◆35522 ミズヒキ
□汎論
半日陰の山地や隣地に見られる、【ミズヒキ】は、タデ科の植物で、ほぼ全国に分布する。線形の穂状花序に赤い小花をつける。ときどき白い花があり、【ギンミズヒキ 銀水引】とよばれる。稀に紅花と白花が混在するものがあり、こちらは、【ゴショミズヒキ 御所水引】とよばれる。
【水引】は、進物などの包装にかけられるが、慶事には、紅色・白色が用いられ、法事などの凶事には、黒色・白色、黄色・鼠色、藍色・白色などが使われる。
結び方も、水引の一端をひっぱればほどける【蝶結び】は、何度でも繰り返しが望まれる、
慶事の出産、進級、出生、栄転、進学などに用いられる。
ほどけない、【結び切り（細結び、堅結び）】は、「二度と繰り返さないでほしい」という想い
から、婚礼、全快祝い、弔事全般に用いられる。
水引の両端には向きがあり、お祝いは上向き、弔事は下向きとなる。
長野県飯田市は水引の町としても知られる。
山車にも【水引幕】がかけられることが多いが、その態様は様々であり、たとえば、岐阜県大垣市の山車には、ていねいに手編みされた水引幕がかかるものがある。飛騨高山の屋臺には、【羅網（らもう）】とよばれる、小金属片、小鏡などを、水晶、ターコイズ（トルコ石）、珊瑚（さんご）、トパーズ、瑪瑙、琥珀などの宝石や、半貴石などでつないだ連続する網状の幕がかけられるものがある。
相撲の土俵の上も四方を水引幕で囲まれる。芝居小屋にも水引幕がかかるが、一名を霞幕（かすみまく）ともよばれる。
【山車語彙】
□参考
次を参考にさせていただきました。
今日の花 ミズヒキ 水引
2014/9/19(金) 午前 10:36
ミズヒキ（タデ科ミズヒキ属）水引 別名 ミズヒキソウ 八の字草（ハチノジグサ）日本全国に分布する草丈５０cmから８０cmn多年草。８月から１０月にかけ長く伸び ...
http://blogs.yahoo.co.jp/lifezukan/11612961.html
平成26年8月10日(日) ミズヒキ(ソウ)
2014/8/10(日) 午前 10:12
... 赤色、したから仰ぐと白。紅白の水引を思わせるのが名前の由来。しかし、ミズヒキソウでは図鑑に載っていない。正式和名はミズヒキ。タデ科の植物。
http://blogs.yahoo.co.jp/murayama301/56375239.html
ミズヒキ（斑入り水引）の花
2011/9/25(日) 午前 9:51
今日も、秋晴れ清々しい。 庭の薄暗いところで、ミズヒキが咲き始めました。 ミズヒキは日本全国、朝鮮・中国・インドシナ・ヒマラヤなどに分布する多年草。 ...
http://blogs.yahoo.co.jp/tosinobu12/52398555.html
小さな赤い花・ミズヒキ（水引）／植物
2008/9/12(金) 午前 0:14
... 季節の花 ３００｜水引（ミズヒキ）（ http://www.hana300.com/mizuhi.html ） 【引用】ミズヒキ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 ミズヒキ（水引、Antenoron filiforme ...
http://blogs.yahoo.co.jp/siliconvalley_bay_7565/45237693.html
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