散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2011.03.02 台湾 九份①: 映画の舞台の街

2011-03-11 07:13:47 | 海外旅行
金鉱山が廃坑になった後、寂れた一寒村であった九份が再び脚光を浴びるようになったきっかけは、1989年に作られて大ヒットとなった台湾映画「悲情城市」のロケ地となったことにあると言う。映画の中で描かれたこの地のノスタルジックな風景に魅せられた人の数も多く、台湾では90年代初頭に一時「九份ブーム」が起こったとも言う。
さらに、最近になって「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになったという話しも加わり、ここがますます「有名」になっているのだそうだ。
さて、このたびの旅で撮った下の写真、雨の中、ここを歩いている時に出会った日本からの観光客が、「この建物が千と千尋の神隠しのモデルになった」と教えてくれた茶館である。
しかし実際の所、何が、或はどこが「千と千尋の神隠し」のモデルになったのかについては、はっきりしているわけでもないようだ。




Camera: Sony α900/ Sony DT 35mm f1.8

2011.03.09 高尾梅郷 梅の香微か

2011-03-10 09:41:00 | 散歩
「梅の香かすか」と言えば、少しはゆかしい趣も感じられよう。しかし、こう表現したのは精一杯の皮肉である。実態は文字通りで、梅の香など殆ど感じられないほど「微か」だったのだ。何しろ梅の木の絶対数が少ないのだから当たり前だ。これで「梅郷」とは・・「よく言うよ!」と思われるほどだった。
この週末には「梅祭り」が開かれると言う。きっと、専ら「花より団子」になるに違いないと思った。
それでも、梅郷の西の外れ近く、中央高速直下の「木下沢梅園」は梅園として最近開発・整備されたようで、一応見応えのある数の梅がまとまって咲いていた。しかしこの日、梅祭りの三日前と言うのに未だ準備中で「入園禁止」。「何をか言わんや」であった。




Camera: Sony α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG

2011.03.06 春間近の国立近代美術館

2011-03-09 08:19:36 | 散歩
良く晴れた日だった。朝は寒かったが、昼頃になると日の暖かさのせいかそれほどでもなくなった。
国立近代美術館前庭の植え込みには未だ花は無い。しかし枝や葉は、もう春の準備を整えたのだろうか、明るい日差しの下、生気みたいなものを発散しながら光っていた。


Camera: Siny α900/ Sigma macro 70mm f2.8 EX DG

2011.03.02 台北: 曝された壁面

2011-03-08 08:25:00 | 海外旅行
台北駅前大通りに面した某建物の西側面である。西隣のビルとの間が空地になっていた。そこから撮ったものだ。
かつてその空地にあった建物が取り壊され、「日陰」で眼につきにくかった壁面が曝されたのかもしれない。「なりふり構わぬ」と言うが、その「なりふり」にも元々関係ないような凄まじさを感じさせる眺めだった。


Camera: Sony α55/ Sony DT 35mm f1.8
Enhanced with Topaz Adjust

2011.03.02 台北; 路地裏3D

2011-03-07 09:58:10 | 海外旅行
このあたり、大き目の通りに面したところは、恐らく元々の「街造り」の構想を残しているせいであろう、基本的には「整然」としている。無論、多種多様・多数な店がそれぞれ「個性的な飾りつけ」で自己主張しているため、良く言えば「自由闊達」な雰囲気が横溢している。故に、実態は「整然」からは遠い。
しかし路地裏に一歩入ると、そこはもう3Dの世界だ。即ち、Dark, Deep and Dirty。
ただし、最後の"Dirty"は必ずしも「不潔」ということではない。要は、所謂「きれい」とは対極になっている。そこらじゅうが朽ちかけたように古く、埃と脂分が沈着したような「質感」。


Camera: Sony α55/ Sony DT 35mm f1.8


2011.03.02 台北: 原色看板の街並

2011-03-06 07:51:51 | 海外旅行
台北駅の南西、直線距離で約800m、二二八和平公園近くを東西に結ぶ道の通りの眺めである。GPSの記録が正しければ、「沅陵街」と言う名の通りだ。
時刻は11:13で、未だ人通りは少ない。
「相当な古さ」を感じさせる店が立並んでいる。その店毎に原色の店看。とても「日本的な看板」であるせいか、通りのイメージにはどこか「日本」を感じさせるものもある。しかし、やっぱり「似て非なる」とわかるのが面白い。


Camera: Sony α55/ Sony DT 35mm f1.7

2011.03.02 台北、熱烈勉学の町

2011-03-05 10:41:12 | 海外旅行
台北駅周辺は「文教地区」の側面を持つように見えた。雰囲気的には決して「文教地区的」ではないのだが・・・
なにしろ、各種学校・予備校が多数ひしめいている。
ビルの側面にも、そこに入っているのであろう学校のど派手な看板。こんなところで若者達が「熱烈勉学」ということなのだろうか?
日本のGDP、中国に抜かれたと最近騒がれている。「将来台湾にも・・」とまでは、その人口から言えばありそうにも無い。しかし、一人当たりとすれば、いつの日かやばいんじゃないかと、この光景を見て感じさせられた。


Camera: Sony α55/ Sony DT 35mm f1.8

2011.03.02 ここでもバイク!、タイペイ

2011-03-03 09:08:41 | 海外旅行
昨秋、ホーチミンでは「バイク密度」のすごさにビックリしたものだ。
今朝タイペイで見たバイクは、それに比べると桁違いに少ないのは確か。しかし、絶対値で言えば「相当なもの」。かなりの存在感だった。
写真は、国立台湾博物館前の「バイクのある光景」。


Sony α900/ Sony DT 35mm f1.8

2011.02.21 表参道裏道、「青参道」もシャレている!

2011-03-02 08:43:57 | 散歩
原宿表参道西側の「青参道」を歩いてみた。
「青参道」などと、いつから名がついたのだろうか? ネット上の「青参道」のページには、「青山通りと表参道をつなぐ裏通りを青参道と名付けました。青山通りや表参道からは想像出来ない程落ち着いた通りで、ブティック、インテリア、ヘアサロン、アートギャラリーなど個性豊かなショップが並んでいます」とある。その通り! 表参道や裏原宿とは打って変わって静かでオシャレ。
この道筋を歩くのも八年振りぐらい。「発見」のある散歩であった。




Camera: Kodak Signet 35
Film: Kodak GA 100