龍澤山 禪昌寺の開山
その後、いったん飛騨に戻り、享禄元年（一五二八）、（天文元年（一五三二）とする異説あり）、筆者案ずるにこの説は竣工の年月と考える）。
このころ、益田郡中呂村（現在、下呂市中呂）の、「龍澤山 禪昌寺」を開山し、その始祖となっている。
その後、いったん飛騨に戻り、享禄元年（一五二八）、（天文元年（一五三二）とする異説あり）、筆者案ずるにこの説は竣工の年月と考える）。
このころ、益田郡中呂村（現在、下呂市中呂）の、「龍澤山 禪昌寺」を開山し、その始祖となっている。
乾徳山 慧林寺の中興
明叔慶浚は、大永年間（一五二一－一五二七）に招かれて甲斐国の慧林寺（恵林寺 山梨県甲州市）に入り、荒廃していた、慧林寺の再興にとりかかり、飛騨から飛騨番匠（斐太ノ工）を招いて堂宇を建造し中興となった。
明叔慶浚は、大永年間（一五二一－一五二七）に招かれて甲斐国の慧林寺（恵林寺 山梨県甲州市）に入り、荒廃していた、慧林寺の再興にとりかかり、飛騨から飛騨番匠（斐太ノ工）を招いて堂宇を建造し中興となった。
要仲山 玉龍寺
要仲山 玉龍寺の開山は、飛騨街道、名称としてもよく知られる【中山七里】、
以前は難所だったが、現在は国道４１号線が整備され快適に通行できる。高山市から下呂市を経由して、岐阜市に向かう、金山の若干手前の岐阜県下呂市金山町中切に、要仲山 玉龍寺がある。
僧、行基が来飛したときに当地に止宿し、薬師如来を奉安して「醫王山 東光寺」を開基したのにはじまると伝える。のちの、正治年間（一一九九ー一二〇〇）に、現、鎌倉市大船高野（鷹野）の慈覚大師作のといわれる観世音菩薩像が鷹によって寺に運ばれてきたことから、寺号を觀寶山 金剛寺と改称され、いまも、通称を鷹飛来観音と呼んで、観宝院に安置されている。
山内には、飛騨高山藩金森氏三代の墓がある。
要仲山 玉龍寺の開山は、飛騨街道、名称としてもよく知られる【中山七里】、
以前は難所だったが、現在は国道４１号線が整備され快適に通行できる。高山市から下呂市を経由して、岐阜市に向かう、金山の若干手前の岐阜県下呂市金山町中切に、要仲山 玉龍寺がある。
僧、行基が来飛したときに当地に止宿し、薬師如来を奉安して「醫王山 東光寺」を開基したのにはじまると伝える。のちの、正治年間（一一九九ー一二〇〇）に、現、鎌倉市大船高野（鷹野）の慈覚大師作のといわれる観世音菩薩像が鷹によって寺に運ばれてきたことから、寺号を觀寶山 金剛寺と改称され、いまも、通称を鷹飛来観音と呼んで、観宝院に安置されている。
山内には、飛騨高山藩金森氏三代の墓がある。
明叔慶浚
明叔慶浚（みんしゅくけいしゅん）は、飛騨國主だったの三木良頼の子として生まれた。生年は不明で、死去は、天文二一年（一五五二）八月二八日と伝わる。三木直頼の兄とする説、また弟とする説もある。
明叔慶浚（みんしゅくけいしゅん）は、飛騨國主だったの三木良頼の子として生まれた。生年は不明で、死去は、天文二一年（一五五二）八月二八日と伝わる。三木直頼の兄とする説、また弟とする説もある。