暘州通信

日本の山車

●824 美濃とイソタケルノミコト

2006年08月31日 | Weblog
●824 美濃とイソタケルノミコト

美濃地方にイソタケルノミコト(五十猛命)を祀る神社はありますか? と聞かれた。質問者もだいぶん探したらしいのだが見つからなかったという。
飛騨地方にはあるのだが、美濃方面には見かけない。熊野神社はあるのだが。知識不足かもしれないが……。(知っている方があったらご教示ください)。
このことは、イソタケルノミコトを氏神とする氏がいないことと同じ意味を持つ。
このことは古代イソタケルの覇権が及んでいなかったこととつながる。
静岡県の伊豆方面から熱海にかけて数社の来宮神社があるが、その祭神はイソタケルノミコトである。


●823 岐阜県の裏金

2006年08月30日 | 行政・司法問題
●823 岐阜県の裏金
岐阜県と県民の温度差

□岐阜県にも裏金があった!
□この報道があったとき、県民の反応は「やっぱり」といった程度で、さほど怒りをあらわにはしなかったようだ。
□かって他県で膨大な裏金が露見したとき、行政の隠蔽体質に自然に慣らされてしまって、「まあ仕方がない」、「小人数の人間が騒いでどうなるものでもない」といった、超然としているというか、寛大? とでもいう気質が定着してしまっている。
□行政側も一過性の世論など気にもせず、すこしのあいだ神妙にしておればもとの状態に戻り、「かかる不祥事は二度と起こしません」などと決まり文句で切り抜けた輩どもは性懲りもなく悪に手を染める。
□岐阜県知事は再選され、岐阜県議会議員は当選してくる。禊が終わったと涼しい顔をして。
□しかし、このたびの岐阜県の裏金は少し異質だ。岐阜県民は怒っている。
□その怒りは報道の市制を見れば歴然だ。岐阜県の裏金は全国に知れわたってしまった。□全国知事会の会長をつとめ、全国知事会で歓談し、交流のあった各県知事らの表情は意外とさめている。
□事情を知った知事らの反応は意外と冷ややかで、嘲笑をこめて「もうちょっと利口な人かと思ったが……」、「わしらと同じ立場になった(旧裏金県知事)」、「対応がまずかった」、「あまりにも強引だった」、「いつかこんな日が来る予想があった」。
とうそぶく。
□中には「裏金は機会油とおなじで、これがないと円滑にまわっていかない」との本音も。
□男どもは女房に内緒の小遣いを持っており、女房はせっせとへそくりを貯える。
□これらが一般的な世間の反応である。裏金はけっしていいことではない。しかし必要悪であると考えている。
□早い話、世間というものは口で言うほどきれいなものではない。
□しかしこんどの岐阜県の怒りは厳しい。
□なぜ県民は怒るのか?
□怒りを分析すると、
①まず、梶原拓前岐阜県知事に対する厳しい批判だ。この人物は嘘をつく。
②つぎは、古田肇現職知事。一見清廉のイメージだが行政畑で鍛え上げた、衆愚をみぬく練達の士だ。
③3番目は岐阜県職員。かれらはブロイラーや豚とおなじで思想がない。いつもだれかのために黙々と日を送り、いつか屠場に曳かれる羊や牛のように。従容として死を迎えるためだけにその日を費やす。組織の中では徹底したイエスマンであって、これが職員の服務義務だと心得違いしている。野生の本能を欠落してしまっている。
④4番目は、行政事務のお目付役監査事務職員。このたび日々出入りする事務局にすら裏金が見つかった。百害あって一利もない反住民意識で意志統一され、ひたすら知事に愛想をふりまく。違法や不当な公金の支出があっても満足な監査などされたことがない。
⑤5番目は外部監査機関。嘱託職員らは高給をもらって業務に携わっているはずだが、まったく正常に機能していない。たとえば〇〇審査会などの団体に所属する、雇われ弁護士や学識経験者などという輩はもう唾棄すべき存在。
⑥6番目は、司法機関の不作為。
などがあげられよう。
□「裏金を貯え、それを見えないところで県政につかった」というならまだしも言い開きの余地もあろう。
□岐阜県の場合は、知事らが裏金はないと言い張り、その金を隠し、移しかえでわたし、さらにそれを私的目的で費消していた。しかも何にいくら使ったか収支のつじつまがあわない。
□今回の一連の事件の中でも特筆されるのが「裏金を焼いた」。「捨てた」の報道。
□昔、駿河の渡しで一文銭を川におとし、10両の大金を投じて人を雇って探させたさる大名の話がある。公金を扱う職員にはこの精神がなければならない。
□いずれ、「申し訳ありません。じつは焼いてなどいませんでした」とお詫びと訂正の日があるとかんがえていたが、それがない。このような職員は即岐阜県庁から追放すべきだ。改悛の情もない人間は、品性下劣でまた繰り返すからだ。
□ところで、一連の裏金について、渋々前言を翻した梶原拓前岐阜県知事は裏金はあった。その存在は知っていた。と述べた。しかし、疚しいことはしていないと言い張る。
□森元前副知事もおなじように疚しいことはしていないと言い張る。しかしこれは詭弁だ。なぜなら、裏金が存在したこと自体が疚しいからである。
□加えて「現知事は司法警察に告発・告訴せよ」との強い世論に背を向け、内部に身内の調査機関を置き、あまりの世間の反論を意識して第三者による検討委員会なるものを設置しあくまでも。司直の手に委ねるのを嫌った。
□いま裏金事件は、調査機関と検討委員会の手で要領よくマルメられ、事件のごく一部のみに限定してヤミから闇へ葬られようとしている。処分される職員はきわめて少人数になりそうだ。
□そして、一見落着ということで大部分のダーティな部分は日の目をみることはない。
□県民の怒りはそこにある。許容を逸脱し、これを超えた岐阜県職員はあまりにも悪質なのだ。

◆00019 クラガリシダ

2006年08月30日 | 岐阜県植物誌
◆00019 クラガリシダ

全国的にもまれな着生シダ。これまでの報告では当県(岐阜県)と石川県能登が知られる。岐阜県でも産地は岐阜県下呂市(旧小坂町)に限定されるようである。加子母から付知渡合から小秀山、長野県王滝方面も気をつけてみてきたがまだ見つからない。木曾の奈良井宿はナライシダの初見地で地名が種和名となっている。
白山山麓も気をつけているがこちらにも見当たらない。
クラガリシダは地上には生じず数百年を経るような古木に着生している。岐阜県内ではまだいくらか見られるが以前は原生林の古木にかなり産したであろう。しかし、近年の伐採で著しく減少している。
 下呂市と能登を結ぶ線上のどこかにありそうな気もするが、まったく連続しない。
新産地の報告が待たれる。台湾にはじせいがあるらしい。

ウラボシ科
クラガリシダ属



●822 てらまち・ねっとさんへ

2006年08月30日 | 行政・司法問題
●822 てらまち・ねっとさんへ
多重不正

 トラック・バックありがとうございます。
てらまちさんの、確実な根拠をもとに堅実に論理を組み立ててゆかれるブログ記事は、とても説得力があります。だから、成果を上げられるのでしょうね。見やすい大きな文字もとても親切です。
 さて、 岐阜県の裏金。 ひじょうにおおきな問題になってきました。
 一方で、どうしようもない裏の画策が着々と進んでいるようです。
 これまでの報道を見ていると、総花的で、問題の分析があまりなされていないように思います。
私論になりますが、裏金の形成から費消までのフローチャート(図式)を順に見ていくと。
①公金をくすね裏金を蓄積した罪。
②裏金づくりを指示した当事者の罪。
③指示通りに裏金を保有した岐阜県各部署の職員の罪。
④裏金の存在を知らないといっていた梶原拓前岐阜県知事の罪。
⑤森元前副知事の証言と追求にあい、実は知っていたと前言を翻した梶原拓前岐阜県知事の罪。
⑥裏金を職員組合に移した罪。
⑦裏金を受収した職員組合担当者らの罪。
⑧岐阜県が保有する裏金を費消した罪。
⑨裏金費消(支出命令)を発したものの罪。
⑩裏金の支出に応じた職員の罪。
⑪職員組合が岐阜県からの要請_にもとづいて裏金費消(支出命令)を発したものの罪。⑫支出に応じた組合職員(岐阜県職員でもある)の罪。
⑬岐阜県の裏金工作に関与し水増し請求・領収書などの発行に応じたという企業、商店、ホテル、料亭、割烹、ゴルフ場、その他。
⑭岐阜県お抱え弁護士への報酬、公共機関職員への餞別、おもてにだせない謝礼など広義の交際費。
⑮その他。
このようにみてくると、
①岐阜県の公金は裏金にすがたを変えた時点で恣意に使える半私的資金と見られる。
②裏金は使ったのこりは公的資金に還流することはありえなかった。
③岐阜県職員は裏金を不正資金と知っていた。知りつつ裏金に手を染めていた。
④裏金の性質を知りながら、ここれを諌めかつ当局に告発する職員はいなかった?
それは、裏金発覚以前・以後を通じていなかった。
⑤前④に関連し、告発したにもかかわらず当局が握りつぶしていたとすればこれはこれで大問題である。すでに2月頃から岐阜県警察は捜査(内偵)していたとの報道がある。
さらに、裏金はあたかも1994年時の4億6千万円に限定し、これ以外にはまったく存在しないかのような情報操作・岐阜県の誘導? があることはきわめて危険である。てらまちさんも主張されているようだが、その前・後にもほぼ同じ程度の裏金は存在し、それはいまも続いていると推定することに不自然さはない。
今回露顕した裏金はまさに九牛の一毛であることを知るべきだ。
誰が見ても、裏金がつくられはじめたときからそれは公金横領であり、これを知りつつ手を染め、告発もしなかった職員らは背任。裏金の授受に関する文書を処分した公文書毀棄。公務員法違反その他限りがない。
最後に、これらの重大な疑惑を手を拱いて見ないふりをしている岐阜県警に注がれている世間の目を忘れてはいけないだろう。
これからでも遅くないから心ある岐阜県職員、旧職員は良心をもって事実を正直に告げるべきだ。それは、岐阜県や岐阜県警ではなく、たとえば市民団体などの第三者が望ましい。正直なかれらに対しては罪一等を減じてもよいのではないか。
いっさいを闇に葬ろうとした梶原拓岐阜県知事以下関係職員らには行政の倫理に照らして厳罰に処するべきである。
岐阜県の不正に関与した業者らは当然出入り禁止。これも厳罰に処すべきでしょう。





●821 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 24

2006年08月29日 | 行政・司法問題
●821 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 24

高山市に無断で借用地を転貸しか?

□高山市は飛騨くみあいミート株式会社が、目的事業め高山市冬頭町にある市有地を特別廉価で貸し付けている。
□貸付は平成15年3月31日までであり、ほぼ毎年更新されてきた。
□事業の目的は、法人登記定款によれば、食肉の流通、加工、卸売りである。屠畜は行なわない。当然屠畜場許可は受けていない。
□契約書には、目的事業以外の用途に供してはならないとあって、借用した土地の利用は食肉の流通、加工、卸売り限定されている。
□いったいどこで屠畜が行なわれているのだろう? これは大きな疑問であった。
□平成12年高山市は旧都市計画施設屠畜場を新都市計画施設・仮称新飛騨食肉センターに変更することとなり、都市計画法による告示と公告、縦覧をおこなった。
□旧屠畜場とはどこなのか? 縦覧図面を見ると、なんと! 飛騨くみあいミート株式会社に貸し付けてある土地のあたりである。
□高山市に問い合わせたのであるが、高山市は「飛騨くみあいミート株式会社に貸し付けている冬頭町の土地内には屠畜場はなく、農協系の経済連の土地内で屠畜業務が行なわれている」と回答し、疑問を一笑に付したのだった。
□ところがこのたび、都市計画審議会に屠畜場変更の伺いがされたとき、旧施設屠畜場は高山市が飛騨くみあいミート株式会社に貸し付けていた土地内にあり、屠畜事業を行なっていたのは飛騨ミート農業協同組合連合会だったことが判明した。とんでもない契約違反である。
□梶原拓岐阜県知事はこのありえない飛騨ミート農業協同組合連合会に対して屠畜場許可を与えていたというから問題がややこしくなった。
□しかし、岐阜県によると、土野守高山市長は平成7年頃、高山市条例(規則)をつくり、予算化することなく補助金まで交付していた実態が明るみに出た。
□つまり、高山市は飛騨くみあいミート株式会社に貸した土地が飛騨ミート農業協同組合連合会に転貸しされていた契約違反を知っていたのみならず、ヤミ補助金を交付していたというのである。

●820 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 23

2006年08月29日 | 行政・司法問題
●820 梶原拓前岐阜県知事と高山市長の癒着 23
高山市都市計画施設・飛騨食肉センターにかかる疑惑を追求してきたのだが大変なことがわかってきた。

□高山市都市計画施設・飛騨食肉センター屠畜場である。高山市前原町10番1ほかにある。
□ところが飛騨食肉センターのほかにもう一個所あり、こちらにも岐阜県知事から屠畜場許可証が交付されていた。
□この屠畜場は飛騨ミート農業協同組合連合会が行なうもので、許可証によれば施設の所在地は高山市八日町327番地である。
□しかも高山市八日町327番地は一部露天の駐車場があるほかは更地である。
□建築物や構築物のたぐいは、舗装した駐車場があるほかはまったくの空地である。
□梶原拓岐阜県知事は、現在わかっているだけでも、この屠畜場に約5億円弱(金額・交付年月日は判明している)の補助金を交付した。
□しかも、その補助金の名目は食肉の流通整備事業であって、屠畜事業に交付されたものではない。


●819 岐阜県の裏金 有耶無耶で終わらせてはならない!

2006年08月28日 | 行政・司法問題
●819 岐阜県の裏金 有耶無耶で終わらせてはならない!

 去る7月5日に発覚した岐阜県の裏金も終局に向かいつつあるようだ。
□主要全国紙は社説で、あるいは週刊誌やテレビなどの各メディアが、しっかり腰をすえた報道を続けている。
□ほぼ2ヶ月になろうとしているが、次第に焦点が絞られてきた観がある。8月末に予定されていた発表が若干延長になったようだ。
□裏金は94年度だけでもカラ出張などの手口で計4億6千万円といわれるが、この94年度を境にそのあとの裏金の実態は見えてこない。
□限定された94年をピークにそのあとはまったく裏金積み立てが存在恩財しなかったのか? といえば疑問が深まるばかりだ。
□断続的に裏金の存在は指摘されている。95年以降はまったく裏金は存在しませんでしたといえばあまりにも白々しい。根拠の示される裏金が動いているからだ。
□岐阜県と職員組合の金銭授受関係が不可解である。
□一例として、副知事らの指示で県職員組合の口座に2億5600万円を移した(朝日新聞社説)。とあるのがわからない。
① 職員組合は岐阜県から2億5600万円をいただいたのか?
② それとも単に預かったのか?
□その後の裏金の動きを見てゆくと、組合員の受益権に基づいた貸付などがあり、おなじ会計から県庁職員らが宴会、ゴルフ、会食、から裁判費の支出があったとされる。
□しかも何に使ったのかそのほとんどが記録がないという有様である。
□推定するに、岐阜県職員と組合員は共通の財布を持ちポケットからたばこ銭をはらうような小遣銭感覚で費消し続けていたと思われる。いわゆるどんぶり勘定だ。
□裏金はいけないが、その背後関係が不透明なのはもっといけない。
□じつはここのところの追求がほとんどされておらず極めてあいまいなのだ。
□梶原拓前知事は知らぬ。存ぜぬ。だったが、今はその言い訳は通らない。
□いうににことかいて、どこの公共団体もやっている、自治省にも裏金がある。不文律の常識だといった。
□俺のやったことは悪いが、東京都知事をはじめ全国どこへ行っても裏金のない行政はない。と
のたまったというから唖然として言うべき言葉がない。
□旧職員、旧年の問題ばかり報道され、現在はなくなっているかのまやかしの発言も虚偽だった。
□古田肇現職知事は組合に寄付金交付。就任以後も裏金を移していた。などとうとう現体制にも火がついてきた。
□発覚以来2ヶ月。原副知事調査長らは不正関係資料処分にはげみ、なんとか、ほぼつじつまのあうところまでこぎつけたと見られている。
□かくて、処分は重いものでせいぜい知事の3ヶ月から6ヶ月間減給10パーセント。以下は戒告、訓告など軽微なものになりそうだ。
□だが、裏金に関与し、知って手を拱いていた職員の背任の罪は重い。関与があった岐阜県職員は、1年から5年位は昇級試験受験資格の剥奪、昇級待ちの職員は2段から3段くらい昇級ストップ。ときに降格、懲戒免職の断罪が必要である。
□岐阜県民はそのくらい怒っている。
□他府県行政も岐阜県の処分の行方を他山の石と息を詰めて見つめている。

◆00012 ハグロソウ

2006年08月27日 | 岐阜県植物誌
◆00012 ハグロソウ

分布が関東以西で、東北、北海道では見られない。
高山市の城山にはわずかに稀産する。かって城山をめぐる車道が整備されたときほとんど絶滅状態になった。
しかし、このごろわずかに復活してきている。
福田夕咲の記念歌碑のあるあたりから白雲水の湧くあたりまでをよく観察すればみつかる。
西濃では谷汲のあたりで自生を見かけたことがある。

キツネノマゴ科
ハグロソウ属

●818 行政訴訟 勝訴の意義

2006年08月26日 | 行政・司法問題
 福井県が図書館の蔵書から百数十冊を書架からおろし、閲覧者の目から遠ざけた問題が取り上げられている。
□行政の思想誘導ではないか? 情報操作だ? などさまざまな批判が集まっている。
□てらまち・ねっとは、福井県民の方たちとこの問題に抗議し、批判を強めている。
□本日(8月27日)、◆福井図書排除事件。福井県知事への質問状の回答が来た!上野千鶴子さんの抗議文も紹介。とする記事が掲載されている。
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/
□中国の聖人・孔子の教えを説いた儒者たちをいきたまま穴に埋め、本は焼いたとされる「焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)」になぞらえ、「平成の焚書坑儒だ」と主張している。
□そこで、処分された(隠された?)本の一覧が載るリストを公開請求したのだが公開されたリストはすっかり墨塗りされ、まったく判読不明であったという。
□このようなものを公開してくる福井県に対し、情報公開請求非公開処分の取り消しを求めて、法廷で争うべく準備を進めていたら、なんと、突然隠した本のリスト
を公開してきたという。
□理由はひとつ。裁判になれば,
数々の裁判で勝訴しているてらまちさんに勝つのは難しく、福井県の敗訴はまず間違いない。そのような事態を招けば福井県に対する行政批判が噴出しかねない。そこで、事件を避け、突然リストを公開してきたと考えられるのだが……。
□はじめは非公開。つぎは突然の公開。
□その非公開と公開の法律判断がきわめて曖昧(あいまい)だ。
□ここでは福井県当事者らの姑息な態度が目立つ。
□てらまちさんが勝訴した事件を知り、あたふたと公開に踏み切った福井県のあわてぶりが手に取るようにわかる。
□しかし……。公開請求したのがてららまちさんらでなかったら、おそらくいちど出した非公開処分が撤回されることはなかったはぜである。
□人をみて法を説く。という言葉があるが、福井県は人を見て法を適用している。
□法のもとに平等であるべき大原則はどうなるのか?
□さらに次の批判を呼びそうである。


◆00005 シコクスミレ

2006年08月26日 | 岐阜県植物誌
◆00005 シコクスミレ

名前の由来は自生地の四国であるが、岐阜県にはまだ報告がないと思う。
東濃の恵那山北部を越える峠道は「神坂峠」といい、長野県の阿智にいたる。
かってヤマトタケル(日本武命)が東征の帰途にも信州から美濃入りしたのもこの道である。
この峠道沿いにまれにシコクスミレが見られる。
古代の道としてたどる人も多い。