yamaneko弁当便

子供二人に作る弁当の写真、献立内容、時によりレシピ付き。母のぬくもり伝わるお弁当の宅配です!

いんげんの天ぷら弁当

2009-07-31 12:05:56 | 秋の夕ご飯
①いんげんの天ぷら
②ウィンナー
③ほっけのソテー
④茄子とゴーヤーの味噌炒め
⑤ミニトマト


いんげんは、天ぷらが一番好きだ。
この天ぷらを具に手打ちのうどんを食べさせる店が
熊本市中心部にある。

安くて、滅法うまい。
具は、いんげんの天ぷら以外にも色々あり、
とろろ昆布、丸天(さつま揚げ)、海老天などなど。

(失礼ながら)古く小さな店なのだが、熊本の庶民に愛されている。
私もその一人なのだが、
先日、豆コンうどんを
(いんげんの天ぷらと、とろろ昆布を載せたうどんの略称。
店に入るなり、”豆コンうどん”と注文すると、常連っぽい。)
すすっていると、ある色紙を発見した。
”おいしかったです。ピエール・バルー”
とたどたどしい日本語で書いてある。

なに?ピエール・バルーだって?!
フランスの俳優兼シンガーソングライター。
映画”男と女”のヒロイン、アヌーク・エーメの夫役を演じた。
(私生活でも、彼女の夫だった。後離婚したが)

この映画は私に少なからぬ影響を与えている。
高校生の時、封切られ、一体何度見た事か。

フランス語の学校に行き
フランスに渡ったのも、
この映画に魅せられた為、と言っても過言ではない。

特に、私はこのピエール・バルーは大好きだった。
映画のスタントマンで、ボサノバの唄を唄う。
自由奔放な性格で、ヒロインに愛されている。
しかし、映画の撮影中、事故死し、
ヒロインはその面影をいつまでもひきずり
新しい愛にも飛び込んでいけない。
で、その新しい愛の相手が悶々と悩んで…という筋だった。


何とも甘ったるい恋愛映画だが
当時カンヌのグランプリを取り
この映画は大当たりをした。

その、私の青春の思い出の俳優が、
この、日本のローカルな地、熊本のうどん屋に?
(六本木ヒルズのレストラン、とかいうのならわかるが)

実は、私はこのピエール・バルーが熊本に来た時
彼のコンサートに行っている。

彼は、アヌーク・エーメと離婚後
日本女性と結婚し
女の子をもうけ、
その子(20歳くらいだった)と一緒に
日本中をコンサートツアーしているのだった。

とても太って、オジサンになって
その姿を見た時もがっかりしたのだが
まさか、このうどん屋に出没しているとは…

勿論、ここのうどんがおいしいという証拠なのだが
私は深く深くタメ息をついたのだった。

うどんに何の罪もない。

しかし、サザエさんの漫画に
日劇のダンサーに憧れて
楽屋にサインをねだりに行ったカツオが
そのダンサーが、ラーメンをふうふう吹きながら
すすっている姿を見て
”夢が破れた”と泣く泣く帰る、というのがあるが
それと似た心境かなあ。

どうか、このブログをその店の関係者が見ていませんように。
その店の悪口ではないので。
むしろ、いつまでも続いて欲しいお店なんだけど。
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じゃこのカレー炒飯弁当

2009-07-30 08:26:45 | 秋の夕ご飯
①じゃこのカレー炒飯
②ハンバーグ
③南瓜のチーズソテー
④ミックスベジタブル
⑤ゴーヤーウサチ
⑥梨(この写真には、写っていない)


ウサチとは、沖縄の言葉で、酢の物と言う意味。
マーミナ(もやし)ウサチや、ゴーヤーウサチなどがある。

ゴーヤーは、出来るだけ薄く切ったほうがおいしい。
塩でもみ、さっと茹でる。
胡麻を狐色に炒り(炒り胡麻でも、もう一度炒る)
砂糖少々y、薄口醤油、酢を入れ、ゴーヤーを和える。

要するに、ゴーヤーの酢の物だが、
ウサチと言っただけでおいしさがアップする。

朝から、蝉がうるさく鳴いている。
やっと、梅雨が明けたのか。
いよいよ、ゴーヤーの季節がやって来た。
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鯵のひらきのポン酢びたし弁当

2009-07-28 08:24:24 | 秋の夕ご飯
①鯵のひらきポン酢びたし
②ゴーヤーチャンプルー
③南瓜のグラタン
④クーブイリチー(昆布の煮物)
⑤ミニトマト
⑥梨


南瓜は茹でて、牛乳とバターを入れてマッシュにする。
溶けるチーズを載せてオーブントースターで焼く。

鯵は焼いて、ポン酢を熱いうちにかける。

今年の初物の梨である。
ご飯は、この時点では、梅干がないが
後で載せた。

日曜日、TVを見ていたら
ダッシュ村という番組が10周年を迎え
今迄のVTRが流れた。

最初の方は全然見ていないのだが
焼き物作り、炭焼き、梅干作り
野菜作り、縄をなう、藁葺き屋根の葺き替え
これに出ているタレント達は
無人島に行っても生きて行けるのではないか、と思うくらい
いろんな生活上の技術を学んでいる。

お年寄りから受け継ぐ、という知恵が
すっぽり抜けた日本になって久しい。
勉強がどんなに出来ても駄目だ、と私は思う。

ご飯の梅干を載せながら
私が死んだら、うちの娘達は梅干は漬けないだろうなあ、と
ふと思い、ダッシュ村を思い出した。

各小学校で個別に
地域のお年寄りから教えて貰っているようだが
もっと、本腰を入れ、
子供達に伝承技術を学ぶ時間を設けるべきだと思う。



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ハンバーグ弁当

2009-07-27 08:00:52 | 秋の夕ご飯
①ハンバーグのドミグラ煮
②エリンギのチーズ焼き
③焼きパプリカ
④胡瓜の紫蘇和え
⑤ラディッシュ
⑥じゃが芋のバター醤油


ハンバーグは、缶詰のドミグラスソースで煮た。
胡瓜の紫蘇和えは、何という事はない、胡瓜もみに紫蘇の千切りを混ぜただけ。

”焼きたらこと焼きパプリカは
作ってくれた人の愛情を感じるね”と娘達のコメント。

最近のガスコンロは、空焚き防止、とやらで、
ガスの炎であぶっていると
炎がものすごく小さくなり、それでもあぶっていると、最後は消えてしまう。
で、もう一度、点火し、又最初からあぶる。そして、又消えて~。
面倒臭い作業だが、
焼いたパプリカの甘さはこたえられない。
焼きたらこも、風味が加わっておいしい。

”そうそう、こんなめんどくさい事やっているのも、
愛情あればこそよ!”

一席ぶとうとしたが、その時は二人の娘は退散して、
いないのだった。愛情は押し付けになってはいけない、
だが、無償の愛を注ぐ事は如何に困難か…
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イカのトマト煮弁当

2009-07-24 08:36:47 | 秋の夕ご飯
①イカのトマト煮
②ウィンナー
③パスタサラダ
④ピーマンの焼きびたし
⑤じゃがコロ(生協冷食)

亡くなった姑は、プレゼントを選ぶのが、とてもうまかった。
毎年、私達家族に、ドイツから、誕生日、クリスマスと
節目の日には、(大体)船便で小包が来た。

丁度欲しいと思っていた手袋だとか、
子供の可愛いパジャマだとか
ぴったりのサイズ、好みの色のものが
綺麗な包装紙、リボン掛けで入っている。

変な話だが、夫と離婚して、彼がドイツに帰国した時
あ~、もう姑の小包は来ないんだ、と残念だった。

ところが、やはり、変わりなく、姑から送ってくるではないか。
子供達が、姑の孫である事は変わりないし
その子供達だけ、というならまだしも、
私の誕生日にも、送ってくる。

ドイツ流の、大らかな愛情に感謝、感謝の年月であった。
もう、それこそ今は、本当に貰えなくなったが…

こんな事をふと思い出したのも
昨夜の友人達との飲み会で
まさしく、欲しかったものを誕生プレゼントとして戴いたからだ。
贈ってくださる友人達に感謝、感謝。
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牛肉とトマトの炒め弁当

2009-07-23 08:28:17 | 秋の夕ご飯
①牛肉とトマト炒め
②クーブイリチー
③さつま芋のレモン煮
④オリーブ
⑤焼きたらこ


ミニトマトは半分に切る
牛肉は炒めて、オイスターソース、醤油で調味し、
最後にミニトマトを入れて混ぜ、くずれないうちに火を止める。

夏休みに入ったが、
我が家は学校に行くような年齢の子がいないので
関係ない。

だが、毎朝、ラジオ体操に行く子が、
カードを首からぶら下げて
寝ぼけた顔で通るのをみかけるようになり、
何となし、季節感を感じる。

朝顔のこぼれ種が芽を出して
今頃、にょきにょき伸びている。
涼しくなる前に花は咲くのかな?
それが、ちょっと気になる日々である。
来年は、朝顔を植えよう。

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豚肉ロール弁当

2009-07-22 07:16:10 | 秋の夕ご飯
①豚肉ロール
②海老のチリソース
③芋がらの味噌和え
④焼きしし唐
⑤じゃが芋のポテチ風
⑥ラディッシュ


じゃが芋は、
丸ごとふかしていたものが残っていたので
それを薄切りにして、油でかりっと揚げたもの。

海老も、昨日の海老フライのリメークおかず。

日々の弁当作りには、
やはり、昨夜のおかずを手を変え品を変えで
やっていくしかない。

気長~にゆっくり、やっていきますか。
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マーボー茄子弁当

2009-07-21 08:48:14 | 秋の夕ご飯
①マーボー茄子
②チキンソテー
③鯵のさくさくフライ
④胡瓜の酢の物
⑤ぜんまいの煮物
⑥ミニトマト

3連休の後の勤務と弁当作りは、かなり、気合がいる。
お嬢は、今日は仕事の後、職場の飲み会があるそうで
”お金がない時なのに…”と浮かない顔で出勤していった。

私は飲み会大好きで、どういう類のものだろうと、
”ご出席させて頂く”派だが、
お嬢は一滴も酒を飲まないので
飲み会の雰囲気は好きではないようだ。

長く生きているといろんな事がある。
悩みもあるし、孤独だって味わう。
そんな時、人と集って楽しく酒を飲みながら語らうと
不思議に元気が出て来る。
あの高揚感は、飲めない人には、理解出来ないだろうなあ。

弁当のおかず、お嬢の好物のチキンソテーでも食べて
にこにこと、飲み会に行っといで。
若い女性が行かないと飲み会も、盛り上がらないからね。


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散らし寿司弁当

2009-07-17 14:56:57 | 秋の夕ご飯
①散らし寿司
②海老のソテー
③竹輪のマヨチー焼き
④もやしとわかめの酢の物
⑤キャベツとピーマンの中華炒め
⑥ぶどう


たらこはマヨネーズと混ぜる。
半分に切った竹輪の上に塗り、チーズを載せて
オーブントースターで焼く。

今日で、学校の一学期は終わり。
何と明日から夏休みに入る。

私の子供時代は、確か7月23日くらいからだったような気がするが。

昨日、黄色い帽子をかぶった一年生二人、
何か茶色い物をけとばして
げらげら、笑っていた。

何をけとばしたんだろう、と思っていたら
今朝、そこを通って判明。
大きな松かさだった。

たかだか、松かさくらいで、大笑いできる
小学生の屈託のなさがうらやましい。
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ピーマンの肉詰め弁当

2009-07-16 07:29:25 | 秋の夕ご飯
①ピーマンの肉詰め
②糸こんにゃくの煮物
③南瓜のソテー
④胡瓜と茗荷の酢の物
⑤薄切りハム
⑥ぶどう


昨日、誕生日の昼食を同級生と食べた。
彼女は、これからの日本は、
高齢化社会で、何処を見ても老人ばかり
(自分達もその中の一人だが)、嫌だ~と言う。

私は、そんな事はない、と言った。
だって!私の回りは、私より、元気がいい人が一杯いる。
(老人、というより)、私より年長の友人達は
産直市に朝早くから、出品したり
民宿を切り盛りしたり
地元の重鎮として、活躍している。

友人だけでなく
道ですれ違う人でも、へえ~と思うような元気な人がいる。

毎月曜日の朝、バスセンターのホームで会う80歳くらいの女性。
腰は90度に曲がっているが
リュックをかついで、元気一杯。
白髪頭は、ちりちりのパーマがかかっている。

ホームの待合椅子に座ると、
まず、リュックから、
ビニール袋幾重にも包んだペットボトルを取り出して水をごくり。
それから、おもむろに、
又リュックから飴の入ったビニール袋を出し、1粒飴をなめる。
ハンカチで汗を拭き、目当てのバスを待つ。

時には、知り合いとそのホームで落ち合って
”どぎゃんねー、あしゃ、よかね?”(どう?足の具合はいい?)
大声で話している。

一体、どこに、何の用事で、行くのだろう。
時折現れる連れは、どういう関係か?
何かの会合に行くのか?それとも病院か?
私の興味は尽きない。
ぶしつけにならぬよう、しかし、一挙手一投足を観察している。

こんな老人と会うと、何だか元気を貰い
私くらいで、”あ~、年だ…”などと言えないぞ、と思う。
そして、つくづく、人は面白い、と思う。
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