◆21643 平戸神楽
長崎県平戸市
□汎論
平戸神楽と高千穂神楽は九州の神楽の中でももっとも重要視される。
平戸神楽は、元亀年間(一五七〇ー一五七三)、壱岐が松浦藩に加領となったことから、壱岐の神職が、平戸の松浦藩主の居城を訪ねて御竈祭の神楽を舞ったのに始まると伝えられ、松浦二十九代鎮信(天祥)の代に、壱岐出身の国学者橘三喜が、正保年間(一六四四ー一六四八)にかけて、二十四番の平戸神楽を完成させたと伝わる。平戸神楽は、小神楽(八番)、中神楽(十二番)、大神楽(十八番)、大大神楽(二十四番)に分けられ、大大神楽は「岩戸神楽」の別名がある。
神社の社格により、振り当てられている。二十四番すべてを奉納するのは、亀岡神社に限られている。
国指定重要無形民俗文化財になっている。
長崎県平戸市
□汎論
平戸神楽と高千穂神楽は九州の神楽の中でももっとも重要視される。
平戸神楽は、元亀年間(一五七〇ー一五七三)、壱岐が松浦藩に加領となったことから、壱岐の神職が、平戸の松浦藩主の居城を訪ねて御竈祭の神楽を舞ったのに始まると伝えられ、松浦二十九代鎮信(天祥)の代に、壱岐出身の国学者橘三喜が、正保年間(一六四四ー一六四八)にかけて、二十四番の平戸神楽を完成させたと伝わる。平戸神楽は、小神楽(八番)、中神楽(十二番)、大神楽(十八番)、大大神楽(二十四番)に分けられ、大大神楽は「岩戸神楽」の別名がある。
神社の社格により、振り当てられている。二十四番すべてを奉納するのは、亀岡神社に限られている。
国指定重要無形民俗文化財になっている。