①ピーマンの肉詰め
②ポテトサラダ
③木耳とベーコンのソテー
④ミニトマト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
木耳は、今ほとんど中国産になってしまったが
熊本にこの木耳を栽培している農家があって
産直の店で買う事が出来る。(秋津レークタウン近くの産直の店)
これが実に柔らかく、おいしい。
今日はベーコンとソテーにした。
チロル紀行⑦
ヘルベルトの家は、古い農家だが、
ゲルマン系の国の常として、
トイレや洗面所は、清潔で気持ちが良い。
この家を離れる前夜、
お兄さん夫婦も交えて
夕食を囲みながら
いろんな話をした。
ヘルベルトがおぼつかないフランス語で通訳してくれる。
ひとしきり、皆で熱中して何かについて話している。
両手を上げたり、下げたり
何の話だろう?
聞くと、”飛行機に乗った時はどういう気持ちになるだろう?”![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/airplane.gif)
と話しているんだ、という。
私は胸をつかれたようになった。
その当時、すでに日本は海外旅行ブームだったし、
国内の路線などは、
いわば、下駄感覚で乗っていたから
チロルの人々の素朴な質問には、
一種カルチャーショックを受けた。
チロルの人々が遅れている、という意味ではなく
ヨーロッパ、日本人が憧れているこの地にも、
営々と、昔ながらの暮らしを続けている人がいる、ということ。
フランス人のバカンスやドイツ人のウアラウブ(バカンス)に
無縁の、質素で堅実な日々を送っている人達がいる、ということは
私には、ほっとする気分だった。
何しろ、パリでオペア(語学を学びながらお手伝いをする制度)
をやっていた家庭が、
高級官僚と女医の家庭で、
一ヶ月北欧に、キャンピングカーを借りて![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car_pink.gif)
バカンスに行く、と言って
私がオーストリアに旅立つ前![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fashion_attache.gif)
準備で大わらわになっているのを
(日本と生活のレベルが随分違う)、と
タメ息まじりで見ていたから。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_beach.gif)
私は、深い皺の寄ったヘルベルトのお父さんの
片手を私の髪に当てて、
”触ってください”と言った。
その前、ヘルベルトに、お父さんが
”この日本のお嬢さんは
髪は何色だね?目の色は?”と聞いていたそうで
ヘルベルトは、”真っ黒の長い髪をしているよ”と答えたそうで、
お父さんに触って貰って、日本人、を感じてほしかった。
お父さんは、ちょっとびっくりしたようだったが、
にっこりとして
ずっと、なでていた。
それにしても、34年たった今、漆黒の髪は白髪混じりとなり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mirror.gif)
とても、”触ってください”などとは、言えないなあ。
②ポテトサラダ
③木耳とベーコンのソテー
④ミニトマト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
木耳は、今ほとんど中国産になってしまったが
熊本にこの木耳を栽培している農家があって
産直の店で買う事が出来る。(秋津レークタウン近くの産直の店)
これが実に柔らかく、おいしい。
今日はベーコンとソテーにした。
チロル紀行⑦
ヘルベルトの家は、古い農家だが、
ゲルマン系の国の常として、
トイレや洗面所は、清潔で気持ちが良い。
この家を離れる前夜、
お兄さん夫婦も交えて
夕食を囲みながら
いろんな話をした。
ヘルベルトがおぼつかないフランス語で通訳してくれる。
ひとしきり、皆で熱中して何かについて話している。
両手を上げたり、下げたり
何の話だろう?
聞くと、”飛行機に乗った時はどういう気持ちになるだろう?”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/airplane.gif)
と話しているんだ、という。
私は胸をつかれたようになった。
その当時、すでに日本は海外旅行ブームだったし、
国内の路線などは、
いわば、下駄感覚で乗っていたから
チロルの人々の素朴な質問には、
一種カルチャーショックを受けた。
チロルの人々が遅れている、という意味ではなく
ヨーロッパ、日本人が憧れているこの地にも、
営々と、昔ながらの暮らしを続けている人がいる、ということ。
フランス人のバカンスやドイツ人のウアラウブ(バカンス)に
無縁の、質素で堅実な日々を送っている人達がいる、ということは
私には、ほっとする気分だった。
何しろ、パリでオペア(語学を学びながらお手伝いをする制度)
をやっていた家庭が、
高級官僚と女医の家庭で、
一ヶ月北欧に、キャンピングカーを借りて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car_pink.gif)
バカンスに行く、と言って
私がオーストリアに旅立つ前
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fashion_attache.gif)
準備で大わらわになっているのを
(日本と生活のレベルが随分違う)、と
タメ息まじりで見ていたから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_beach.gif)
私は、深い皺の寄ったヘルベルトのお父さんの
片手を私の髪に当てて、
”触ってください”と言った。
その前、ヘルベルトに、お父さんが
”この日本のお嬢さんは
髪は何色だね?目の色は?”と聞いていたそうで
ヘルベルトは、”真っ黒の長い髪をしているよ”と答えたそうで、
お父さんに触って貰って、日本人、を感じてほしかった。
お父さんは、ちょっとびっくりしたようだったが、
にっこりとして
ずっと、なでていた。
それにしても、34年たった今、漆黒の髪は白髪混じりとなり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mirror.gif)
とても、”触ってください”などとは、言えないなあ。