暘州通信

日本の山車

●869 買ったはずの土地が……、

2006年10月31日 | 高山市の不正
●869 買ったはずの土地が……、
高山市職員によるの行政不正
高山市を通過する国道41号線。
国道は高山市内のほぼ中央で道路は岡本町(おかもとちょう)をとお手いるのだが、道路西側には岐阜県の総合庁舎がある。
この西南小河川の側道に沿う一角に退職後土地を買って家を建てたT夫婦がいる。
従来は2メートルにも満たない狭い道路だったが市道であり、次第に家が立ち並ぶようになってきた。建築基準法は道路幅員を4メートルとしており、これに満たないところに建つ家並みに接道する道路は、都市計画法第42条2項に規定される、いわゆる2項道路であって、次回改築するときはたとえ自分の土地であっても所定の位置まで下がって建築しなければならない。セットバックといっている。
T夫妻は土地を買う得そのことを聞いて知っていたので、将来は道路となる土地も買いうけ、家を建てるとき将来のことも考えて所定の位置までさがって建築したのだった。
ところが最近になって家の前で塀がたてる工事がはじまった。
家の前に塀を建てられたら出入りできなくなってしまう。驚いて抗議したが、工事関係者はまったく聞き入れずどんどん作業を進めている。
そこで裁判に訴えることとなった。
弁護士はK党が岐阜市の弁護士を斡旋してくれたのだが、次第にわかってきたのは、はじめに土地を買いうけ、家の前の道路となる予定地を高山市に献納したのを、当時の高山市職員が高山市に引き渡さず、媒介して市内のS不動産に売却していたというのだ。
裁判は負け、自分が買ったはずの土地は他人に取られてしまった。
S不動産はT夫妻に法外な値で買い取れ! とせまった。
T夫妻は心労で倒れご主人は死去。奥さんは敗訴の判決を見て人事不省となり、意識も戻らないまま帰らぬ人となった。
K党、市議会議員は弁護士を世話しただけ、一度として法廷に傍聴にきたこともなかったという。


●868 挨拶も満足にできない。

2006年10月31日 | 行政・司法問題
挨拶ができない。
めったにテレビも見ないのだが、このほどNHKの歌謡番組を見る機会があった。
しばらく見ていて気づいたこと。出てくる歌手らでまともな挨拶ができる人がいない。ただ単に腰を曲げているだけ。お辞儀ができないのだ。
きちんと頭をさげ他歌手はせいぜい二三名もいただろうか? 最近の風潮で視聴者もさほど気にかけていないらしい。
思わず「なんだこれは?」と、もらしたところ……、「ふるーい」と笑われてしまった。


●867 民営化の弊害か?

2006年10月31日 | 行政・司法問題
民営化の弊害?
態度が悪くなった郵便局員。
配達記録郵便をよく差し出す。行きつけの局員さんはこころよく受理し、伝票にすべてを記入し受付印を押して返してくれる。
ところが、先日、休日のこととて高山郵便局に差出にいった。窓口はせまく、せいぜい肩幅の広さも無い。
数回呼び鈴を押してようやく出てきた局員、伝票をわたしこれに書いてもう一度窓口に提出せよという。
両手に物をもち手もふさがっているからあなたかいて下さいといったところむこうの台のところへいって書いて来いという。
そんな無理を言わないでかいてくださいよ。といったが返事もしない。
じゃあ2件あるから伝票を2枚くださいと言ったところ、一枚でことたりますという。
行き先が違うし、保存の場所も違うから2枚要りますといったら
仕方が無いから台のところまで行って書いて出したのだが……。
もうふくれて返事もしない。この郵便局員記名札に野村とあった。
非常に不愉快な思いをした。
さて、伝票に記載するのは、顧客か? 郵便局員か?
今日行きつけの郵便局に配達記録の差出に行ったら局員さんがちゃんと書いてくれた。
郵便法では誰が書くことにきめられているものなのか?
話によると、どうもそのようなきまりはないらしい。
よくわからないが、どちらかきちんとわけておくことだろう。
高山郵便局の対応は不愉快だ。


●866 岐阜県の公金横領 裏金回収は知事の義務

2006年10月27日 | 行政・司法問題
●866 岐阜県の公金横領 裏金回収は知事の義務
□いわゆる岐阜県の裏金回収は現職と退職職員に2大別される。
□岐阜県の公金が裏で操作されていたのは不正である。
□不正に費消され、流通されていた公金は速やかに岐阜県金庫に回収されるべき。
□このほどの報道によると、現職の返済は組合主導でほぼ全額返済される見通しのようだ。
□一方、退職職員らの負担分は見通しが立たないとある。
□なぜか? 主因は「旧職員が支払いを渋っていることにある」という。
□しかし、これは間違っていると思う。根源的な誤りは、すでに述べたとおり、この裏金回収を旧知事にゆだねていることだ。
□筋を通すと、
① 岐阜県の公金の管理責任は、岐阜県行政代表者である、古田肇知事にある。
② 不正に扱われ流用された公金(裏金)の使途はまさしく公金横領にあたる。
③ その不正をただし、回収にあたるのは現職知事の職責だ。
④ その回収手段を梶原拓にゆだねた古田知事の良識を疑う?
⑤ 退職職員から回収できない、すなわち梶原拓の配下にあった職員から回収できなければ、その分はすべて梶原拓旧知事に賠償責任が生じる。
⑥ 言い換えれば、梶原拓時代の旧職員全員について梶原拓は返済義務があるということだ。
⑦ それでも回収金額を満たさないときは、最終不足分は古田肇知事の責任で、知事職にある古田肇の個人責任でもある。
⑧ 古田肇現職知事は、旧職員の着服した公金が回収できなければ、「梶原拓のかまどの下の灰」まで掻きだして、岐阜県に回収を求めるべきである。
⑨ 梶原拓から回収できない分は古田知事に返済義務があるのは前記のとおり。
□てらまちさんらから岐阜県の裏金をめぐる住民監査請求がだされ、予告どおりこのほど第2弾がだされた。
□ところが、これから監査が開始されようとした矢先、あろうことか監査委員長は知事に辞意を伝えたという。
□まさにウラガネづくりの裏技。卑劣きわまりない。
□監査委員長は辞職前に陳謝すべきだろう。
□飛騨からなんども岐阜県庁に出かけて監査請求してきたことがある立場として、このような不正な監査委員が監査してきたのかと考えると憤りで熱くなる。
□岐阜県監査委員会のウラガネどころか、自らもウラガネに手を染めていた監査委員長。□知事は辞職など絶対に認めるべきではない。もし辞めるとすれば、懲戒解雇が相当だ。□古田肇知事の甘い観測がいたるところで破綻を見せはじめている。
□現職職員に厳しく、退職職員に甘い態度は梶原拓への阿諛と見られている。こんなことではさらに混迷を深め、2期目を担うのは難しくなる。






●865 岐阜県の公金横領(裏金) 次第に見えてきたもの

2006年10月25日 | 行政・司法問題
●865 岐阜県の公金横領(裏金) 次第に見えてきたもの

□近頃、岐阜県の職員組合組織内にも裏金があったことが指摘されている。
□岐阜県の裏金を遡及してゆく段階で発覚したもののようだ。
□岐阜県は裏金の一部を組合会計に移していたことは既報のとおりだが、大きな疑問があった。というのは、本質的に岐阜県幹部と組合は相互に利害が相反し、対立することが多いからだ。
□いただいたメール(おそらく岐阜県職員?)を重ね合わせ推定すると次のようになる。
□見方を変えて例をあげよう。たとえば会社経営者と労働組合の関係。
□雇用者と労働者の間には賃金交渉やボーナスの支給をめぐって激しいやりとりが繰り返される。
□その闘争は妥結がなければストの行使となって、交通機関がとまったりする。
□利益が落ち込んでくると、企業利益を確保するため労働者側に厳しい要求をおこない、労働者側は生活がかかるだけに必死の攻防となる。
□岐阜県にもどる。
□岐阜県と組合にも当然相反する条件を折り合うため当然対立関係がある。
□ところが梶原拓前岐阜県知事は組合幹部役員らを籠絡し、裏金を渡して妥結をはかる。というとんでもない談合と贈賄・収賄が恒常的に行われていたという。
□しかもその交渉権は、職員の人事権の大部分に委譲があり、職員の立身出世は岐阜県行政ではなく、組合にゆだねられていたという。
□なんのことはない。組合員らの共通利益を守る立場にある組合幹部は、岐阜県と通じて組合員(岐阜県職員)の利益を蝕んでいたのだ。
□当然岐阜県には労働争議は発生せず、裏金で抑えた組合幹部から提出される人事異動要求にしたがって大半の人事が決定していた。
□ここでは職員の有能・無能は無関係で、口が堅く、秘密を守り、上司の言いつけに忠勤をはげむものが出世する。
□岐阜県職員の退廃ぶりは極限まで進行していた。
□行政事務に疎くてもこの出世のルールに乗らなければ脱落する。
□岐阜県の各部署の人員配置には「適材・適所」など無関係だった。このような状態が20年以上も慣行として行われてくると、いつかは不文律の気風が蔓延し、知識不足の職員でも、組合幹部の言うことを聞いておれば係長まではなれた。
□組合幹部には、梶原拓前岐阜県知事から相当の裏金が渡されていた。
□この談合は岐阜県庁の外部で定期的に繰り返され、供応を伴なっていた。
□この席には岐阜県お抱えの弁護士らが招かれることもあったという。
□ありうるはずのない岐阜県の公費の一部は岐阜県と組合との談合により不正に流用されていた。
□その一部が岐阜県警幹部に渡っていたことは言うをまたない。
□かくして消えていった公金はすべて「口伝」であり、いっさいの書証は存在しない。当然使途不明? 帳尻が合わないのはこれも既報のとおり。
□一定期間隠し通せば「時効」として闇からヤミに消えていった。
□このシステムは、かって梶原拓前岐阜県知事と近かった現山県市長、現飛騨市長、現高山市長に伝播し、地方行政でもおなじことが行われているようだ。
□行政担当者は「ある一定の裏金を支給することで、岐阜県から出る人件費は抑制できる」。「職員らの要求を給与やボーナスに反映させれば途方もない金額になる」。「それが数分の一で抑さえられれば岐阜県民にとって決して不利ではない」。
□つまり、「裏金は必要悪であるが、不正ではない」ということが言いたいらしい。
□つまるところ、岐阜県の裏金は古田肇岐阜県知事は知っていたということになる。



●864 高山市の二重換地

2006年10月24日 | 高山市の不正
●864 高山市の二重換地

高山市の不正を公表してから、公共工事にからむ苦情が次々と寄せられている。
高山市内ではまったく無秩序な思いつき工事が強引に進められている。
とくに産業とてない高山市は、観光収入に頼らざるを得ないのだが……。
国や岐阜県からの補助金をあてこんだ歳入・支出のアンバランスな公共工事が自転車操業的に繰り返されている。
市内には各所に未完成の道路が目に付くが、これら道路の建設にまつわる土地疑惑は相当にあるらしい。
高山市の西部は東海北陸自動車の部分開通によって、交通量が増し、いまや高山市の西玄関として発展している。
この旧清見村(現高山市)と上枝(ほずえ)を結ぶ道路も整備されているのだが、メールその①は、
この路線沿いに農地を所有していたNさんは高山市の説得で否応なく立ち退きを迫られ、お金ではなく、代替地と交換ということでこの農地を手放した。
Nさんは健康を損ない離れた場所に得た代替地に耕作に行くことができなかった。息子さんは高山市内に就職している。
このたびこのNさんが死去し、父から話に聞いていた代替地を訪れたところ、どこをみてもそれらしき土地がない。地番を確かめ、あちこちで聞き合わせ、代替地としてもらったはずの土地は、なんと高山市職員の家族が耕作していた。
事情を聞いたところ、高山市から代替地としてあてがわれた土地だという。
腹を立てた息子さんは高山市に怒鳴り込んだが、前任者のしたことで、正当な登記も行われており、Nさんには権利が認められないと話したという。


●863 凄い・すごい・錦鯉

2006年10月21日 | 高山市の不正
●863 凄い・すごい・錦鯉
 読者の方からのメールを紹介しよう。
 飛騨市(旧河合村)の宮川のダムには巨大な錦鯉が悠々と回遊しています。これは高山市が観光のため宮川に放流していたものが、豪雨で流され、ダムまで下ってきたもののようです。
 高山市は古い街並みを創作し、宮川の石は全部引き上げ、代わりにどこかからはこんできた石を流れに配し、河床には土を盛って遊歩道を作っているんですね。
 一雨くれば、鯉も土砂も流れてしまって元の木阿弥。
 また高いお金を払って錦鯉を買い、土砂を盛る。
 よく市民の方は黙っていますね。

●862 岐阜県の公金横領(裏金) すべて損害賠償請求すべき

2006年10月21日 | 行政・司法問題
●862 岐阜県の公金横領(裏金) すべて損害賠償請求すべき

□どうも解せないことがある。「岐阜県の金庫番」すなわち管理方法だ。
岐阜県の財産を管理する最高責任者は岐阜県行政の最高責任者たる「岐阜県知事」ではないか?
□およそ20年にわたって、裏で操作され費消されてきたという岐阜県の財産。これは言うまでもなく岐阜県民の税金だ。
□このたびの検討委員会の指摘でおよそ17億円があかるみにでたものの、事情通によると、驚くべきことに実態は50億円にせまるといわれる。
□今回の社会問題で、いよいよ具体的な返還方法が示されてきているが、その大部分は現職職員らに課徴され、退職職員に返還を求めるのは難しいとされる。
□悪徳岐阜県職員をここまで増長させてきた岐阜県の体質も問題だが、懲罰と返還請求は退職職員には及ばないということらしい。
□そのむずかしいといわせる根拠の最たるものは「時効」の一文字だ。
□もとに戻って、岐阜県知事は裏金として使われた岐阜県財産を保全する義務を負うと考える。ここを大前提に考えれば、現職・退職者を問わず、使われえしまった裏金に対しては当然「損害賠償請求権」が存在し、かつ行使できるはずだ。
□使われてしまったという50億円が特定できれば、その請求は退職職員あてに請求するのだ。回収できない差分は梶原拓前岐阜県知事に請求するべきだ。もし応じなければ民事事件に訴えても回収を図るのは古田肇現職知事の責務だろう。
□きちんとけじめをつけなければならない大切な時期にかかっている。
□騒動もなんとなくうやむやの沈滞ムード・膠着状態となってきたが、このようなことで事件を風化させてはならない。行政人間の思うツボだからだ。
□問題を本質から体系付けて考えてみるときではないだろうか?



●861 乱脈な高山市と岐阜県

2006年10月12日 | 行政・司法問題
土野守高山市長の刹那的な思い付きと思惑だけで、長期的なビジョンもない乱脈な観光偏重行政の高山市。
まず道路から、
① 高山市(旧清見村)から建設が始まった「旅行村線」は、飛騨の里の手前で完全にストップ。路線位置も決まらないといわれる。
② 高山市(旧久々野町大西)から分水嶺をトンネルで抜いた道路は高山側の用地取得が難航し路線位置すらきまらないという。
③ 大規模林道は宮ー高山区間の建設は高山市と高山市の訴訟代理人(S弁護士)の強引な手法が地権者の致命的な反発を招き、用地取得が完全にストップ、すでに10年以上にわたって未開通のままだ。しかも地権者の同意も得ないまま約4キロメートルの建設をすすめたが、あと50メートルばかりを残して建設は完全にストップ。先のブログで概況を伝えたが、この区間は路線計画を変更し、別の場所に路線を通すことになったようだ。
事情通の某氏の話によるとこの通れない道の建設には、岐阜県と高山市が約7億円を投じたというが、通れない道のためにお金を使ってしまったため、資金繰りがつず、新路線の建設と完成にはさらに最低3年くらい遅延が見込まれるという。
④ ①と③は一本につながるはずで、この路線の完成を見込んで飛騨センター建設が計画されたが、某企業の横槍で当初とはまったく別の場所になってしまった。
⑤ ①から④はまさに梶原前知事と土野守高山市長謀略の所産だ。
古い町・高山市は鎖国時代そのままの遺風がいまだに残り、ここを隠れ蓑にした腐敗体質、公金横領の温床となっている。
新聞、テレビ、などのメディアは完全に役所の御用機関になりさがり、警察、検察がまったく機能しないのは、このたびの岐阜県の不祥事そのままだ。


●860 高山市長と前岐阜県知事の不正

2006年10月11日 | 高山市の不正
●860 高山市長と前岐阜県知事の不正

岐阜県には梶原知事時代、裏金のもならず表金にも不正支出がある。
① 国庫補助金不正支出
高山市の都市計画施設である、屠畜場・新飛騨食肉センターは途中から高山市長が当選の見返りに政治支援者である農協系の飛騨ミート農業協同組合連合会に事業譲渡し、国(厚生労働省、農林水産省の外郭団体である農畜産振興事業団、岐阜県、旧飛騨地区20市町村)ら出た高山市への補助金はそっくり飛騨ミート農業協同組合連合会にマルナゲしてしまっている。
 梶原前岐阜県知事と高山市長の官・官談合である。
 このたび高山市都市計画施設を高山市に代位して事業主体となり、前記の補助金を不正に受給していたことに関連し、飛騨ミート農業協同組合連合会が新ひだ食肉センターの事業主体になった根拠はまったく存在しないことが明らかになった。
 国の補助金が武部勤(旧農水大臣)、坂口力(旧厚労大臣)、梶原拓(旧岐阜県知事)、土野守(高山市長)、大池裕(旧全農会長)の談合により不正に給付を受けたのみならず、約54億円の補助金をあつめながら建設に使われたのは約34億円、およそ20億円は使途不明となっている。
② 岐阜県補助金が行方不明
 近年、高山市にできた岐阜県施設・世界生活文化センター(通称・飛騨センター)これも梶原拓前岐阜県知事と土野守高山市長、高山市の某有力企業の談合で、初期の計画地が急遽変更され、現在地となった。の建設資金約40億円の使い道が不明となっている。
③ 前①②のほかにも、岐阜県と高山市が提携して進めた事業には限りない疑惑が塗りこめられている。

岐阜県裏金 国の補助金も調査
読売新聞は検査院に月内報告 不正あれば返納
 岐阜県庁の裏金問題で、県は国庫補助金の不正流用についての調査を13日から行い、今月中に会計検査院に文書で報告することを決めた。
不正流用が確認されれば、国庫に返納する。県出納管理課によると、天羽茂喜副出納長らが9月15、29日に検査院に赴き、弁護士による検討委員会の報告書に基づき、裏金作りの手法や使い道、時期などを説明した。その際、検査院側が「国庫補助金から裏金を作っていた事実はないか」とただしたのに対し、県側は「国庫補助金から1円の捻出(ねんしゅつ)もなかったとは言えない」と回答、調査を約束していた。
 調査は県議会閉会後の13日に着手する予定で、裏金の大半が旅費から捻出されていた事実を踏まえ、国庫補助金が支出された事務費のうち、旅費を集中的に調べる。会計書類の大半がすでに保管期限の5年が過ぎているため、各課の歴代会計担当者らを対象にしたアンケートや聞き取りによって解明する方針だ。
 天羽副出納長は「隠すつもりはないが、国庫補助金をどれだけ裏金に回していたか、証明する資料がないため、解明には時間がかかる」と話している。
一方、検査院は「岐阜県の調査に注目している」としている。
(2006年10月9日 読売新聞)。
とのニュースを伝えているがしっかり調査し解明してもらいたいものである。

●859 岐阜県の監査請求第2弾。

2006年10月08日 | 行政・司法問題
●859 岐阜県の監査請求第2弾。

□岐阜県政に疑問を感じている方はこの機会に監査請求人になって、岐阜県を結い給しましょう。
前回につづきもう一度監査請求が行なわれる。前回請求人の申し込みができなかった方はこの機会にぜひどうぞ。
□申し込み用紙には本人の記名と押印が求められるのでかならず氏名の自署と捺印をお忘れなく。
□市町村に住民登録はしていなくても「岐阜県の住民であればよい」。
●わからないことは次まで。
(この運動の問い合せ、連絡先)
 山県市西深瀬208 Tel/fax 0581-22-4989 寺町方




前回の監査請求人募集の趣意書

                           2006年9月11日
岐阜県庁ぐるみの裏金事件に関する住民監査請求運動の提案と請求人の募集のお知らせ
「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」 事務局/寺町知正 
「市民オンブズマン・ぎふ」代表/弁護士・安藤友人 
              事務局/弁護士・山田秀樹
(この運動の問い合せ、連絡先)
 山県市西深瀬208 Tel/fax 0581-22-4989 寺町方

 私たちは、「全国市民オンブズマン連絡会議」に岐阜県内で加盟している団体です。
「県民ネット」は、県のお金の使い道や情報非公開などで訴訟などもたくさん行い、
今回発覚した、前知事らの訴訟費用が裏金から出されていたことに、強く憤慨しています。
「市民オンブズマン・ぎふ」は、弁護士を中心に、全国オンブズのランキング調査などに協力してきました。

 岐阜県庁ぐるみの裏金事件に、岐阜県民の怒りは爆発寸前です。
巷の声は、「裏金は全部返せ」「返したら済むわけではない、トップや幹部、関係者には刑事罰や厳しい処分を」
・・・と極めて厳しいもの。岐阜県政はじまって以来であることは、当然です。
 しかし、古田知事は、県民の気持ちを逆なでするかのように、9月5日の記者会見で、
過去12年分約17億円(利息含む)だけの返還を求める意向を明らかにしました。
同時に、幹部の刑事責任の追及には消極的であることが伝えられています。

 このような状況に至っては、全国の納税者らの重大な関心事に、岐阜県民として、
地方自治法第242条第1項に定められた住民監査請求を行わざるを得ないと考えます。
 つきましては、今回、標記の2団体が協力して運動を進め、広く県民に呼びかけ、
署名感覚で賛同者(監査請求人)をつのることになりました。ぜひとも、ご協力ください。

●手続とスケジュール
1.次のいずれかで署名用紙と方法の説明書きを入手 (記名用紙は随時複写してください)
  ◎ Webページ(HP) 「http://gifu.kenmin.net」 のトップページにアクセスし
   「説明書と記名用紙」をダウンロードする。 
  ◎ FAX 番号0581-22-4989に「裏金監査請求資料送付と返送先」を書いてFAXする。
  ◎ 標記連絡先に郵送で「裏金監査請求資料送付と返送先」を書いて郵送する。
2. 記入済み用紙の返送先と返送期限
  記入済みの署名用紙を標記の「岐阜県山県市西深瀬208 寺町方」まで郵送する。
  期限 ⇒  9月28日木曜日 必着 
            9月29日(金)午後2時半 県監査委員事務局へ提出
             (同行希望者は2時に県庁2階ロビーに集合)
3. 請求内容
  記名用紙記載の「趣旨」で請求。提出書面の「理由」などは今後に整理。(ご意見歓迎)
4. ご意見や裏金情報など、歓迎。事務局までどうぞ。
5. カンパ大歓迎です。  郵便振替 00800-1-114469 
           「くらし しぜん いのち 岐阜県民ネットワーク」    以上

●858 老朽化が進む高山の屋臺

2006年10月08日 | 日本の山車
●857 老朽化が進む高山の屋臺
秋の高山祭がはじまる。
ほとんどが江戸時代に建造された高山の屋臺は回収はされているものの曳くのは危険な状態だ。たびたび警告しているが、高山の屋臺の老朽化は著しくもう曳くのは難しい極限にまできている。
屋臺観覧のため高山を訪れる観光客も多く、曳行は中止できない状況だ。
各地には山車倒壊の例もあり、心配している。
時期的にすべてを復元できるのが望ましいのだが……。事故の起きないことを希うのみだ。


●857 岐阜県警の裏金疑惑

2006年10月08日 | 行政・司法問題
●857 岐阜県警の裏金疑惑

 岐阜県警への風当たりが次第に強まっている。

□岐阜県警はなぜ腰が引けているのか?
□岐阜県の公金横領(裏金)に積極的に取り組まなかった岐阜県警への批判が強まっている。
□「弱者をくじき、強きを助ける・これが岐阜県警」
□われわれ一般住民にだったら絶対に容赦しないのに、相手が岐阜県となると手のひらをかえしたようになる岐阜県警にむける県民の怒りも多い。
□法の適用が公務員と県民とではまったく違う。標識不備で一方通行がわからず、摘発された岐阜県民は怒る。
□岐阜県警にも裏金疑惑が浮上してきた。
□県警内部の裏金と、岐阜県庁裏金による供応(いわゆる呑み・食い)から歓・送迎、慶弔費まで裏金でまかなっていた疑惑だ。
□岐阜県警の裏金疑惑は二重構造だ。
□岐阜県公安委員長はいったい何をしているのか! しっかり指揮・監督をしないか!
□岐阜県警監察課は何をしているのか! きちんと仕事ができないならさっさと辞める事だ。
□はげしい怒りの声が上がっている。
□折から開催中の岐阜県議会の質問が俎上にあがった。
□まずはてらまち・ねっとさんの記事を参照されたい。
直接ご覧になりたい方のリンクは、こちら、
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/eff8cbe647422ce76cd5d06851b626d2

◆警察の裏金。調べるか調べないか、分かれみち。岐阜県警
議会・政治 / 2006-10-07

 岐阜県警の裏金のことが県議会の一般質問でとりあげられた。
 だれもが、「当然ある」と思っていること。
 県警本部長は、「警察庁の監査でも不正は確認されていない。あらためて調査する必要はない」と答弁したという(翌日、岐阜新聞は逆の報道をした)。かつての梶原知事と同じことを言っている。
 これで発覚したら、進退問題は間違いない。
 先を読むトップは、こういうときに、「絶好のタイミング」とすぐにきっちり調べる。その方が傷は軽い。
 遅らせれば、古田知事いわく「当時ならば『440億円分の4億円』だったのが、十年遅れた今『4億円分の4億円』になってしまった」 との心情にいたるのは間違いなし。
 ● 「県警内に裏金の事実あれば調査」と本部長
  10月5日 夕刊1面
 県の裏金問題で、県警にも過去に裏金がなかったかどうかについて、大園猛志県警本部長は5日、「具体的な事実があれば調査する」との考えを示した。同日の県議会一般質問終了後、報道陣に対して答えた。
 同日の一般質問で、大西啓勝議員(共産)が県警の裏金問題について「現職警察官から情報提供があり、平成11年ごろまで出張費の架空請求などにより捻出(ねんしゅつ)された裏金があり、主に署長など幹部の接待費に使われていたとの証言がある。どう対応するのか」と追及した。
 大西議員によると、今月、電話で30分近く話し、この警察官は当時の領収書なども持っていると話したという。
 これを受けて大園本部長は報道陣に対し、「具体的な内部告発としては聞いていない」としながらも、大西議員の指摘した証言について「より具体的な事実があれば、調べるのは当然。告発があれば調べるという対応は決まっている」と話した。
 一般質問では、片桐多恵子県公安委員会委員長は「何か信頼すべき新たな事実が出てきた時は、新たな対応を検討するのは当然のこと」と答弁した。

● 裏金再調査の必要性を否定 県議会で県警本部長  10月6日 岐阜
 県の裏金問題に絡み、5日行われた県議会一般質問で大西啓勝議員(共産)が「県警は裏金調査をしないのか」とただした。大園猛志県警本部長は「警察庁の監査でも不正は確認されていない。あらためて調査する必要はない」と答弁した。
 大西議員の質問に対し、大園本部長は「04年度の警察庁の監査は98年度からの6年間も対象で、不正は確認されていない。県警に裏金がある、または過去にあったという確証は何もない。あらためて調査する必要はない」と、従来通りの考えを示した。

 さらに大西議員は質問に立ち、「現役警察官から情報提供があった。99年ごろまで県警で裏金がつくられ、署長など幹部の接待に使われていたと証言しているが、県警は調査しないのか」とただしたが、大園本部長は「具体的な事実があれば調べる」と答えるにとどまった。

 大西議員によると、情報は今月、電話で寄せられ、「当時の飲食店の領収書も持っている」と話したという。大園本部長はこの後、報道陣に対し「今後、新たな事実が出て、きちんとした証拠があれば調査するのは当然。大西議員の情報については参考」とした。


 ● 岐阜県裏金で県警にも過去に裏金との情報  10.5 日刊スポーツ
 岐阜県庁の裏金問題に関して、共産党の大西啓勝県議は5日、県議会の一般質問で、県警にも裏金が99年ごろまで存在していたとする県警の現職職員からの情報を明らかにした。
 同日午前の議会終了後、大園猛志県警本部長は「具体的な話ではないので調査のしようがない」と話した。
 大西県議によると、情報を提供した県警職員は10月、同県議に電話で連絡。旅費や食糧費で裏金づくりが行われていたと説明し、領収書などの証拠書類も保存しているという。
 職員は名前は明かさなかったが、勤務などの内容から信頼できる情報と判断したという。大西県議は「県警は調査をして、本当のことを見つめ直すべきだ」と語った。[2006年10月5日14時13分]

●856 高山市には裏金あり! 

2006年10月08日 | 高山市の不正
●856 高山市には裏金あり! 

岐阜県21市の裏金について、てらまち・ねっとに記事が掲載されたので早速コメント。てらまち・ねっとさんの記事は次のようだ。

リンクは次へ、
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/

◆岐阜県内21市の裏金状況の調査の記事 
議会・政治 / 2006-10-08

裏金、問題、岐阜県内の21市のそれぞれの裏金の有無を調べた記事がある。
役所側の「ない」という答えを信じる住民の人はどれだけいるのだろう??

朝日新聞が調査した記事を書いたとき、コメントを求められた。

● 裏金問題 県内21市調査  9.25 朝日
 県の裏金問題を受け、9月の各市町村議会の定例会で「裏金はないか」という質問が相次いでいる。県にあれば、市町村にもあるのではという疑問、懸念だ。全21市に取材したところ、全市が「裏金はない」と回答した。しかし、そのうちの半分以上の13市は、7月に県の裏金問題が発覚して以降、内部調査をしていない=表。裏金を隠していた県も、これまで「ない」と明言してきたのだが……。(木村俊介)
 8日の羽島市議会定例会の一般質問。「点検はしないのか」という佐野隆史市議(共産)の質問に対し、総務部長が答弁に立った。「適正に支出しております。総点検については考えておりません」
 佐野市議は「きちんと調査もせず、『ない』と答弁するのはおかしい」と憤る。同市は「総務でチェックし、コンピューター上で処理をするので、裏金はつくれない」と説明する。
 大垣市も同様の見解だ。各課にほとんど現金を置かないうえ、支出までに20人ほどの目を通るからだという。市議会では小川敏市長は「不適正な経理処理はない」と答弁した。
 04年3月に5町村が合併した下呂市は、合併時にチェックしたため、調査は実施しなかった。総務部は「今も、旧町村の職員らは一つの市になろうとしており、不正をしようという雰囲気ではない」とみている。
 調査はしないが、裏金が存在しない理由として、ほとんどの市が「財政の厳しさ」を挙げた。ある市の財務担当者は「表の金(予算)がないのに、裏の金に回せるわけがない」と話した。
 また「会計システムがしっかりしている。(裏金を)つくれるシステムではない」「旅費などは個人口座に振り込みになっている」「監査を外部に委託している」「いくつものチェックを受ける」などと県との違いを強調した。
 一方で、調査を実施した可児市は、県が「旅費の架空請求」で裏金を作っていたため、旅費の執行状況などを過去10年にさかのぼって調べた。
 多治見市では「市民が安心してくれることを考えて」、幹部らを対象に聞き取り調査を始めた。岐阜や高山、中津川、恵那、本巣の5市も同様だ。
 だが、調査中のある市の広報担当者は「調査して不正がなく、『大丈夫』と公表したとしても市民が納得してくれるかどうか」と困惑する。
 「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」事務局で、山県市議の寺町知正さんは「これまで、県は『(裏金は)ない』と言い続けてきた。各市が『ない』と言っても、本当にそうなのかなという思いだ。徹底的に調査しないのは、県の教訓を得られていない結果ではないか」と指摘している。

●高山市の裏金 
てらまち・ねっとさんに投稿したコメントの内容。

高山市には裏金あり。 (一人閑) 2006-10-08 10:35:57
□高山市には裏金があります。
□高山市を退職した旧幹部職員およそ30名にヤミ給与を支給。
□高山市は事実を認めながらも関係書簿は存在しないと非公開。
□一例として高山市を退職し、高山商工会議所に天くだりした小瀬専務(旧職員)は商工会議所からの給与とは別に、高山市から給与? ボーナス? までも受給しているということです。
□このことは文書非公開処分取り消し事件として岐阜地方裁判所に提訴、現在審理中(2年目)です。
□これを知りながら追求しない、市議会議員。高山警察署。新聞社(特に朝日新聞、中日新聞)にも高山市から裏金供与の疑惑がもたれています。


●855 飛騨は筑摩県に戻ろう?

2006年10月07日 | 行政・司法問題
信州松本の友人から手紙が来た。甲斐駒ケ岳登山で知り合った友人だがなんとなくウマが合う。仮にKさんとしておこう。
Kさんの持論は長野県をふたつにわけ、南信州をむかしの筑摩県に復そう。飛騨は筑摩県に併合するというものだ。
これよりまえにも長野県分割運動を起こし、長野県議会議決までもちこんだが、名高い【信濃の歌】の大合唱が議場の外でおこり、このためわずか1票差で破れたと悔しそうに騙った仁だ。もしいま臼井吉見ぎたら負けなかったさ、と残念がっていた。
このとき、なかば冗談で高山市が筑摩県】になれば県庁は高山市ですか?】ともちかけたらコワい顔をして、【県庁は松本市さ】と即断したものだった。
大真面目である。
今は高山しだが旧丹生川村ほか各地には安曇野の文化が色濃く残る。二十三夜塔がたち、庚申塚があり、道祖神を祀る。
丹生川村の縄文遺跡からは信州霧が峰を越える和田峠の黒曜石がもちこまれ、石器が作られている。これをみても4000年の交流がある。
たしか、松本の城主は岐阜県大垣城主だった戸田氏が転封になっていた記憶がある。その縁で大垣の「老舗のあられ」が松本市内で売られているのをみかけたことがある(記憶違いだったか?)。当時、こんなとりとめもない話をした記憶がある。
Kさんいわく、毎日おなじ穂高岳、乗鞍岳をみているくらすあいだではないか。という。こういう発想は【ひだびと・飛騨の人間】からはうまれてこないようだ。
しかし、町村合併で、信州の一村が岐阜県にもっていかれたことにはいまだに相当不満があるようだ。
【筑摩県になっていたラ疎のようなことは許さなかった】という。
そして、【腐敗まみれ】の悪評高い岐阜県からはなれ、松本と合併しよう!】とまだ夢を捨てていないらしい。
飛騨地方は岐阜県からはなれ、松本市など南信州とともに筑摩県になるという構想はいまなら理解できる。
とくにこのごろ高山市、岐阜県の腐敗構造は自らの手では是正できないことを痛感している。