散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2008.05.16 初台商店街

2008-05-21 10:29:19 | 散歩
道幅が狭かったり小さな店が密集する東京の商店街は、賑やかで楽しい一方、息が詰まるような感じにさせるところも無いではない。立ちこめる揚げ物や何かの匂いも、腹の虫を鳴かせてくれる時は良いが、その時の気分・体調によっはて辟易とさせられる。
初台商店街はいずれにせよ「ほどほど」。開放的でゆったりした感じなのだ。結構センスの良いレストランや食堂も散在する。オフィス街が近かったり、周囲には高級住宅地もあることも関係しているのかもしれない。
なお、初台という地名は、その昔、太田道灌が代々木村に作った8ヶ所の砦のうち、一の砦(狼煙台)のあった場所に由来しているだそうだ(Wikipedia)。




2008.05.11 中野通り、 古いランプのある風景

2008-05-20 11:28:05 | 散歩
場所は中野通り沿い、十貫坂上近く。
中野駅の方向に歩く途中、店先にぶらさがった古いランプが眼に入った。女の子向けのこまごました装身具などを売る小さな店。
この中野通りでも、たまには、幾分シックな風景に出くわすものだと思いつつシャッターを切った。すぐに、「犬も歩けば棒に当たる」を連想した。


2008.05.18 神代植物園の芍薬

2008-05-19 16:44:45 | 散歩
バラ園に隣接して「芍薬園」もあった。こちらはバラ園ほどには広くない。しかし、かなりの広さ。
芍薬は、ちょうど見頃といったところ。その種類の多さもここではじめて知った。絢爛さの点では、バラよりもこちらの方が数段上と思った。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 の例えも納得!






2008.05.18 神代植物公園のバラ

2008-05-18 15:56:34 | 散歩
土日、人出の多い行楽地は敬遠したいとは思っている。しかし、今は風薫る五月。さらに、明日からまた台風の影響などで天気が悪いと聞いて、家内と二人神代植物公園に出かけた。
十時前についたのだが、もうかなりの人出。気がつけば、ここのバラ園をお目当てにした人が多いのだ。それでも幸い、バラ見物には差し支えるほどの混み合いでもなかった。
ここのバラ、時期的に一週間ほど盛りを過ぎたかと思われるような咲き具合だった。しかし、十分にきれい。種類の多さも特筆もの。ついつい興奮気味に写真を撮りつつバラ園を一周した。








2008.05.08 新宿 住友三角ビル前広場のネコ像 「玉ちゃん」

2008-05-17 07:52:06 | 散歩
ふと気がつけば、目の前に結構大きなネコ像がある。しょっちゅう通っている所なのだが、今回初めて気がついた。いつ頃からここにあるのだろう?
何か、その昔大田道灌を救ったということで、「江戸の守り神」とされたそうだ。
しかし、このネコの腰のおろし方、チョイとだらしない・・・それも愛嬌か??


2008.05.09 神田多町2 サカエヤ・ミルクホール

2008-05-16 11:23:13 | 散歩
先ず、この散歩では神田に「多町」という町名があるのを初めて知った。昔から、時々足を運んだ所ではあるが・・・。
この一帯、江戸時代慶長の頃湿地を埋め立ててできた町で、最初は「田町」と言ったらしい。そのうち、青物市場などで繁盛するようになり、「多町」と呼び代えたと言うことだ。
その、古い町名を残す一角の「ミルクホール」。昭和20年創業という。建物はもうレトロそのもの。
昭和の初期、喫茶店は全体に「ミルクホール」と称し、コーヒー、甘味もの、ラーメンやカレーライスなどを提供していたらしい。
この店、看板に「軽食・喫茶 サカエヤ」、暖簾に「ミルクホール」をそのまま残し、しかし今、「ラーメン屋」として生き続けているようだ。小生、ここで昼にタンメンを注文した。キャベツをたっぷり載せたタンメン。かなりニンニクの香りがきつい。味は、いかにも「手作り」でシンプル、イヤミがない。しかし、もう少し「感動的」な味でも良いと思った。
ラーメン&おにぎりが、ここの昼メニューの定番であるようだ。


2008.05.06 台東区浅草 墨田公園

2008-05-15 08:56:14 | 散歩
墨田公園は、言問橋あたりから吾妻橋あたりまでの隅田川沿いに細長く続く公園である。このあたり、緑の少ない一角。しかし、この公園だけは豊かな緑に包まれている。しかし、その一方で、生い茂る木々で「陽の当たらぬ雰囲気」のところがあるのも事実。まして、ホームレスの人たちがここで休んでいたりすると、リラックスできるような場所では無くなってしまう。無論、彼らに文句を言うつもりは毛頭無いが・・・。
幸い、五月連休中のこの日は快晴。若葉の緑と子供たちの姿が、そんな公園の雰囲気を明るく吹き飛ばしていた。


2008.05.05 中野駅北口飲み屋街 「身欠きひらめ」を吊るした店

2008-05-14 15:42:10 | 散歩
かなり大きな「身欠き」のひらめ。活き造りの残り物を干したものかもしれない。飲み屋の店先に吊るしてあった。
はらわたがあったのであろう部分がざくっと落ちている。「全手動銀塩カメラ」でモタモタとこの写真を撮っていたら、開店準備中の女将が出てきて、「すみませんね、ここのところだけ欠けちゃって」などと言われた。何か、ほのぼのとした気持ちになった。


2008.05.06 台東区浅草今戸 待乳山聖天の「濃緑」

2008-05-13 10:09:48 | 散歩
四月半ばから五月初めにかけての木々の緑は、眼を見張らされるほどに急速に移ろう。新緑のころは、いかにも初々しく、さわやか。しかし、五月連休も終わろうとするころには空を埋め尽くすかのようになり、濃艶に光る。
しかしもうすぐ、一様に黒ずんだような緑になり、ただただ「うっとうしい」ほどにまでなってしまう。
この待乳山聖天の「濃緑」、今まさに「絶頂」の観があった。