◆楢泉庵 横山家 43
大隆寺 弁天堂
□山号 妙高山
□寺号 大隆寺
□所在地 岐阜県高山市春日町
□汎論
妙高山 大隆寺の開基は、承応二年(一六五二)に、高山藩四代藩主だった、金森頼直が、京都市北区紫野大徳寺町の金龍院住職、禅海宗俊和尚を招いて堂宇を建造したのに始まると伝わり、本道脇には池があって、弁財功徳天が祀られている。
この「弁天堂」は、享和元年(一八〇一)、大隆寺三世だった竺翁恵林和尚により建立されたもので、棟梁は、斐太ノ工(飛騨の匠)善兵衛、小左衛門の手になり、銅板葺、桁行二間、梁間二間の四角い宝形造となっている。内陣は六四に区画された格天井で、ここに四季の草花が描かれている。作者は高山町上二ノ町の二木長嘯、船津の酒造家で田中大秀門の大森旭亭らによる。
建材は楢泉庵 横山家が納めたものでである。
大隆寺 弁天堂
□山号 妙高山
□寺号 大隆寺
□所在地 岐阜県高山市春日町
□汎論
妙高山 大隆寺の開基は、承応二年(一六五二)に、高山藩四代藩主だった、金森頼直が、京都市北区紫野大徳寺町の金龍院住職、禅海宗俊和尚を招いて堂宇を建造したのに始まると伝わり、本道脇には池があって、弁財功徳天が祀られている。
この「弁天堂」は、享和元年(一八〇一)、大隆寺三世だった竺翁恵林和尚により建立されたもので、棟梁は、斐太ノ工(飛騨の匠)善兵衛、小左衛門の手になり、銅板葺、桁行二間、梁間二間の四角い宝形造となっている。内陣は六四に区画された格天井で、ここに四季の草花が描かれている。作者は高山町上二ノ町の二木長嘯、船津の酒造家で田中大秀門の大森旭亭らによる。
建材は楢泉庵 横山家が納めたものでである。