書、第2条)⑫高山市等より八日町ミートの用地取得の委託があったか?
その申込書が出ているか?(業務方法書、第3条、申込書)
⑬用地所得の委託について委託契約が締結されているか?
委託契約書が交わされているか?(業務方法書、第4条、協議および契約)
⑭高山市は土地開発公社に用地の取得を委託するとき高山市の予算で債務負担行為として定めたか?(業務方法書、第5条、債務負担行為)
土地開発公社は「取得費用を銀行から借り入れた」と言っている。
高山市は債務負担行為を定めていないのでないか?
⑮取得業務は完了したのか? 継続中か?(業務方法書、第6条)
⑯用地取得は単年度事業か? 2年以上か? 2年以上にわたるとき、高山市等に執行状況を通知したか?(業務方法書、第7条)
⑰業務が完了したときすみやかに用地の引き渡しを行ったか?(業務方法書、第 条)
⑱理事会の議決に付さなければならない財産の取得はあったか?(理事会の議決、第3条)
⑲公社資産の引き渡し等異動(会計規程、第7条)

●152 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(12)

2006年01月05日 | 高山市の不正
平成13年度
(2)取得予定事業
都市計画施設
新飛騨食肉センター用地
0.00
売却、貸付なし

公社事業財産目録
平成11年度財産目録
新飛騨食肉センター用地買収
13,033.00平方メートル
166,183,000円

平成12年度財産目録
新飛騨食肉センター用地買収
7,423.00平方メートル
149,104,000円
(154,895,361円)
不一致
5,791,361円不足

集計 321,078,361円

3億2107万8361円
伊嶌氏の報告と一致

新飛騨食肉センター用地
20,456平方メートル取得
15筆の地積は
18,453平方メートルである
一致しない

冬頭会社不動産
加工場、冷凍室、事務所
登記簿謄本
608、335、326-2
に建設されている
1階762.08平方メートル
2階153.36平方メートル

51年12月30日建築
52年3月18日登記

昭和52年3月28日
597で抵当権設定

屠畜場法
114号

屠畜場の設置許可
第3条
保健所のある市では市長の許可をうけて設置

許可申請書の提出


「新食肉センター建設事業」高山市が施行主体
疑問
市議会の議決があったか?
予算が計上されているか?

疑問
高山市からいつ連合会に移ったか?

都市計画施設の承認
知事による都市計画の認可申請までの手続き
岐阜県庁
158ー272ー1111
内線3756、3757
都市整備政策課
施設計画係

疑問
高山市が新食肉センター建設の議決を得た日はいつか?
高山市議会
谷口次長

建築確認申請の手続き
疑問
農地のままで許可が下りるか?
岐阜県庁建築士指導課
058-272-1111
飛騨綜合庁舎に建築事務所がある

高山市土地開発公社に関連する疑問について
高山市
土地開発公社
理事長は助役
専務理事は財務部長
事務長と職員の2名
参考 広辞苑
こう・しゃ【公社】公共企業体の別称。日本国有鉄道・日本電信電話公社・日本専売公社を三公社という。↓三公社四現業
さんこうしゃ・よんげんぎょう【三公社四現業】三つの公社(公共企業体)と四つの現業官庁(郵政・国有林野・印刷・造幣の各事業部門),かつてはアルコー‐ル 専売を含めて五現業と称。↓公社
高山市の土地開発公社は「公社」か?
現業官庁ではないか?
公共企業体の理事長、専務理事を兼ねられるか?

畜産課
遠藤
山下
ミート準備室は20市町村の協議会で構成されている
高山市とは無関係
高山市は分担金のみ支払っている
分担金は畜産の経常予算から支払っている。補助金ではない

財務課
西永
冬頭ミートの文書開示と説明を受ける
昭和52年から平成12年度にたる契約書はなし

市議会
補助金関係
高山市規則第52号
第2条 別表7が議決したのはいつか?

建設課
平岡氏
ふるさと農道
現在市道
岐阜県が建設を進めている
農山村事業〇〇〇〇が主体
地方事務所内にある
市道289号?
市道291号?

疑問
土地開発公社の業務
①八日町ミート(略称)は公共事業か?
公共用地、公用地等の取得、管理、処分等を行う(定款第1条)。
②市長は助役が理事となることを承認したか?
③市長は財務部長が理事となることを承認したか?
④飛騨畜産農協ミート連合会の業務に就くことは、定款の定めに違反するのではないか
?(兼職の禁止、第12条)
⑤予算、事業計画、資金計画に八日町の土地取得があるか?(第16条、理事会の議決事項(3))
⑤財産目録、事業報告書はあるか?
財産目録に取得した八日町のミート用地が含まれているか?
(第16条、理事会の議決事項(4))
⑦八日町ミート用地は公社のおこなう業務とは考えられない。
いずれの業務の範囲に入るのか?
(定款、第17条、第1項、第1号アイウエオカキク、第2号、第3号)
⑧地方公共団体、公共的団体の委託を受けて用地の取得、あっせん、調査、測量をしたか?(定款、第17条、第2項)
⑨前⑦⑧に関連する付帯業務を行ったか? それはなにか?
⑩財産目録、貸借対照表、損益計算書、事業報告書は作成されているか?
財産目録、事業報告書に八日町ミートの土地(財産)、取得状況の報告があるか?
それは市長に提出されているか?(定款、第21条、決算および財務諸表)
⑪八日町用地の取得は高山市の公共用地の先行取得にあたるか?(業務方法書、第2条)⑫高山市等より八日町ミートの用地取得の委託があったか?
その申込書が出ているか?(業務方法書、第3条、申込書)
⑬用地所得の委託について委託契約が締結されているか?
委託契約書が交わされているか?(業務方法書、第4条、協議および契約)
⑭高山市は土地開発公社に用地の取得を委託するとき高山市の予算で債務負担行為として定めたか?(業務方法書、第5条、債務負担行為)
土地開発公社は「取得費用を銀行から借り入れた」と言っている。
高山市は債務負担行為を定めていないのでないか?
⑮取得業務は完了したのか? 継続中か?(業務方法書、第6条)
⑯用地取得は単年度事業か? 2年以上か? 2年以上にわたるとき、高山市等に執行状況を通知したか?(業務方法書、第7条)
⑰業務が完了したときすみやかに用地の引き渡しを行ったか?(業務方法書
⑱理事会の議決に付さなければならない財産の取得はあったか?(理事会の議決、第3条)
⑲公社資産の引き渡し等異動(会計規程、第7条)


●151 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(11)

2006年01月05日 | 高山市の不正
1昭和39年12月14日、飛騨くみあいミート株式会社(以下「くみあい」という)が設立された。
2昭和51年冬頭町にあった高山市屠場が廃止された。
高山市畜産課山下氏
3昭和52年高山市が廃止した屠場が改築され操業が開始された。
疑問
①事業主体はくみあいか?
②業務をおこなえるか?
③くみあいの業務は卸し小売りの流通である。一切の業務を行えるか? 業務内容を知るには会社定款事業の目的を見る必要がある。
要:くみあいの会社閉鎖登記簿謄本
4くみあいは平成15年3月31日まで高山市の公有財産を借りている
5飛騨ミート農業協同組合連合会(以下「連合会」という)は、くみあいが借りている公有財産を平成13年4月1日より賃借する契約を締結した。
疑問
④くみあいが借りている物件の賃借権と2年間重なる。併存するのか? それとも重複するのかするのか?
⑤くみあいの賃借は完了したのか?

⑦公有財産の貸付について市長の決裁をうけたか?
資料:公有財産の管理に関する規則、第25、26、27、33、34、37、38。39条)。
⑧くみあいは返還するとき原状回復をおこなったか?(公有財産の管理に関する規則、第34条)
⑨原状回復を行わないとき市長の承認を得たか?

⑩くみあいの旧所在地597番地はどこにあるか? 597ー1番地は?
⑪つなぎ場、せり場の土地は誰の所有か?
⑫連合会およびくみあいの所在地である335番地の地権者は?

2001921

綜合庁舎
建築事務所
農業振興地域の解除
担当:加藤氏

県庁
農務課

飛騨地域農林商工事務所
担当
高田
西尾靖彦
農務係長
568ー8588
0577ー33ー1111
内線238、239


農地転用許可
農振地区解除許可 ok
農転許可 ok
売買許可 ok
と高山市が回答

許可は誰が行ったか?
賃貸の許可はいらない
転用地に事業目的通りの造成が行われている
農地ではない
なんの制約も受けない

岐阜県庁
農林水産政策課
農地係
058ー272ー1111

土地開発公社は農地の取得ができない

公社資料
平成11年度新規事業
新飛騨食肉センター
用地取得
平成11年度
面積:27,447平方メートル
平成12年度
面積:9,964平方メートル

平成11年度
a事業報告
13,033平方メートル
166,183、000円

平成12年度
b事業報告
7,423平方メートル
149,104,000円
a+b
面積:


疑問
ひだニュース
20010915
0577-73-6632
山口町1157
記事
高山市議会
小林正隆議員
土地は20000平方メートルのうち約8割が未契約
小林正隆議員電話番号33-6163
江名子町
るすでつながらず


公共事業等用地の先行取得依頼書

疑問
①平成11年4月1日付けで締結された「新飛騨食肉センター建設用地先行取得の委託契約」により具体的に取得する用地の依頼(指示)があった
②面積は? 
面積24,836平方メートル(約7,526坪)公簿
③金額は平方メートルあたりの単価15,917.66円
坪当たりでは52,526円
④依頼した日は平成11年12月3(?)日
取得はこれよりあとでなければならない
⑤添付された図面ではすでに道路予定部分が分筆されている
ありうるか?
⑦高山市が「新飛騨食肉センター施行主体」として、建設用地の取得を委託した。
だから、公共用地等である。
公社はこの契約に基づいて土地を先行取得した。
⑧公社には取得した土地を契約により高山市に引き渡す義務がある


●150 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(10)

2006年01月05日 | 高山市の不正
2001/09/08(土曜日)
八日町ミート建設用地
①公社は農地の取得ができるか?
公社は農地法の適用除外か?
高山市が取得するということで、適用を免れたのではないか?
②地目の変更、農地から宅地への地目変更はすべて済んでいるか?
まだではないか?
③公社は宅地までにして引き渡すのではないか?
④未取得用地の扱いはどうなるのか?
⑤賃借中の土地の地目変更はできているか?
できていないのではないか?
農地のうえに建築されているのではないか?
⑥建築確認申請と建築許可はおりたのか?
それはいつか?
⑦高山市にはいつ提出されたか?
⑧地主の承諾書があるか?
⑨高山市の「債務負担行為が議決したのは、平成11年3月19日である(未確認)」
債務負担の存続期間は平成14年3月31日までである(伊嶌氏談)。
すると、公社に土地の所有権が存在するのは、平成14年3月31日までということになる。
⑩公社が用地取得資金を確保できたのは早くても平成11年3月20日である。
地権者との契約はそれ以後でなければならない。
⑩公社に取得した土地の所有権が存続するのは、必然的に平成14年3月31日までということになる。 
平成11年3月20日より平成14年3月31日まで3年の限定期間である。
⑪公社が単独取得しているときは無関係。
しかし、土地を処分しなければ借入金の返済ができない。
⑫公社が高山市に土地を引き渡しする時期は、最終平成14年3月31日ということか?⑬高山市は平成14年3月31日までに公社に土地代金を支払って所有権移転登記を完了しなければならない。
高山市が支払いをするのはいつか?
本日平成13年9月7日から平成14年3月31日までのあいだである。
前提条件として、市議会議決が必要となる。
定例議会は平成13年9月、12月、平成13年3月の3回。
⑭公社はわずか3年の限定期間しかないのに、法定耐用年数 年の施設の建築を認める契約ができない。
⑮賃貸料はどなっているか? この賃貸は使用貸借か?
⑯公社は土地の取得を高山市と契約したのに、債務負担のある(土地の上に設定された第三者の権利)土地を引き渡すのか?
⑰高山市は債務負担を引き継ぐ義務があるのか? 土地を貸したのは高山市の指示ではないのか? 
高山市に賃貸する権利が生じるのは所有権が高山市に移転してからである。
⑱土地を貸した相手はだれか?
⑲公社は未取得地を期間内に解決できるのか?
鎔飛騨ミートセンターとはなにか?
鎹飛騨ミート農業組合連合会との関係は?
鏖公社の賃貸権は9月1日付で統合された飛騨農協との関係はどうなるのか? 高山市との関係は?
鏗高山市には債務負担付き土地を公有財産として買い受けるべきなんら義務はない。

鏨建築確認申請
平成12年11月16日
第735号
建築主事
今尾正信
飛騨ミート農業協同組合連合会
代表理事会長 大池裕
株式会社全国農協設計
五洋建設株式会社名古屋支店
工事現場管理者氏名
金井靖


食肉センター疑惑

土地開発公社に関連する疑問について
高山市
土地開発公社
理事長は助役
専務理事は財務部長
事務長と職員の2名
参考 広辞苑
こう・しゃ【公社】公共企業体の別称。日本国有鉄道・日本電信電話公社・日本専売公社を三公社という。↓三公社四現業
さんこうしゃ・よんげんぎょう【三公社四現業】三つの公社(公共企業体)と四つの現業官庁(郵政・国有林野・印刷・造幣の各事業部門),かつてはアルコー‐ル 専売を含めて五現業と称。↓公社
高山市の土地開発公社は「公社」か?
現業官庁ではないか?
公共企業体の理事長、専務理事を兼ねられるか?

畜産課
遠藤
山下
ミート準備室は20市町村の協議会で構成されている
高山市とは無関係
高山市は分担金のみ支払っている
分担金は畜産の経常予算から支払っている補助金ではない

財務課
にしなが氏

冬頭ミートの文書開示と説明を受ける
昭和52年から平成12年度の契約書はなし

20010821
疑問
20市町村の協議会
20市町村とは?

①高山市
大野郡
②宮村
③久々野町
④朝日村
⑤高根村
⑥清見村
⑦荘川村
⑧白川村
⑨丹生川村
吉城郡
⑩国府町
⑪古川町
⑫河合村
⑬宮川村
⑭神岡町
⑮上宝村
益田郡
⑯小坂町
⑰萩原町
⑱下呂町
⑲金山町
鎔馬瀬村
以上20市町村のことか?

疑問
土地開発公社の業務
①八日町ミート(略称)は公共事業か?
公共用地、公用地等の取得、管理、処分等を行う(定款第1条)。
②市長は助役が理事となることを承認したか?
③市長は財務部長が理事となることを承認したか?
④飛騨畜産農協ミート連合会の業務に就くことは、定款の定めに違反するのではないか
?(兼職の禁止、第12条)
⑤予算、事業計画、資金計画に八日町の土地取得があるか?(第16条、理事会の議決事項(3))
⑤財産目録、事業報告書はあるか?
財産目録に取得した八日町のミート用地が含まれているか?
(第16条、理事会の議決事項(4))
⑦八日町ミート用地は公社のおこなう業務とは考えられない。
いずれの業務の範囲に入るのか?
(定款、第17条、第1項、第1号アイウエオカキク、第2号、第3号)
⑧地方公共団体、公共的団体の委託を受けて用地の取得、あっせん、調査、測量をしたか?(定款、第17条、第2項)
⑨前⑦⑧に関連する付帯業務を行ったか? それはなにか?
⑩財産目録、貸借対照表、損益計算書、事業報告書は作成されているか?
財産目録、事業報告書に八日町ミートの土地(財産)、取得状況の報告があるか?
それは市長に提出されているか?(定款、第21条、決算および財務諸表)
⑪八日町用地の取得は高山市の公共用地の先行取得にあたるか?(業務方法書、第2条)⑫高山市等より八日町ミートの用地取得の委託があったか?
その申込書が出ているか?(業務方法書、第3条、申込書)
⑬用地所得の委託について委託契約が締結されているか?
委託契約書が交わされているか?(業務方法書、第4条、協議および契約)
⑭高山市は土地開発公社に用地の取得を委託するとき高山市の予算で債務負担行為として定めたか?(業務方法書、第5条、債務負担行為)
土地開発公社は「取得費用を銀行から借り入れた」と言っている。
高山市は債務負担行為を定めていないのでないか?
⑮取得業務は完了したのか? 継続中か?(業務方法書、第6条)
⑯用地取得は単年度事業か? 2年以上か? 2年以上にわたるとき、高山市等に執行状況を通知したか?(業務方法書、第7条)
⑰業務が完了したときすみやかに用地の引き渡しを行ったか?(業務方法書、第 条)
⑱理事会の議決に付さなければならない財産の取得はあったか?(理事会の議決、第3条)
⑲公社資産の引き渡し等異動(会計規程、第7条)

●149 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(9)

2006年01月05日 | 高山市の不正
高山市土地開発公社役員
 高山市土地開発公社の理事長は梶井正美助役が、専務理事は上木順三財務部長がそれぞれ兼務している。
さらに理事として、市議会議員の、
 大坪章
 高原正夫
 安江康夫
 大木稔
 伊嶌明博
 小井戸真人
 中田清介
高山市職員の、
 高原喜勇
 田屋英明
 各氏らの名がある。  
 公社といえば、かって公共企業体の別称で、日本国有鉄道・日本電信電話公社・日本専売公社を三公社といった。
、三公社五現業とは、三つの公社と五つの現業官庁である郵政・国有林野・印刷・造幣のアルコール、専売て、各事業部門をを含め五現業と称していた。
 では、高山市土地開発公社はどのような業務を行っているのか?
 各地にある土地開発公社は、
通称「公拡法(公用地の拡大と推進に関する法律)」の定めによって設立されており、主要な業務は地方自治体の公用地の取得をすることである。
 だから、高山市土地開発公社の仕事は、おおまかにいって公用地、公共用地の取得など、高山市の必要とする用地の先買が主要業務と考えてよい。

土地開発公社の業務

 前原町、八日町にある新食肉センター用地の取得は、高山市土地開発公社が行ったことは、地元ではよく知られている。
 地元説明会の開催や、地権者との交渉には高山市農林部の山岡壽部長以下、畜産担当職員があたっていた。
 建設準備室が開設され、高山市農地開発課長を退職した山本弘重氏と折衝した人も多いはずである。
 高山市の職員が新食肉センター建設の準備に奔走したのは、高山市が新飛騨食肉センター建設の施行主体が高山市であり、建設用地が公共用地だったからである。

高山市は新飛騨食肉センター建設の施行主体

 公社が土地の先行取得を行うにあたり、高山市議会は平成十一年三月十九日の市議会で公社が建設用地を買う資金
五億円を借り入れの保証人となる議決を行っていたことが判明した。
 いままで市議会の記録にでてこないため疑問視されていた債務負担行為の議決は予算小委員会で議決し、本会議場では一括審議されていたため、表面に出てこなかったのである。
 平成十一年四月一日。土野守市長と梶井正美公社理事長のあいだで用地の先行取得を委託する先行取得契約が結ばれていたことも明るみに出た。
 この契約書には高山市が施行主体となって、新飛騨食肉センター(仮称)を建設するための用地の先買いを委託したことが明記され、取得する用地は、前原町に十五筆、八日町に五筆の計二十筆の用地、二七、四四七平方メートルだったことが明らかになった。
 その後取得した用地の一部は、拡幅計画のある道路敷地として一部が除外され、建設用地面積の合計は、二四、八三六平方メートルとなった。
 公社がこれまでに取得した土地は、このうち、平成十一年度は一三、〇三三平方メートル。平成十二年度は、七、四二三平方メートル。合計面積は二〇、四五六平方メートルである。
 これは取得予定面積二四、八三六平方メートルのおよそ八十二パーセントである。
 今年度はまったく取得できていない。










公共企業体の理事長、専務理事を兼ねられるか?

畜産課
遠藤
山下
ミート準備室は20市町村の協議会で構成されている
高山市とは無関係
高山市は分担金のみ支払っている
分担金は畜産の経常予算から支払っている。補助金ではない

財務課
西永
冬頭ミートの文書開示と説明を受ける
昭和52年から平成12年度にたる契約書はなし

市議会
補助金関係
高山市規則第52号
第2条 別表7が議決したのはいつか?

建設課
平岡氏
ふるさと農道
現在市道
岐阜県が建設を進めている
農山村事業〇〇〇〇が主体
地方事務所内にある
市道289号?
市道291号?

疑問
土地開発公社の業務
①八日町ミート(略称)は公共事業か?
公共用地、公用地等の取得、管理、処分等を行う(定款第1条)。
②市長は助役が理事となることを承認したか?
③市長は財務部長が理事となることを承認したか?
④飛騨畜産農協ミート連合会の業務に就くことは、定款の定めに違反するのではないか
?(兼職の禁止、第12条)
⑤予算、事業計画、資金計画に八日町の土地取得があるか?(第16条、理事会の議決事項(3))
⑤財産目録、事業報告書はあるか?
財産目録に取得した八日町のミート用地が含まれているか?
(第16条、理事会の議決事項(4))
⑦八日町ミート用地は公社のおこなう業務とは考えられない。
いずれの業務の範囲に入る■か?
(定款、第17条、第1項、第1号アイウエオカキク、第2号、第3号)
⑧地方公共団体、公共的団体の委託を受けて用地の取得、あっせん、調査、測量をしたか?(定款、第17条、第2項)
⑨前⑦⑧に関連する付帯業務を行ったか? それはなにか?
⑩財産目録、貸借対照表、損益計算書、事業報告書は作成されているか?
財産目録、事業報告書に八日町ミートの土地(財産)、取得状況の報告があるか?
それは市長に提出されているか?(定款、第21条、決算および財務諸表)
⑪八日町用地の取得は高山市の公共用地の先行取得にあたるか?(業務方法書、第2条)⑫高山市等より八日町ミートの用地取得の委託があったか?
その申込書が出ているか?(業務方法書、第3条、申込書)
⑬用地所得の委託について委託契約が締結されているか?
委託契約書が交わされているか?(業務方法書、第4条、協議および契約)
⑭高山市は土地開発公社に用地の取得を委託するとき高山市の予算で債務負担行為として定めたか?(業務方法書、第5条、債務負担行為)
土地開発公社は「取得費用を銀行から借り入れた」と言っている。
高山市は債務負担行為を定めていないのでないか?
⑮取得業務は完了したのか? 継続中か?(業務方法書、第6条)
⑯用地取得は単年度事業か? 2年以上か? 2年以上にわたるとき、高山市等に執行状況を通知したか?(業務方法書、第7条)
⑰業務が完了したときすみやかに用地の引き渡しを行ったか?(業務方法書
⑱理事会の議決に付さなければならない財産の取得はあったか?(理事会の議決、第3条)
⑲公社資産の引き渡し等異動(会計規程、第7条)


●148 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(8)

2006年01月05日 | Weblog
 ミートセンター建設説明会質問書について予定地変更をお願いする会
副会長北村和夫、直井昭夫
皆様明けましておめでとうございます。益々御健勝にて新しい年を迎えられましたこと、衷心よりお喜び申し上げます。昨年末の会設立に当たりましては、多数の皆様の御参加をいただき、発起人一同感激すると共に、ミート建設への関心の高さを痛感いたしました。当日会の目的と活動は「町内会へのお願いのみ」と議決していただき、同時に要望書の審議をいただきましたので、訂正の上役員同道にて、町内会長に提出をいたしました。
まだ正式には回答書をいただいておりませんが、役員の方の話では総代会での、採決はせず納得いく話合い(現在予定地変更要望班は3班)をされるようですので、一先ず安堵いたしております。
この時点での町内会へ一任と言う話もありましたが、町内会としては説明会における「予定地変更に係る質問」は出しにくいと予想されますので、役員にて質問書を作成し、高山市へ提出後町内会へ一任すべきとの意見で一致いたし、別添の通り質問書を作成しました。
当初は11日の説明会にて、質問者をお願いして質問する予定でしたが、農林部にて即答しかねる問題が多く、前もつて発送して当日回答をいただくことといたしました。
全会員より質問内容をお聞きして、作成すべきでしたが、時間の関係もあり役員の一存で作成いたしたことを、お詫びすると共に説明会(11日午後7時センター)には是非参加いただき、不足箇所の補足や訂正をお願
役員にて質問書を作成し、高山市へ提出後町内会へ一任すべきとの意見で一致いたし、別添の通り質問書を作成しました。「
当初は11日の説明会にて、質問者をお願いして質問する予定でしたが、農林部にて即答しかねる問題が多く、前もって発送して当日回答をいただくことといたしました。
全会員より質問内容をお聞きして、作成すべきでしたが、時間の関係もあり役員の一存で作成いたしたことを、お詫びすると共に説明会(11日午後7時センター)には是非参加いただき、不足箇所の補足や訂正をお願いいたします。
今回の質問は予定地変更を前提にしておりますので、一日当たりの処理頭数をどは省きましたが、昨年の1.5倍で3.3万頭。 150日で処理すれば1日2百頭以上の牛、豚が殺されることとなります。
肉として利用できない、廃棄家畜「の焼却なども問題となりそうです。
同じく悪臭、蝿、烏、O157などについても、予定地変更のお願いですから省いております。何とか変更で解決出来るよう願いたいものです。
質問2にあるように、昨年の春までは八日町の山林に計画されていたのですから、町内会の力でもとの予定地に戻してほしいものです。
新宮、八日町の下水道事業の促進のためにも、ありがたいことです。
「予定地変更をお願いする会」の事業は質問書の高山市農林部への提出以後は、全て新宮町内会へお任せすることをお知らせすると共に、]1日の説明会には是非参加いただき、将来に悔いを残さないためにも、ご意見を頂きたいと思います。
平成11年1月5日
ミートセンター建設説明会質問書について
予定地変更をお願いする会
副会長北村和夫、直井昭夫
皆様明けましておめでとうございます。益々御健勝にて新しい年を迎えられましたこと、衷心よりお喜び申し上げます。昨年末の会設立に当たりましては、多数の皆様の御参加をいただき、発起人一同感激すると共に、ミート建設への関心の高さを痛感いたしました。当日会の目的と活動は「町内会へのお願いのみ」と議決していただき、同時に要望書の審議をいただきましたので、訂正の上役員同道にて、町内会長に提出をいたしました。
まだ正式には回答書をいただいておりませんが、役員の方の話では総代会での、採決はせず納得いく話合い(現在予定地変更要望班は3班)をされるようですので、一先ず安堵いたしております。
この時点での町内会へ一任と言う話もありましたが、町内会としては説明会における「予定地変更に係る質問」は出しにくいと予想されますので、役員にて質問書を作成し、高山市へ提出後町内会へ一任すべきとの意見で一致いたし、別添の通り質問書を作成しました。
当初は11日の説明会にて、質問者をお願いして質問する予定でしたが、農林部にて即答しかねる問題が多く、前もつて発送して当日回答をいただくことといたしました。

全会員より質問内容をお聞きして、作成すべきでしたが、時間の関係もあり役員の一存で作成いたしたことを、お詫びすると共に説明会(11日午後7時センター)には是非参加いただき、不足箇所の補足や訂正をお願
役員にて質問書を作成し、高山市へ提出後町内会へ一任すべきとの意見で一致いたし、別添の通り質問書を作成しました。「
当初は11日の説明会にて、質問者をお願いして質問する予定でしたが、農林部にて即答しかねる問題が多く、前もって発送して当日回答をいただくことといたしました。
全会員より質問内容をお聞きして、作成すべきでしたが、時間の関係もあり役員の一存で作成いたしたことを、お詫びすると共に説明会(11日午後7時センター)には是非参加いただき、不足箇所の補足や訂正をお願いいたします。
今回の質問は予定地変更を前提にしておりますので、一日当たりの処理頭数をどは省きましたが、昨年の1.5倍で3.3万頭。 150日で処理すれば1日2百頭以上の牛、豚が殺されることとなります。
肉として利用できない、廃棄家畜「の焼却なども問題となりそうです。
同じく悪臭、蝿、烏、O157などについても、予定地変更のお願いですから省いております。何とか変更で解決出来るよう願いたいものです。
質問2にあるように、昨年の春までは八日町の山林に計画されていたのですから、町内会の力でもとの予定地に戻してほしいものです。
新宮、八日町の下水道事業の促進のためにも、ありがたいことです。
「予定地変更をお願いする会」の事業は質問書の高山市農林部への提出以後は、全て新宮町内会へお任せすることをお知らせすると共に、]1日の説明会には是非参加いただき、将来に悔いを残さないためにも、ご意見を頂きたいと思います。
会員様説明会出席のお願い
前回ご連絡いたしました通り、六日に高山市農林部長宛質問
書を提出し、同日夕方町内会長にも、「予定地変更をお願いする会」の運動を町内会へ一任しますのでよろしくと、お願いをしましたので、会員の皆様に報告いたします。しかし私たち会員にはもう一つ、大きな仕事が残っています。
一一日開催の説明会に出席して変更して欲しいと意思表示をすることです。どれだけ井戸端会議で変更要求の議論をたたかわせても、また家庭でどのように愚痴を言つても、やけ酒飲んでも、農林部の皆さんには少しも通じません
新宮には反対の人ば無いとなります。
これでは今日までの努力は、まさに水の泡です
設立総会のように、家族全員で参加して、変更希望の意思表示を行い、町内会にお任せしたいものです。
予定地に建ててもらっても、良いことは一つもありません。公害が無いと言われると思いますが、完全な無公害施設なら、冬頭町の皆さんも、現在地での立て替えを許されるはずです。建設費も一番少なく、許可関係もー番簡単なのに、許して頂けない施設ですから、私たちも困るのです。何とか昨年春までの予定地へ変更していただくよう、全員でお願いしたいものです。
人の前で変更のお願いなど、とても言えないと思われる方は、自分と同じ意見が出たとき手をたたいて下さい。
説明会への参加が、これからの新宮町のイメージを変え、私たちの生活環境をかえます。「新宮まちつくりの会会則』の目的のとおり「緑豊かな、自然環境を生かしたまちつくり」のため頑張りましょう。
最後の協力をよろしくお願いいたします。

※前回配布しました質問書、当日持参下さい。(市回答あり)食肉処理場建設予定地の変更をお願いする会
副会長北村和夫、直井昭夫

場建設計計画について
新宮町と言えば、地域の生活環境整備と美しい環境の保全を町内会行政の柱としており、その積み重ねが高く評価され、看板条例県下第一号のモデル地区指定や、県表彰を受賞するという輝かしい業績を残している町内会であります。
今回その周辺に場の建設計画が持ち上がり、当寺組所有の土地も含まれるため、十二月十九日全門徒にて協議の結果、建物の色彩まで規制している、町内会の環境保全に対する取り組みを考慮した場合、不適当な施設との結論に達しましたので、左記の理由も含め、場用地としては、全地域住民との間で、納得のゆく話合いが終わるまでは、一切使用していただかないことを議決いたしました。ここに報告いたします。


一、当地区も昭和年代には、高山市でも有数の畜産地域でありましたが、平成九年の農振特別管理年には新宮町内で十二、五町歩の農地が除外され、それと比例して畜産は廃業者が相次ぐ状態がつづいております。
おそらく平成十四年の農振特別管理年には、野方の県道周辺も除外の対象地となることは、火を見るより明らかであり、場の完成と共に当地区から牛は消え、全て遠隔の生産地よりの搬入によらなけれぱなりません。牛や豚の場は、できれば牛や豚の生産可能地での建股を希望いたします。

二、現在計画されている地域は、市内でもアルプスが一望できる、最も美しい地域であり、また近くには小学校や保育園が立ち並び、予定地周辺は保育園児の散歩コースとなっております。
最近の凶悪犯罪の低年齢化は大きな社会問題となっておりますが、子供の情操教育、また命の教育面からも、私たちは不適当な施設と思います。

三、予定地の新宮町側は、新宮町の共同墓地となっており、九十近くの先祖の霊と、多数の無縁仏がまつられております。墓参におまいりし墓に手を合わせるとその正面には、どこから運ばれてきたのか、間もなくされる家畜を積んだトラックや、される建物(勿論殺される現場や、涙を流しながらの悲鳴は聞こえないとは思いますが)では口や筆には表せない不快感を抱きます。やはりこの種の建物は、墓参の際に目に入らない場所に計画していただき、安らかな気持ちで先祖に感謝させていただきたいものです。

四、(一)の理由に記しましたように、平成十四年を契機に大きく宅池化に変わりそうな地域ですが、場の建設により宅地としての価値は半減してしまうのも、周辺に農地を所有している者としては大きな悩みとなります。やはりこのような施設を建設する場合には、その周辺が開発しやすくなり、それにより周辺土地所有者の財産価値の上昇が見込めなければ、同意も無理だと思われます。

五、現在の予定地は、景観上優れているのみではなく、農地としても土地改良事業で整備され、周辺には家や施股もなく最も効率的な農業経営のできる地域です。しかも山田地区土地改良事業の完成は平成四年であり、農林部が計画されたこの大規模な農地転用については疑問を抱きます。優良農地を守り、そこに環境保全型農業を永続することが、観光高山の名声を永続させることにつながると思います、

六、新宮町民に対する一回目の説明会は、来春に予定されているようですが、計画は町民の意見など全く無視で強行されているようです。その原因は平成十四年に清見にて行われる、和牛能力共進会迄に建股し、県より多少の補助金を頂きたいのが理由のようですが、あまりにも目先の金のみで、二十一世紀の高山を無視した悪政と思われます。平成十四年より、新場で牛を殺してほしいと願う市民は数人で、大多数の市民は二ー三年は現在の層殺場で結構だから、高山の将来を考え観光都市としても、悔いの残らない計画を希望しているからです。市民との会話を最大の公約として、出られた私たちの市長さんに恥をかかせない、歴史観の広い視野での農政を希望いたします。建設の遅れによる、県補助金の不足分は場の利用市町村を拡大することや、地価の低い地域の選定などで補っていただき、関係地域住民の納得いくまでの話合いを続けていただきたく、お顧いいたします。
平成十年師走二十日
西蓮寺下之組
責任役員桑田要三
組頭小坂政信
総代桑田博和

総代直井昭夫

要望書
12月27日新宮公民館にて「食肉処理場計画予定地変更をお願いする会」設立総会を開催し、協議の上下記の件につき議決いたしましたので、会長さんの格別の御配慮をお願いいたします。
説明会を「予定地変更もふくめた会」に変更していただきたい。
1月11日に市役所からの説明会が計画されているようですが、当計画は8月に決定しており、私たち会員は次のように理解しております。要約しますと「牧ケ洞と八日町にまたがりキャトルパーク構想が出、この一部に処理場を建設する計画でいたところ今年3月に知事が縮小を発言、予定地もないまま、高山市が用地の準備を約束、建設期限は平成14年に清見を会場に行われる「和牛能力共進会」としたところ、開発許可の関係、汚水の処理などを考えると、景観上も農業効率上も最高の地域である、現在の予定地に決定する以外ないから周辺住民は我慢していただきたい」
間違いがあれば指摘していただきたく存じます。
しかし、ただ押しつけるだけの説明会では開催していただいても困ります。
また何故牛の生産地である大野郡でなく高山で建設かも疑問です。農協の合併以来農業の中心は吉城に傾いていますが、吉城でも結構です。
予定地の変更も考慮に入れた説明会以外は、何の意義もありませんので、この点を事前に打ち合わせて下さい。

2、町内会行政の柱は従来通り、環境保全を強く通して下さい。
新宮町と言えば地域の生活環境と、自然環境の保全を町内会行政の柱とされており、私たちも賛辞を送ると共に誇りに感じておりました。
その積み重ねが県下でも高く評価され、看板条例第一号のモデル地域指定や、県表彰他数々の賞を受けられると言う、輝かしい業績を残している町内会であります。この先輩の努力を泡とすることなく、地域の快適な環境の保全のために、従来の町内会行政の姿勢を変えることなく、努力されるよう希望いたします。
北野橋の下といえば、昭和初期より水浴び場として利用された地域ですが、現在でも夏は家族連れで賑わっております。この快適環境(アメニテイ)を何時までも保全するよう、隣接町内会と提携して頑張って下さい。
また予定地の新宮側には町内会の共同墓地があります。墓は約90戸のものですが、それに係る家族、親戚、関係者など考えますと、多数の方々がお参りにこられますので、手をあわせた目の前で日に何百もの家畜が殺されていては、口では表せない不快感を抱きます。安らかな気持ちで先祖に感謝できる環境を保全していただきたく、お願いいたします。
3、町民の声を聞いて下さい。
地域住民が抱く不安の一例として、小学校の子供を持つ母親の意見を添付しますが、新宮町民で平成14年より八日町食肉処理場でのを希望する町民は皆無であり、全町民が建設は多少延期しても、観光高山市の西玄関口として、21世紀に悔いを残さない計画を望んでおりますし、現に変更をお願いしている班もありますので、新年の総代会にて強行議決など行わず、納得いくまで話合いを行い、町内会を賛否で二分し後々にしこりを残すことのないよう、今後の町内会のためにも強く要望いたします。

4、大問題は新宮校下町連で話し合って下さい。
今回の問題を教訓とし、このような大きな問題は、新宮校下町連の議題として充分な話合いを重ねた上での計画としていただき、地域住民にも行政側にもお互いに迷惑を生じないよう努めていただきたくお願い致します。
以上4項目につき格別の御配慮を賜りたくお願いいたします。
なお要望書の回答につきましては、1月10日までに、文書にて会長あてにいただきたくお願い致します。
(コピ―の上全会員に配布することもあります。ご了承下さい。)
なおこの会は町内会として、予定地変更にお力添えを賜われるように決定した時点で解散させていただきます。
平成10年12月28日
予定地変更をお願いする会会長桑田要三
新宮町町内会長
石原正樹様


●147 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(7)

2006年01月05日 | Weblog
99、3、26
食肉センター建設予定地変更をお願いする理由
直井昭夫
私たちの班長さんが1月末に「名古屋ミート」を視察してこられた
当場では稼働しながら14年以降に対応できる施設に改造されたそうだ。国と地方を合わせた借金は600兆円(あまりにも子供や孫がかわいそうな話だ)先進国の中で最悪にもかかわらず「不況なら公共事業」の考えを変えない政治家の多い中で名古屋ミートのとられた処置を私は高く評価する。
―般の国民意識なら、平成4年迄かけて整備した農地を転用し、昭和53年当時の宮垣市議を中心に地域住民の運動が実り、ようやく竣工した北野橋を壊し、当地から畜産が姿を消そうとしている時期に、これだけ多額の投資をしてミート建設を考える人はいないだろう。
現在の施設を最小限の投資で改造すると思う。もったいないという考え、借金はどれだけでも少なくしたいという考えが働くためだ。
私達国民の時代の変化に対する意識、換言すればG然や物を大切に使おうとする気持ちと、政治の意識のギャップの大きさを痛感する。
1.快適環境の保全
快適環境とは親か空気のようなもの、無くなるととたんに欲しくでたまらなくなるが、どれだけ資金をつぎこんでも復元不可能なものだ。
最近はメダカの保存まで真剣に考えられているが、予定地は上枝地区の川上川流城で唯一残された快適環境地城、夏は市民の川遊びの場として活用され、そこから眺めるアルプスはJAのカレンダーを飾るほどすぱらしい。
上枝地区で最も残したいアメニティの素材となる地区だ。
清見インタ-の完成をみれば、当地区は名実共に観光都市高山の西玄関となる。また新宮町は環境問題を町内会行政の柱としており、数々の優れた業績を残している町内会(岐阜県屋外広告物条例による屋外広告物景観モデル地区指定、新宮まちつくりの会設立、規則、細則、を定めまちつくりに努力している)であり、町内会や高山市のイメージアップに、つながる土地利用が必要となる。
「まちづくりの会会則」に定めている「緑豊かなG然環境を生かしたまちづくり」は当然だが、高山市の西玄関口として将来に悔いのない総合的な土地利用計画を市役所の各部と新宮校下町連にて話合いを重ね、立案しなければならないだろう。
私たち周辺住民としては、これだけ快適環境に恵まれ、アルプスの眺めも市内で最も美しい地域であり、やむを得ず転用の場合には、農業を通した「実践教育活動の場」「福祉施設」などへの活用を希望している。
最近デ、カップリングと言う難しい言葉が農政の課題となっているが、予定地周辺を農振とは別に特別地域に指定し、高齢者による伝統的作物、集約度の低い農業を復活させ(これが真の高齢者対策)、「美しいむら」をつくり地域資源としての活用も―案だろう。美しいむらの創造により、周辺には農業を活用したリハビリ施設(園芸療法)や坂下町の花の椛農業小学校のような子供が農業に触れる施設、農業公園なども加わることと思う。高山市の西玄関にふさわしく、子供や孫に喜ばれる土地利用案を、市議選の話題にもしてほしいものだ。
3.生活環境の悪化懸念
関係者の説明によれば、環境の悪化につながる施設ではないと断言されるが、冬頭町周辺の皆さんと違い未経験なことだけに不安が大きくなる。
それほど無公害施設ならば、何故現在地にての改造工事が認めていただけないか?又今回の八日町以前の候補地が関係する住民の反対で潰れた?などと噂話が広がり、周辺住民の不安はより大きくなってくる。
最近のニュースに烏が運んだ墓地の火による山火事があったが、予定地の川向こうには、新宮町の共同墓地もありこれも不安の―つだ。
墓の数は90余りと後は無縁仏だが、一つ―つの墓にはその一族と知人や関係者が結びついており、何千人と言う方がお参りにこられる。
これらの人が墓に手を合わせると、川向こうには家畜をする建物と、間もなく殺される家畜を積んだトラックでは、言葉では表せない悲哀と不快を感じる。何とか安らかな気持ちで、墓に手を合わせられるよう、墓参の際に目に入らない地城への変更を願う気持ちも強まってくる。
住民の中には、無公害の説明を聞いても、なお悪臭や、運搬の際に車が持ち込む蝿、0-157などにおぴえる者も多い。
4.農地の保全に対する矛盾
予定地となっている農地は、土地改良事業で整備され、周りに何の障害物もなく、最も効率的に農業機械を活用できる場所だが、この地での約3haの農地転用を、農林部が中心に行われることに何か抵抗を感ずる。
―方三枝地区では多額の補助金を使い農地造成が行われている。
うわさ話によると八日町では、周辺に子供の遊び場を作っていただけると言う話が出ているようだか、若しセンターの周辺に、植樹や公園を計画し住民を賛成の方向へ向けようと考えておられるとしたら、これは全く無駄な投資ではないかと思う。現在冬頭にも立派な「親水公園」ができているが、休みに親水公園に行くのを楽しみにしておられる市民は数少ない。
やはり花見などもG然と城山か東照宮となる。どれだけ公園に投資しても、周囲に快適環境が残っていなくては投資効果はでないだろう。転用面積の増加のみに終わる。迷惑施設を地価の高い優良農地に建設して、反対地域住民の同意を得るため、無駄な植樹や公園をつくるのではなく、地価の低い山林地域に建設し公園化に要する事業費を、汚水処理や道路改良に向けていただき、予定地周辺の開発につなげてほしいものだ。
5高山市の負担金に対する疑問
一市民として考える場合、何億円もの用地費を支出して何故、ミート用地の取得をしなければならないのか、市の負債の大きさが何時も話題となるだけに割り切れない気持ちが強く、どうしても地価の低い山林の方が市の負担額の減少に結びつくような感じを抱く。周辺住民にたいしても取得費、造成費、下水道工事費などの高山市負担額や、JAよりの借地料など、納得のいく説明が必要のようだ。
6畜産振興につながる施設?
飛騨の畜産振興に役立つミートとはどんな姿か、皆で考えてみたい。
振興とは「奮い起こして物事を盛んにすること」のようだから、生産者が奮い立ち頭数の増加するような施設であれば最高だが難しい問題のようだ。
前回のミート改造の際に鶏は採算に合わないとの理由で、処理を中止され間もなく飛騨からプロイラは姿を消したことから見ても、ミートと家畜飼育の存続とは深い関連性のあることは言うまでもない。
結論としては最低の処理費で処理でき、最高の価格で肉の販売ができる施設であることには間違いない。莫大な投資による、見せるための処理場では振興とは無関係になるだろう。
予定地周辺の畜産農家も昭和時代には、酪農、養鶏を中心に多かったが最近は廃業者が相次ぎ数戸となっており、新ミート利用農家がどれだけ残れるか不安も多い。ミート完成と共に当地区より牛は消え、遠隔地よりの搬入となってしまいそうだが、やはりミートは家畜の生産可能地での建設が望ましい。飛騨牛ではなく「飛騨での牛」では振興以前の問題だ。了周辺の土地利用が制約No.2の土地利用に記したような、農振とは別の指定をして頂かない限り、平成14年の特別管理年を契機に、新県道周辺の宅地化が急速に進むと予想されるが、その場合に宅地としての価値が減少すると言う不安を抱く土地所有者も多い。
賛成の立場の方々は、施設と言えども、の現場は見えないのだから問題はなく、むしろ子供に対する命の教育になると言われるが、私たちは人間としての未熟さか愚知かしらないが、殺生とか死に対しては異常な感じを抱くものだ。死(4)と言う数字でさえ嫌う人が多く、病院へ入院した場合など病室が4号室だったり、自動車Noが42だったら、何の関係もないのに、快感を抱きながら入院生活や運転される方は少ない。
やはりこのような施設は住宅地より目につかない山林地域に建設し、周辺が道水路や上下水道整備により、土地の価値が上昇しなければ同意はむつかしい。余りにも歴史観の視野が狭い発想
今回のミート建設予定地の選定方法は、Γ今さえ良ければ、自分さえ良ければ」と言う考えが強すぎるの一言につきる。
ただ14年の全共に間に合いさえすれば、先のことはおかまいなし。各町内会は自分の地域さえ良ければ、校下や高山市のことはおかまいなし。折衝に当たられる市の皆さんも、関係地域の皆さんも全て自分さえ良ければ的発想と言えば叱られるか?
Γ今は悪くとも子孫の代に良いように、自分には悪くとも高山市や新宮地区が良いように」こんな発想による話合いができればなどと夢を見る。
少なくともミ-ト稼働と同時に移転要求連動の始まるような予定地の選定は避けなければならない。高山市や飛騨の畜産のためにも。

平成11年1月5日
ミートセンター建設説明会質問書について予定地変更をお願いする会
副会長北村和夫、直井昭夫
皆様明けましておめでとうございます。益々御健勝にて新しい年を迎えられましたこと、衷心よりお喜び申し上げます。昨年末の会設立に当たりましては、多数の皆様の御参加をいただき、発起人一同感激すると共に、ミート建設への関心の高さを痛感いたしました。当日会の目的と活動は「町内会へのお願いのみ」と議決していただき、同時に要望書の審議をいただきましたので、訂正の上役員同道にて、町内会長に提出をいたしました。
まだ正式には回答書をいただいておりませんが、役員の方の話では総代会での、採決はせず納得いく話合い(現在予定地変更要望班は3班)をされるようですので、一先ず安堵いたしております。
この時点での町内会へ一任と言う話もありましたが、町内会としては説明会における「予定地変更に係る質問」は出しにくいと予想されますので、役員にて質問書を作成し、高山市へ提出後町内会へ一任すべきとの意見で一致いたし、別添の通り質問書を作成しました。
当初は11日の説明会にて、質問者をお願いして質問する予定でしたが、農林部にて即答しかねる問題が多く、前もつて発送して当日回答をいただくことといたしました。
全会員より質問内容をお聞きして、作成すべきでしたが、時間の関係もあり役員の一存で作成いたしたことを、お詫びすると共に説明会(11日午後7時センター)には是非参加いただき、不足箇所の補足や訂正をお願
役員にて質問書を作成し、高山市へ提出後町内会へ一任すべきとの意見で一致いたし、別添の通り質問書を作成しました。「
当初は11日の説明会にて、質問者をお願いして質問する予定でしたが、農林部にて即答しかねる問題が多く、前もって発送して当日回答をいただくことといたしました。
全会員より質問内容をお聞きして、作成すべきでしたが、時間の関係もあり役員の一存で作成いたしたことを、お詫びすると共に説明会(11日午後7時センター)には是非参加いただき、不足箇所の補足や訂正をお願いいたします。
今回の質問は予定地変更を前提にしておりますので、一日当たりの処理頭数をどは省きましたが、昨年の1.5倍で3.3万頭。 150日で処理すれば1日2百頭以上の牛、豚が殺されることとなります。
肉として利用できない、廃棄家畜「の焼却なども問題となりそうです。
同じく悪臭、蝿、烏、O157などについても、予定地変更のお願いですから省いております。何とか変更で解決出来るよう願いたいものです。
質問2にあるように、昨年の春までは八日町の山林に計画されていたのですから、町内会の力でもとの予定地に戻してほしいものです。
新宮、八日町の下水道事業の促進のためにも、ありがたいことです。
「予定地変更をお願いする会」の事業は質問書の高山市農林部への提出以後は、全て新宮町内会へお任せすることをお知らせすると共に、]1日の説明会には是非参加いただき、将来に悔いを残さないためにも、ご意見を頂きたいと思います。
平成11年1月5日




●146 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(6)

2006年01月05日 | Weblog
 キャトルバーク構想が出てまいり、その一部(八日町山林)に食肉処理場の計画も含まれることをお聞きし、山林の中での建設ですし、処理施設のお陰様で、道路や下水道の恩恵にあずかれ、ありがたい事だと喜んでおりました所、12月の総代会にて、目の前に建てられることを知らされ、大騒ぎをしております。平地で計画されていたこの種の迷惑施設が、山林に変更するのは当然ですが、今年の春まで山林内で計画されていた施設が、平地へ降りてくるとは誰しも、理解に苦しみます。それも最高の快適環境に恵まれた地ですから驚きです。私たちは当初計画された山林への、一日も早い変更を希望しておりますが、何故出来ないのですか?
質問3
清見インターの完成をみれば、当地区は名実共に観光都市高山の西玄関です。その地区にこの施設では、住宅に例えれば玄関とトイレを並べて作るようなものです。また新宮町は環境問題を町内会行政の柱としており数々の優れた業績を残している町内会(岐阜県屋外広告物条例による屋外広告物景観モデル地区指定、新宮まちつくりの会設立、規則、細則を定め緑豊かな自然環境を生かしたまちつくりに努力している)であることを農林部の皆さんはご存じ無かつたのだろうと思いますが、計画段階でご承知でしたか。
高山市の西玄関口として将来に悔いのない総合的な開発計画を、市役所の各部と新宮校下町連にて話合いを重ね、立案していただきたいものです。
私たちとしては、これだけ快適環境に恵まれ、アルプスの眺めも市内で最も美しい地域(JA飛騨ふる里カレンダー北野橋よりの写真参照)であり転用の場合には、農業を通した「実践教育活動の場」「福祉施設」などへの活用を希望しております。
質問4
予定地となっている農地は、土地改良事業で整備され、周りに何の障害物もなく、最も効率的に農業機械を活用できる場所です。
この地での約3ヘクタールの農地転用につき、何か抵抗を感じます。三枝地区では多額の補助金を使い農地造成が行われています。私たちの会では、こんな観点からも優良農地を守り、山林への変更をお願いしたいと思います。
質問5
予定地決定の時点で川の向こう側には、新宮町の共同墓地のあることはご存知なかったのだと思います。
墓の数は90余りと後は無縁仏ですが、一つひとつの墓にはその一族と知人や関係者が結びついており、何千人と言う方がお参りにこられます。
これらの人が墓に手を合わせると、川向こうには一日に何百頭もの家畜をする建物と、間もなく殺される家畜を積んだトラックでは、言葉では表せない悲哀と不快を感じます。勿論肉をいただいているのだから我慢しなければと思いながらも、かわいさも加わりたまらない気持ちになります。
何とか安らかな気持ちで、墓に手を合わせられるよう、墓参の際に目に入らない地域への変更をお願いできないものでしょうか。
質問6
畜産関係の各種団体の役員の方々が、お揃いで町内会の役員へお願いに回っておられますが、私たちは逆に処理場の予定地建設が、新宮八日町の畜産を廃業に押しやるのではないかと心配しております。
それは現在新宮、下之切は当然ですが八日町にも沢山の反対意見をお持ちの方がおられます、ただ町内会の有力者や市役所の皆様への遠慮で押さえられているだけです。氏名は公表できませんが私たちの会に、反対してほしいと要望されている、真意は反対だが表だけの賛成者は数え切れません。
処理場の操業開始と同時に、立退きの運動が始まるのは、火を見るより明らかであり、その巻き添えに合われる心配です。特に畜産農家の方々は町内において中心的な方が多く、すべてが町内会長候補のため、会長職と立退き要望運動の板ばさみとなられないかと心配は大きくなります。
畜産課でこんな観点からの永続問題を考えられたことはありませんか。
質問7
うわさ話によると八日町では、周辺に子供の遊び場を、作っていただけると言う話が出ていますが、これは本当の話ですか。
若し処理場の周辺に、植樹や公園を計画し住民を賛成の方向へ向けようと考えておられるとしたら、これは全く無駄な投資ではないでしょうか。
現在冬頭にも立派な「親水公園」ができておりますが、休みに親水公園に行くのを楽しみにしておられる市民は数少ない気がします。やはり花見なども自然と城山か東照宮となります。どれだけ公園に投資しても、周囲が快適環境でなければ、投資効果はでません。
迷惑施設を地価の高い優良農地に建設して、反対地域住民の同意を得るため、無駄な植樹や公園をつくるのではなく、地価の低い山林地域に建設し公園の事業費を、汚水処理や道路改良に向けていただき、山林周辺の開発につなげてほしいと願っておりますが、私たちの考えに対するご意見をお願いします。
質問8
新宮町への説明会もないまま、建設計画を強く推し進められた原因の一つに、14年迄に完成して県からの補助金増額の要求をしたいと言う、気持ちがあるようですが、下之切や新宮の当会員は、飛騨市町村の施設に対する補助金のために、あの快適環境を破壊されることは耐えられません。
快適環境は一度破壊すればどれだけの事業費を使っても、もとには復元できないものです。この考えはあまりにも利己的で間違いでしょうか。
質問9
九七年の処理数は牛五、八四〇頭、豚一六、四八〇頭、綿羊三一頭、合計二万二千頭余りとのことですが、このうち高山市の処理頭数がわかれば教えて下さい。
釈迦に説法ですが、高山市の家畜飼養頭数は年々減少しております。
私たちの会では、二〇二〇年頃には高山市以外の家畜のための処理場となるような気がしてなりません。
農林部では二〇二〇年頃の高山市の処理頭数をどのように見ておられますか。
高山市を除いた、他町村のための処理施設でしたら、何とか大野郡か吉城郡へお願いしていただけませんか。
質問1O
冬頭町では長い間処理場の立退きを要望しておられますがその原因は何ですか?何故その原因に対して解決策を考えられないのですか。
今回計画される処理場施設は、冬頭町が立退きを要求される原因となっている諸問題を全て解決できる、施設となるのでしょうか?
若し冬頭町で今日まで問題となっていた、原因が全て解決できる施設でしたら、平成六年十二月に市長と約東された、処理場移転問題は白紙撤回も可能な感じもいたしますが、検討されたことがありますか。
現在地で建設の同意が得られれば、汚水処理経費の軽減、開発許可の簡単なことなど14年完成に向け、有利な条件が多いと思われます。
新しい地域住民の同意を得られるよりは、冬頭の立退き要望となっていた原因を全て解決の上、前回の話合いを撤回していただくよう、御願いをされる方が、問題解決の近道のような気がします。
処理場施設と長い間関係してこられた、冬頭町での同意が得られないような施設では、どれだけ農林部で無公害の説得をされても信用もできず、予定地をどこに変更しても、平坦部での同意は無理ではありませんか。
質問11
冬頭の現在地では少し狭いとの話しも聞きましたが、その場合には経済連と協議され、家畜市場(子牛市場)の移転を考えられてはどうですか。
家畜市場の用地が確保出来なく、現在の食肉処理場予定地の転用以外考えられない場合には、家畜の殺される施設だから困ると言う仝員がほとんどですので、子牛市場の場合には、下之切町、私たちの会共に同意を得るのは簡単と思います。
賛成の立場の方々は、施設と言えども、の現場は見えないのだから問題はないと言われますが、私たちの人間としての未熟さか愚痴か知りませんが、殺生とか死に対しては、異常な感じを抱きます。特に年配の女性の方などは、かわいさが加わり、より大きくなるようです。
しかし私たちと同じ考えの方も多く、死(4)と言う数字でさえ嫌う人が多いようです。病院へ入院した場合病室が4号室だったり、自動車Noが42だったら、何の関係もありませんが、快感を抱きながら入院生活や運転される方は少ないのではないでしょうか。
質問12
今日が一回目の説明会ですから当然ですが、年末迄に町内会に対し、予定地の変更をお願いしているのは、3班と「予定地変更をお願いする会」だけですが、反対の意思表示を(質問6)の通り、表に出せない反対者も多いため、当会としては町内仝長に対し、町総代会での反対者挙手などという強固議決により、町内会を賛否により二分するようなことのないよう強くお願いし、納得のゆく迄の話合いによる解決を希望しております。
農林部におかれましても、最後まで話合いによる解決を約東していただけるでしょうか。是非両者納得いく迄話合いを続けさせて下さい。
この質問についての回答は、説明会当日参加者に発表していただけれぱ幸甚です。文書による場合には町内会長宛にお願いいたします。
平成11年8月24日
下組総会、
下組所有食肉処理場建設用地について
1、対象物件前原町13-1田801・
13―3田608
14田844
2253(681坪)
2.土地所有奢名義北村哲雄、桑田博之、柳瀬佳子、3名
3、下躯以外のミートセソター転趣農地(30日農振協議会にて除外)
八日町32了他浦谷克夫4、230・
八日町331他洞ロ啓一郎2、341
前原町5―1他山下英男3、572
前原町6野中良三1、845
前原町了―2他北村哲雄2、076
前原町7―3他柿本太久治1、841
前原町8他本林正三2、128
前原町11岩山弘2、220
前原町14他下の組2、253
前原町15古谷隆行2、277
前原町17小瀬本国男2、664
合計27、447・
(8、303坪)
4.今後の取り組みについで
1交換か売却か
2ー3班に居住する門徒の強い要望としては、何とか予定地の変更をお
願いしたい気持ちだが、今となっては下の組として将来に悔いを残さない
形での転用以外道はないようだ。
別紙にて8月4日に組頭と役員3名にて、雑談会を開催した際の話題を添付しているので参考にしていただきたく思うが、その中では土地として所有することで意見の一致をみた。
交換か換金かの決定は早急にしなければならないだろう。2市との交渉は誰がおこなうか組としてもっとも簡単で正確な方法は、市で直接29名の皆さんと個別に話合いの上、29分の1の権利に対し同意をとってもらえば、組頭も役員も無関係で簡単だが、市としては大変だろう。
地権者は(2)に記しているように、若い方3名にお願いしている。
前回の地権者に対する説明会には、市は所有者の内容は百も承知なのに3名に案内状を出し、役員には連絡を省略された。(法的には当然だし、役員が説明会に出ては市としては不都合な点も理解できるが)組頭は当然だがその他に3名の地権者か、3名の役員か、特別の委員をつくるか検討をお願いしたい。゛
もちろん誰が交渉の窓口となっても、決定は総会以外ないのだから総会の議決を組頭から、市へ報告し市の返事を総会で協議すれば事足りる訳だが。3交渉の方法
市から提示された具体案を総会で協議して賛否を決定し市へ報告する動作を繰り返すか、組としてこれ以上は妥協できないという案を複数立案し、をのホから市として対応しやすい案で決定してもらうかだろう。
決定を延期した者が不利と言うことは少ないようだが、市の立場も理解し
下組所有食肉処理場建設用地について
8月4日役員4名による話合いにての話題

議決報告書に対する回答の要求ニ
今回その周辺に食肉処理場の建設計画が持ち上がり、当寺組所有の土
も含まれるため、十二月十九日全門徒にて協議の結果ヽ建物の色彩までしている、町内会の環境保全に対する取り組みを考慮した場合、不適当な施設との結論に連しましたので、左記の理mも含め、食肉処理場用地としては、全地域住民との間で納得のゆく話合いが終わるまでは、―切使用していただかないことを議決いたしました。この文は12月21日に役員連名で、山岡部長に提出したものの一部です。この中の納得い《話合いはまった《行われておらず、また組に対する回答もきておりません。このような誠実さを欠いた農林部の態度では直ちに協力できる段階とは思っておりません。
町内会とは別に納得いくまでの話合いを求めるべきだと思いますが、それは今となっては無理と思われますので、農林部にたいし組の要望書に対する回答だけは土地の話合いに入る前にもらうべきと思います。
現状ではこの議決事項がそのまま現在も生きている訳ですから。
(10日口頭にてこの件を部長に伝達、13日別添の回答書とどく)

売却でなく交換:
1、駐車場
基本的には売却はしたくないと思います。下之組の先人が他の組のよう
に売却せず、農地として守ってくれたおかげ様で現在私たちは大きな恩恵を浴しているのですから、土地として残してやりたいものです。
第一要望としては、寺組の土地でもあり西蓮寺の経営に少しでも役立てば、
最も有効な利用と思いますので、寺周辺の土地と交換していただき、ゲートボール場として転用し、普段はゲートボール、グランドゴルフの練習場、子供の遊び場などに利用し、寺に行事の際には駐車場として利用してはと考えます。駐車場の心配無用となれば、門徒以外の葬儀、法要利用者も増加し、ひいては寺院経営に大きなプラスになると思います。(新宮でも6班あたりの住宅建設はものすごく、利用者増加も望めます)
借地料については、西蓮寺門徒会計より現在以上の金額で決定すればどうでしょうか。
2、西蓮寺霊園
寺院経営の点からみれば、「西蓮寺霊園」の経営も一考の余地はありそうです。町内会墓地も限りがあり増加する町民の需要に応えられないと思われますし、納骨、班養、ひいては門徒の増加につながりそうです。
(墓地になりそうな山林などと交換する)
個人では墓地への転用も難しいと思いますが、30名でお願いすれば不可能でもないような気がします。
予定地反対連動の一番大きい理mとして、現在予定地では土地取得費が大きくなるので、単価の低い山林地域で取得し、道路、下水道を整備すべきだと主張してきましたが、それを無視し現在地にて強硬に―方的な決定をするからには、市としてもそれなりの覚悟もあると思われますし、またどんな条件でも聞《からと言っておられますので、西蓮寺周辺で同面積を要望したいと思います。(理想は秋の法要に利用できること)
同面積を要望する根拠として、北野の信号機よりふるさと農道工事も着工されますが、道路用地とミート用地の単価に差をつけることは出来ませんので、組の農地は北野信号機周辺と同価値となり、寺の裏で市道や県道に菩しない農地だったら同面積の要求は当然となりそうです。
交換ぞ可能の場合には、
坪500円位での借地がどうでしょうか。ミートの赤字は行政が負担するのですから、借地料が経営の重荷となれば、市の判断で予定地を変更してくれても結構です。月額約30万円以上の不動産所得は税金涵の対策さえ考慮すれば、寺院の維持経費には―役かってくれることと思います。

施設周辺の環境悪化による、財産価値の低下を原因に、予定地の変更運動を続けてきた者として、施設より数百m以内地域での交換は論外です。

会のあり方(27日の議決)
この会は「町内会が予定地変更にむけて動き出す」ための活動を主体とし、町内会が予定地変更運動の開始と同時に解散する。

とりあえずの活動計画(案)
1、28日
・町内会長に要望書提出、
・下之切町内会長挨拶、運動協力、
・杉本市議へのお願い、(一度はお願いしておいたほうが、執行部
の考えを変えてもらうためにも有利と思う)
田中副会長にもお願いしたらどうか。
(昨晩も本人の署名はいただけなかったので、一度顔を出してお
くべきだろう。執行部での発言力は町内会長経験者でもあり、最高と思われるので)
2、下之切との連名で、PTA会長、保育園の保護者会長などへの働きかけも必要だろう。
過日坂下PTA
2、下之切との連名で、PTA会長、保育園の保護者会長などへの働きかけも必要だろう。
過日坂下PTA会長に電話はしておいたかが、桑田修さんらの協力
も得ながら、変更に理解を得たい。
3、説明会までに一番必要なことは、二班にも三班のように、文書で町内会長に予定地の変更要望書を出してもらうことだ。
賛成者が多いとは考えられないので、一度昨晩の会員により、班長にお願いしてもらいたい。
二ケ班から正式の変更希望にたいする意思表示があれば、総代会の議決はできない。
4、説明会への対応
全会員の参加をお願いしても、会場にての質問や変更意見は出ないと思われるので、役員により質問項目をまとめ、コピーして会場に配布し会長が一読のほうが、参加者にたいする啓蒙運動にもなり効果的と思うがどうだろうか。
また持ち帰ったコピーは、家族にも読んでいただける可能性もある。
ミート建設に関し下記の件につき各委員のご意見を聞かせていただければ幸甚です。
1、北野橋周辺の快適環境の保存について
2、北野橋周辺土地の新宮としての最も有効な利用方法について
(ミート利用の場合には、岐阜の畜産公園くらいの発想がほしい)
3、生活環境の悪化(悪臭、蝿、烏、O157の不安、墓参の際の不快感等)について
4、土地改良事業と土地総合整備事業にて平成4年まで整備した農地を転用することについて
5、高山市の畜産振興につながる施設かどうかについて゛
6、周辺の土地利用が制約されることについて
(資材置場、等に限られないかの不安)
7、ミート建設により、新宮町や周辺に何のメリットがあるか
また地域住民として、どんなメリットを希望するかについて


●145 新宮の道しるべ騒動

2006年01月05日 | Weblog
新宮の道しるべ騒動

 郡上から清見村の三日町を経由して新宮に至る道は、古くから交通の要衝で分岐点であった。
 ここにはいまでも「右、高山。左、古川」の道標が立っている。
 いまは関心を持つ人も少ないが、この道しるべには、ちょっとした歴史と事件話がある。
 明治の中頃のことである、なにかものたらない異変に気づいたが、はじめはそれがなんだかわからなかった。
 そのうち数人が何かおかしいときづき、それが毎日見慣れた道しるべが無くなったからだとわかったことから大騒ぎになった。
 いつ無くなったのか、近所で気づいた者は居なかったか、と聞き合わせている内に、昨夜夜半、数人の男たちが道しるべを大八車に積み込んで居るのを見かけたという人が現れて、どうやらこれは盗まれたらしい。と判断した。急拠、寄り合いを開いて対策を協議したとき、取られたものは仕方がない、という諦め派
と、そんなわけにはいかん、許すわけにはいかんという二派に分裂した。 そんなわけにはいかんという意見も「お上に訴えよう」という意見と、何がなんでも取り返さずにはおかん。という強硬派に分かれた。
 ときはあたかも田植え前の代かきで農作業の忙しい時だったが、いちばん少数の、「取り戻し」を主張したひとは三十人くらいに減っていた。
 気持ちは焦ったがとりあえず、道しるべを積んで街道を運べば人目にもつくはずだから、後を追いかけ、あとは出会う人に聞きながら追いかけようということになった。 では持ち去った方角はどちらか? ということでまた議論になったが、急な坂道が多い荘川や、清見方面ではあるまい。高山か古川のどちらかだろうということになり、人手を二手にわけ、古川方面に一〇名ほど、高山方面に二〇名ほどと人員を振り分け後を追いかけて、実力で取り戻すことになった。きっとひともめあるだろうというので、荷縄、斧、鉈から山芋掘りの長棒、一反風呂敷(何につかうのか?)、祭の太鼓、猪突き槍、闘鶏楽の鉦子、むしろ、ばんどり(雨よけの合羽)、火消しの鳶口、換えの車、炊き出しのにぎりめし、紋付きの羽織? やかん、わらじ、だいもち引の金采配などをあたふたと荷車に積み込んでいたところ、高山から法事を済ませて帰ったきた人があって、重そうな荷物を車に積んだ男たちが数人、小糸坂を下って高山の方へ下ってくるのと出会ったときいたから
俄然志気があがった。
 話を聞いた人の中から、あらためて参加を申し出たひと、近在の若者たちに中にも話を聞いて駆けつけた人も加わって、人数も、五〇人くらいに増えていた。
 本隊と、情報を集める足の速い先行隊にわかれて出発した。
 やがて、大名田村(現在、高山市の南部)の千島あいあった馬車駅で、荷車から馬車に荷物を積み替えた事実が伝えられた。新宮の追尾隊の意気はますますあがったが、宮の松橋で、馬と牛を取り替えた話をききこんだ。
 荷物が重いと、急坂を下るとき、馬は足を折ってしまい暴走してしまうから、下りに強い牛に変えるのである。荷役を牛馬に依存した時代は、この駅次の区間は牛方(どしま)の便があって、牛の輸送に頼った。
後を追いかける人たちは宮峠を越え久々野、渚についた頃はすでに真っ暗であった。
 あとを追いかける人たちはあかし(赤松の根を乾燥させて作った灯明)に火をとも、小坂に着いたとき向かいからきた通行人から、重そうな荷物を曳いた牛車が萩原方面にむかっているのと行き違ったときいたから、若者たちの間から歓声が上がり、そのまま休憩もとらず、真っ暗闇の中をひたすら追跡し、やがて禅昌寺をすぎると、とうとう東上田でそれらしき車に追いついた。
 あたりは、まだ暗かったが、夜明けも近い時刻であった。
新宮の人たちは、血相を変え、みんなで牛車を取り囲んで詰め寄ったが、一人が荷車のうえに飛び上がり、やおらむしろをはねのけると、そこには見慣れた「道しるべ」が横になって積まれていた。
 これを見た人たちからは安堵の声や、怒声、笑い声などが続いて起こった。荷物の運搬に携わっていた男たちは意外とおとなしく、神妙な態度であった。
 牛方の御者と、荷役の責任者は、詰め寄った新宮の人たちにおとなしく積み荷の道しるべを引き渡しに応じた。
 しかし、そのあとがまた大変だった。道しるべを盗んだのは、高山市内の下岡本で運送を業とする男だったが、帰りの運送を法外な値段でふっかけ、折り合いが付かないとみるや、荷物をおろすとさっさと帰ってしまった。
 安堵の思いと、寝不足
過労から、道ばたにむしろを敷いてごろ寝をしたが、それもまもなく降りだした雨に起こされた。
 一同、来たときとちがってなんだか元気がなくなり意気消沈したまま、言葉少なに帰りの途に就いた。
 宮峠を下り、一宮の前まで来るとむこうから大きな歓声が上がった。
 新宮の町内の人たちが
松橋まで出迎えていた。
 ここで酒肴の用意して待っていた出迎えの人たちと酒を酌み交わして喜び合い、ここからは、六尺ふんどしと嫁の腰巻きを縒りあわせた、にわかづくりの紅白の曳き綱に二列になった乙女たちが加わって急ににぎやかになり、ふたたび元気を取り戻した若者を中心に、鉦子を敲き、太鼓を打ちならし、大声で木遣り音頭で囃したてて車を引き、次第に増える出迎えの曳き子らにより石浦を経るころは毀棄伝えた野次馬や見物人が群がった。
 意気の上がった新宮の引き子は小糸坂も楽々と登りきり、新宮の明かりが見えたときは皆赤い眼に涙を浮かべていた。
 こうしてこの日の夜半遅くはなったが無事道しるべはもとあった位置に無事戻ったのだった。
 翌日は元の位置に立て直し、その後は、街道にむしろを曳いて大宴会になり、祝い歌を歌い振舞酒で一日酔いしれた。
 気が付いたら、農作業はすっかり遅れ、近郷は田植えが済んでしまっていた。あわてた新宮の人たちは、恥ずかしそうにこそこそと田植えの準備に取りかかったところ、
近在から応援に駆けつけたおおぜいの篤志家らにより作業は見るみるはかどり、心配された遅れを一気に取り戻すことが出来た。
 ひと夏すぎれば実りの秋で、この年は心配された風も吹かず豊作であった。
新宮では例年奉納される村芝居の前評判が高く、農作業を手伝って貰った近郷の人たちも招待して華々しく開演された。
この年の演目は「義民桜宗五郎」だったが、徹夜で興行され、ひときは人気を博し、見落とした人たちのため前後三日も演じられた。中には、遠路、八賀(丹生川村)や、古川あたりからも見物にきた」という。
 帰り道の荷車を貸してくれた上呂の人たちも招かれた。
 この道しるべを盗んだのは、ある京都の富豪で、
山と流れを取り入れた茶庭を作った際、腰掛け待合いの庵の前で二つに分かれた飛び石の前に、右高山。左、古川の道しるべに用いるため、はるばる特別注文して京都まで運ばせる手はずになっていたという。
 それにしても、とんだ騒動ではあった。
この騒動をきっかけに新宮の人たちの地域連帯意識は高まり、郷土愛と団結では他にひけをとらない気風が育った。