暘州通信

日本の山車

00292 星崎呼続神社祭

2007年09月30日 | 日本の山車
00292 星崎呼続神社祭
名古屋市南区本星崎町
星宮社
□祭は一〇月上旬。
山車五臺を曳く。

□山車
・本城町

・星宮町

・田古屋
明治三十五年に、東区相生町より譲渡を受ける。

・町組
昭和三〇年頃の再建。

・大道組
先の山車は常滑市の西之口、鉄砲津より譲渡を受けたが老朽化で廃臺。

・廻間
安政三年に他の地区より譲り受ける。
平成成十四年に再建。工匠は株式会社魚津社寺工務店。

・雷車
本地祭を盛り上げる会による運営
昭和三十七年に西区の富士浅間神社の山車として建造されたもの
祭に従属しない。

00291 伊勢山皇太神宮祭

2007年09月30日 | 日本の山車
00291 伊勢山皇太神宮祭
神奈川県横浜市西区宮崎町六四
伊勢山皇太神宮
□祭
現在山車は無いが、明治三年の遷宮祭に山車二十四臺を曳いている。

□汎論
皇太神宮はもと戸部鷹ノ巣山に祀られていたが、明治維新を期して現在の伊勢山に遷された。本町、海岸通、元浜、南北仲、弁天通の各筋、一丁目から四丁目までが氏子に加わり、町筋ごとに山車を建造して曳いているが、山車は江戸型であった。

00286 福光春祭

2007年09月30日 | Weblog
00286 福光春祭
富山県南砺市福光
宇佐八幡宮
祭は四月中旬。
庵屋臺を曳き、所望により庵唄を披露する。五臺中、通常三臺がでる。

□山車(庵屋臺)
・本町

・西町

・五宝町

・東町

・味噌屋町

□汎論
庵屋臺は文久二年(一八六二)に各町がそろって建造した。

□問い合わせ
福光町観光協会
電話0763-52-2038

□参考
庵屋臺
・富山県旧城端町
・富山県旧井波町
・富山県旧福野町
福野町は保存されてはいるが近年出ていない。



00280 富部神社大祭

2007年09月27日 | 日本の山車
00280 富部神社大祭
愛知県名古屋市南区呼続町
富部神社
□祭は一〇月上旬
山車(車楽)一臺を曳く。

□山車
・高砂車
享保十二年(一七二七)の建造。
近年は老朽化が進んでいるため曳かず。飾り付けのもを行う。

□汎論
トミ、トビ、トウベは蛇を指すことが多い。

●00279 吉原祇

2007年09月26日 | 日本の山車
●00279 吉原祇
静岡県富士市吉原地区
木之元神社
□祭は六月中旬。
山車八臺を曳く。

□山車
・日吉町
昭和十二年の建造。

・新追町
平成十二年の建造。
先の山車は広見町へ譲渡された。

・西仲町
昭和三十二年の建造。

・伝馬町
昭和三十二年の建造。

・西本通り
昭和三十三年の建造。再建か?

・本町四
昭和三十一年の建造。

・昭和通り
昭和三十一年の建造。

・住吉町
昭和四十八年の建造。

□汎論
新追町、日吉町の山車は昭和一二年の建造であるが、これ以前にも山車があったようだが詳しくいことはわからない。他の町内は昭和三〇年代に建造、修復等が行われている。

●2007・09・26 記

2007年09月26日 | 日本の山車
●ホームページをご覧いただきありがとうございます。
これまで四〇年あまりにわたって取材した、【日本の山車】を記述した、現地記録をもとに記述しています。誤記載、誤記憶などの誤謬もあると思います。これまでにも、現地からのご指摘でしばしば補正してきました。お気づきの方はぜひご教示いただければ幸いです。
現地で撮影した写真、動画も沢山ありますが、あまりにも膨大な量で掲載できません。ご容赦ください。
各地の皆さんには、事情をご理解いただき、ずいぶん好意的な親切にあずかり、お礼の申し上げようもありません。
行く取材先で旧知の方と再会することもしばしばです。このホームページやブログを訪問くださる方は次第に増えており現在日に2千-5千人位あるようです。
また、記事を引用されておられる方もあるようですが…前記のように、ご連絡することなく誤りを訂正することがあります。事前にご連絡くだされば幸いです。
次の取材予定を聞かれる方がよくあるのですが…祭礼日が変更になったり、雨で流れたり、私事で中止ということもままあり…これまでお知らせしませんでした。お許しください。
これからは、心がけたい考えです。
2007・09・26 記

00277 八雲神社祭

2007年09月26日 | 日本の山車
00277 八雲神社祭
埼玉県久喜市本町
八雲神社
□祭は七月中旬
山車六臺を曳く。

□山車
・仲町
工匠は砂川建設。
本坐人形は織田信長、岩槻市の中島敏光の作。

・本壱 本壱祭典保存会
昭和五九年六月の建造。工匠は行田市の高橋社寺建築工務所。
本坐人形は素盞鳴命、古川長延の作。

・本二 本二祭典保存会
明治四〇年の建造。
本坐人形は武内宿禰。

・本三 本三祭典保存会
昭和六〇年の建造。工匠は行田市の高橋社寺建築工務所。
本坐人形は神功皇后。

・新一
明治四十四年の建造。
本坐人形は日本武尊、三世安本亀八の作。

・新二
先の山車は明治三〇年代に建造。平成一三年七月の再建。工匠は荒木社寺設計、植村建築。
本坐人形は神武天皇。旧臺のものを用いる。


00274 六所神社祭

2007年09月25日 | 日本の山車
00274 六所神社祭
静岡県浜松市(旧浜北市)宮口
六所神社
□祭は九月中旬
屋臺九臺を曳く

・乃組 野口町
昭和五一年建造。
工匠は小池工務店、小池清。
彫刻は早瀬宏。

・段組 段ノ下
昭和五十五年の建造。
工匠は高塚房太郎。
彫刻は山田峨聖。

・井組 井泉田
昭和五十六年の建造。
工匠は高塚房太郎。

・あ組 洗沢
昭和五十四年の建造。
工匠は青島住建。

・研精社 町
昭和六年の建造。地元工匠。
彫刻は浦部一郎。
名古屋型の山車を明治末に譲り受けている。現在も保存され、飾り付けのみが行われる。文政四年(一八二一)に、工匠、伝兵衛、彦兵衛により、名古屋広井村、下花車町の二福神車として建造されたもの。竜洋町掛塚の蟹町
天竜市二俣車道
浜北市宮口えお経由している。

・尚義団 大屋敷
昭和二十七年の建造。

・新興社 新屋
昭和二十三年の建造。
地元工匠。
彫刻は早瀬宏。

・つ組 土取
昭和七年の建造。
地元の工匠。
彫刻は浦部一郎。

・梔組 梔池
昭和五十六年の建造。
工匠は小池工務店、小池清。
彫刻は浦部一郎。

00274 遠州福田祭

2007年09月25日 | 日本の山車
00274 遠州福田祭
静岡県磐田市(旧福田町)福田
六所神社
祭神
底津綿津見神(ソコツワタツミノカミ)
中津綿津見神(ナカツワタツミノカミ)
上津綿津見神(ウワツワタツミノカミ)
底筒之男命(ソコヅツノオノミコト)
中筒之男命(ナカヅツノオノミコト)
上筒之男命(ウワヅツノオノミコト)
住吉系六神を祀る。
□祭は一〇月下旬
山車、屋臺二十四臺を曳く。

□山車
・一番組 い組

・二、三番組 ひ組

・四、五、八番組 宮組

・六番組 港連

・七番組 む組

・九番組一 天狗連

・九番組二 奴連

・十番組 十番の一、二 おかめ連

・十番の三 福助連
以前は西屋臺に属していた。天保二年(一八三一)裏書きの道具保存箱がある。福田で残る記録では一番古い。

・十一番組 新町連

・十二番組 本町連

・十三番組 十三番

・十四番北組 だるま組

・十四番南組 十四番

・十五番組 十五番

・石田組 石田組

・昭和組 昭和組

・中島本田組 ほ組

・中島新田組 新田組

・塩新田組 南組

・大原組 お組

・南島組 南島

・蛭池組 北連

・小島組 小島

00269 織田神社祭

2007年09月25日 | 日本の山車
00269 織田神社祭
静岡県牧之原市(旧榛原町)
静波服織田神社
□祭は一一月上旬
屋臺一一臺を曳く。
・一丁目
創建不明。

・二丁目
天保一三年(一八四二)の建造。昭和初期に袋井市川井より譲り受けた。

・三丁目
創建不明。
掛川で曳かれていたものを譲りうけたとの言い伝えもある。

・四丁目
元は一本柱の萬燈型の屋臺だったという。近年改造された。

・西五丁目
元は四丁目とおなじように一本柱、萬燈型の屋臺だったが改造された。

・東五丁目
平成一一年の創建。

・六丁目
創建不明。
一〇丁目
昭和二八年の建造。
工匠は地元の池田松蔵、片瀬作蔵、村松喜一、池田亀次による。

・細江
屋臺?

□汎論
二丁目の山車が天保一三年(一八四二)の建造で町内で一番古い。

00268 浜岡下水神社祭

2007年09月25日 | 日本の山車
00268 浜岡下水神社祭
静岡県御前崎市(旧浜岡町)池新田
下水神社
□祭は一〇月中旬。
屋臺四臺、小屋臺五臺を曳く。

□山車(屋臺)
・一之組池新田東町
昭和二十三年の再建。
工匠は平野孝。
彫刻は彫松こと、伊藤松次郎。
平成一三年に改修を行う。
明治二十七年の創建。

・二之組 本町、早苗町
昭和初期の建造。これは再建だという。

・中町組 池新田中町
昭和八年の建造。
工匠は平野勘蔵。
平成十四ー十五年にかけて修理を行う。

・大山組町 池新田大山町
昭和九年の建造。
工匠は小池佐太郎、小池清。
平成十四年に小池工務店、小池清により修復。
塗は名古屋の千代田屋漆店。