ドイツ、ハノーバーに住む元夫から
今年もヴァイナハツカレンダーが届いた。
ヴァイナハツとは、ドイツ語でクリスマス、の意味である。
一見一枚の絵のようだが、1から24まで数字が描かれた窓があり
それを開けると、チョコが入っている。
そのチョコも小技がきいていて
鳥だったり、クマだったり、といろんな形になっており
24日は特大チョコが入っている。
子供達は毎日、窓を開けてチョコを食べながら楽しみに
クリスマスを待つのだ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_wreathe.gif)
夫がドイツに帰ってから
毎年、このカレンダーは送られてきた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_tree.gif)
夫が日本にいる頃は、
姑がせっせと毎年送ってくれて
その頃は、どこにもこの楽しいカレンダーは売っていなくて
3人の子供達は送られてくるのをそれはそれは楽しみにしていて
アドベント(11月最後の週からクリスマスイヴまで)の間
毎朝、このカレンダーをめくって、”ママ、今日は鳥さんだったよ”と言い
中に入っているチョコをもぐもぐ食べながら学校に行ったものだった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_santa.gif)
月日は巡って、もう子供達は30路となり(一人はかろうじて20代にへばりついているが)
このカレンダーも、カルディという輸入食品の店に行けば
いろんな種類が一杯売り出されている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_cake.gif)
しかも、もう大人になった娘達二人(一人はイタリアにいるし)はこのカレンダーのチョコなんて
「おいしくない」と言って食べないのだ。
それでも、夫は送るのをやめない。
再婚した妻から”あんたの子供はもう皆成人して30超えてんだよ”とからかわれつつも…
過ぎ去った日々の楽しかった子供達と祝ったヴァイナハツを思い出しているのだろうか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_psox.gif)