料理納め

①ごまめ
②豆きんとん
③栗きんとん
④たたきごぼう




今年も今日一日となった。
料理納めの日である。

今年もまあ、よく料理をやった。
ただ、梅干し作りなど、体力の限界を感じ
後何年漬けられるか、と思った作業もあったけど…

この写真のようなお節もそうだ。
皆、元旦の朝食で食べるだけ。
”お節飽きた、なんか、ほかのない？”が、家族の口癖だ。

きんとんも黒豆もいつも大量に余るので
その後の残務処理が大変だが
かといって、いっそ、作るのを止めにしようか、とは思わない。

全て作った後、
それをお重に詰めるのは、
女の楽しみである。

その楽しみを感じられる間は、せっせと作り続ける事だろうよ。

皆様、いいお年をお迎え下さい。
弁当は作りませんが
このブログは正月も休まずアップします。

クリスマス弁当

①鶏とじゃが芋の中華風
②菜ばな菜のツナ和え
③かぶと揚げの煮物
④昆布と山椒の煮物
⑤いちご




弁当を載せている容器は、
”ブンターテラ”という。
ドイツの子供達は、24日の夜
このお皿にお菓子を一杯載せてもらって
この日だけはお菓子食べ放題なのだ。

日本では、まず流行らない習慣だろう。
だって、いつでも、お菓子食べ放題に近いと思うもの。

子供のしつけは、ドイツに比べて
ずっとゆるい。

ドイツでは、子供は7時半になると厳格に
ベッドにやられるが、日本じゃ、ほぼ本人まかせ。

元夫が、この違いにカルチャーショックを受けていた。
ドアできっちり遮断されているドイツの家屋構造と比べ
日本では、ふすま一枚で隔たっているだけだから
早く寝ろ、といっても
隣の部屋でテレビをつけて親の笑い声が聞こえたりすりゃ、不可能というもの。

でも、このゆるさが、子供に悪影響を及ぼす…ともいえないと思う。
子供は動物の調教のように育てるべきではない、というのが
私の持論だけど。

クリスマスイヴ弁当

①海老のソテー
②ハムソテー
③インカの目覚めグラタン
④竹の子の旨煮
⑤ミックスベジタブル



インカの目覚めは、キャロットさんが、送ってくれた。
北海道の友人がキャロットさんに送って下さったものを
おすそ分けしてくれた。

いかに食すべきか、と悩んでいたら
娘が昨夜あっさり、グラタンに使っていた。

今日の弁当は、そのリメーク版。

今日はイヴだが、日本の家庭では
昨夜イヴイヴとして、
ケーキや、チキンを食べた所が多かったのではないだろうか？

私が初めてドイツでクリスマスをおくった時
いわゆるクリスマスケーキが
日本のようなふわふわの生クリームのものでなく
何やら固いフルーツケーキだったのに、
カルチャーショックを受けた。

シュトーレンと言い、ドイツでは、一ヶ月も前に焼いて
ゆっくり熟成させる、と聞いて
ただ、驚くしかなかった。

時は流れて、今、日本のケーキ屋さんで
ごく普通に、シュトーレンが売られている。
我が家では、昔はせっせと私が作っていたが
今は、お嬢が作る。

半日かけて作る根気と体力が
もう、私にはなくなった。

いやいや、姑は、70超えても作っていたではないか！
来年は又、復活して、私が作ろう。
年女で、還暦という節目の年だし…

来年の今日のブログで
その成果を発表する事にしよう

休日の朝食

①スモークサーモンのトースト
②そうめん汁
③スイートスプリング

後

今日は祝日なので、弁当なし。
朝から、ずっと、年賀状書きをしている。
年賀状のやりとりも難しい。

”あ！この人から来ている”と
自分が出していない方から、頂いた時の気まずさ。
じゃあ、翌年は忘れず、と一番に出すと
（お怒りになったのか）その方からは来なかったりして
じゃあ、その次の年はどうすればいいのか、
タメ息が出る。

向こうから来ないのを承知で出すか
それとも、これを限りと
縁を切るか…

以前夫と暮していた時
夫がとてもお世話になっていた方から
元旦に賀状を頂いた。

夫は年賀状の習慣を知らなかったので
とても恐縮し
元旦の夜、こっそりとその方のお宅の郵便受けに入れてきた。

翌日、他の賀状と別に一枚だけ、夫のものが入れてあって
その方は、とても不思議に思われたろう。

もう、ご夫妻共に故人となられて、時効の話と思っているが。
今頃、あちらの世界で
”それは知らなかったなあ”と笑っておられるかも知れない。

鶏の柚子胡椒焼き弁当

①鶏の柚子胡椒焼き
②さつま芋のクリームチーズ和え
③干し竹の子の旨煮
④ほうれん草の海苔和え
⑤赤カブの酢の物




世間はクリスマスでうかれている今日
まさに今このブログをアップしている時
私の友人が、手術室に入った。

北海道で酪農をやっている、通称ハイジ。
ふるさとほんわかネットの仲間だ。

彼女は大阪出身だが
北海道生まれのご主人と出合い
北海道の東、中標津郡浜中町にやって来た。

隣の家まで4キロ、という広い酪農の町で
牛を飼い、チーズ、バターだけでなく
昆布ジャムやハスカップジャムなども
作って、地域の農業を営む女性達をリードして来た。

子供がいないので、後継者が出来ず
酪農を来春で廃業、働きづめの彼女も少し楽になるかなあ、と思ってきた
その彼女が、病魔に襲われるなんて…

食と農のネットワーク仲間で
彼女への激励を呼びかけた。

入院先の病院に、早速励ましの便りが届いているという。
”独りじゃないよって有難い”というメールが来た。

私も手術を受けた事があるが、あの手術室に一人でいるのは、心細いものだ。
でも、ハイジは一人じゃない。
私達皆が無事手術が終わるのを祈っている。

人生、まだまだこれからよ、と私より一才若い彼女に
熊本の空から呼びかけたい。

クリスマス弁当

①牛肉とブロッコリーの炒め物
②スイートポテト
③ほうれん草の胡麻和え
④オードーブルチーズ
⑤赤かぶの漬物
⑥柿



毎日毎日、まあ、飽きもせず
お星様をくり抜いて
弁当にクリスマス気分を詰める。

イエス様も、2000年後
自分の誕生日をこうやって祝われるなんて
想像されなかったろう。

ローストビーフのホームパーティー

 

今日は、地元紙のフリーペーパーに、クリスマスホームパーティーの特集をしたので

その記事に掲載された料理のレシピ公開、という異例のものになりました。

いつもの弁当記事に慣れている方は驚かれた事でしょう。記事上にて、クリスマス気分をお楽しみ下さい。

 

 

【にぎやか楽しい♪　色々ピンチョス&カナッペ】

（ピンチョス）

 ★ナチュラルチーズと黒オリーブ★ ナチュラルチーズ…ひと切れ、黒オリーブ2個黒オリーブ、チーズ、黒オリーブの順に串に刺す

 ★ 柿とハム★ 柿…2ｃｍくらいの角切り、ハム…2ｃｍくらいの角切り柿は種を除いて角切りにする。角切りのハムと串に刺す

★ コルニションと生ハム★ 生ハム…2切れ、コルニション（ピクルスの小さいもの）…２本生ハムはくるりと丸め、コルニションと交互に串に刺す

 ★ 長ネギとエビ★ 長ネギ…白い部分1／2本、エビ…１匹長ネギは4ｃｍくらいに切りそろえ、ガスのグリル部分か、オーブントースターで４分焼く。エビは殻のついたままフライパンで焼く。冷めたら殻をむく。ネギとエビを交互に串に刺し、黒胡椒をふる

★ ハムとグリーンアスパラ★ グリーンアスパラ…１本、ハム…2ｃｍくらいの角切りグリーンアスパラは、茹でてさっと水にとり、4cmくらいに切る。グリーンアスパラとハムを串に刺す

★ ドライいちじくのベーコン巻きとコルニションドライいちじく…１個、ベーコン…１枚、コルニション…2本いちじくにベーコンを巻き、フライパンで焼く。コルニション、いちじく、コルニションの順に刺す

 ★ エリンギとエビ★ エリンギ…小１本、エビ…２匹エリンギは4ｃｍくらいの長さに切り、ガスのグリルで焼く。エビは殻付きのままフライパンで焼き、冷めたら殻をむく。エリンギとエビを交互に刺す

 ★ マーブルチーズとドライいちじく★ マーブルチーズ…２cm角１個、ドライいちじく…１個マーブルチーズとドライいちじくを交互に刺す　 （カナッペ）　　クラッカーかフランスパンの薄切りを使う

★ レバーペーストと黒オリーブ★ レバーペーストをクラッカーに塗る。黒オリーブは薄切りにして、カナッペの上に載せる

 ★ チェダーチーズとセロリ★ チェダーチーズはクラッカーの大きさに合わせて切る。チーズの上にセロリを細切りにして載せる

 ★ サーモンとケッパー★ サーモンの上にケッパーを散らす

★ ゆで卵とアンチョビ★ ゆで卵は薄切りにし、アンチョビを載せる

 

【フライパンでできる 簡単ローストビーフ】

 

メイン　　ローストビーフ

付け合せ　粉ふきイモ、ニンジンのグラッセ、マッシュルームのハーブ焼き、ブロッコリー

（ローストビーフ）牛もも肉…600グラム、塩…大さじ2、胡椒…適量 A（赤ワイン50ｃｃ、醤油大さじ1/2、水50ｃｃ、市販のドミグラスソース70ｃｃ、コーンスターチ小さじ1の水溶き）

① 牛肉に塩、胡椒をすりこみ10分ほど置いて、たこ糸でしばる

② フライパンで4面を焼いて焦げ目を付け、取り出してアルミホイルで包む

 ③ ②をフライパンにもどし、ふたをして15分、弱火で蒸し焼きにする

④ フライパンから出して30分ほど置き、粗熱が取れてから薄切りにする

（グレイビーソース）フライパンに残った焼き汁に、Aの材料を入れてひと煮立ちさせる

（マヨネーズソース）マヨネーズ…大さじ3、ヨーグルト…大さじ6、柚子胡椒…大さじ1 このマヨネーズソースは、ブロッコリー、ジャガイモの付け合わせにも合います

 

（粉ふきいも）ジャガイモ…4個、塩…適量ジャガイモは角切りにし、茹でて水気を切り、塩とパセリのみじん切りをふる。

 （ニンジンのグラッセ）ニンジン…250ｇ、A（バター大さじ1、砂糖大さじ2、塩　小さじ1/2）ニンジンは皮をむいて輪切りにし、ひたひたの水で７分ほどゆでる。火が通ったら水を半分ほど減らし、Aを加えて水分がなくなるまで煮詰める

 

（マッシュルームのハーブ焼き）マッシュルーム…20個、B（バター大さじ2、パセリ大さじ2、パルメザンチーズ大さじ2、パン粉　大さじ4、バジルかオレガノ少量　ニンニク１かけ） Bの材料を混ぜ合わせ、ペースト状にする。マッシュルームの石づきをとり、中にBのペーストを詰め、オーブントースターで10分焼く

（ブロッコリー）ブロッコリー…200g　ブロッコリーを小房に分けて茹でる。 薄切りにしたローストビーフの周りに、付け合わせを盛り付ける

 

【生クリームでふんわりかる〜い スノーフルーツ】

無糖ヨーグルト…500ｃｃ、生クリーム100ｃｃ、砂糖30g、好みのフルーツ(イチゴ、ラ・フランス、キーウイ、柿など)…適量

 

① ザルにキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトを入れて5～6時間置き、水切りをする

② 生クリームに砂糖を入れ、８分ほどの固さに泡立てる

 ③ ②に、①と適当な大きさに切ったフルーツを混ぜ合わせる

 

 【赤ワインと果物たっぷりのサングリア】

赤ワイン…７２０㏄１本（白でも可）、サイダー…好みで２００㏄〜４００㏄適量、砂糖…50g（好みで調節）、フルーツ…バナナ１本、オレンジ１個、グレープフルーツ１個、カットパイン適量、リンゴ1/2個、ラ・フランス1/2個（好みで調整）

 

① 大きめのピッチャーに赤ワインとサイダー半量を注ぎ、皮をむいたフルーツを適当な大きさに切って入れる

 ①に砂糖を入れ、スプーンで混ぜ合わせてよく溶かす

② 冷蔵庫で３時間ほど冷やす。飲む直前に残りのサイダーを加える

 

肉団子弁当

①肉団子
②ほうれん草の海苔巻き
③里芋の煮物
④ウィンナー
⑤柿
⑥雑穀ご飯


昨日とれび庵さんから
野菜の差し入れを戴き、その中の
ほうれん草で海苔巻きを作った。

ところが、海苔がキズ海苔だったので
あちこちひび割れに。
この弁当写真では分からないのだけど。

昨日は、ブログメインテナンスたやらで、アップ出来なかった。

で、今日は昨日の分まで
頑張って何か書こうと思ったが
用事があり、すぐ外出するので、
これで、ひとまず終わりにする。

帰ってから、もう一度練った文がアップ出来るか…？
神のみぞ知る。

里芋と干し海老の中華炒め弁当

①里芋と干し海老の中華炒め
②牛肉とごぼうの炒め物
③キャベツの酢の物
④明太かまぼこ
⑤菜飯




里芋は固めに茹でる。
干し海老、（
もし、誰とも会う予定がなければ）にんにくのみじん切り
干し椎茸を戻したものを油で炒め
里芋を加える。
塩胡椒、オイスターソースで調味する。

キャベツはさっと茹でる。
人参は塩もみする。
茹でたキャベツに、人参を巻いて
ポン酢、砂糖少々で和える。

土曜日、近くのホームセンターに朝早く行った。
確か7時から開いていると思ったら
8時からで、30分以上時間があった。

ちょっと遠くのホームセンターは、7時から開いているので
そちらに行った。

目的の品を買い、ふと、苗物のコーナーを見ると
クリスマスツリーの丁度いい大きさのモミの木が
床に転がっている。

何だか、神の啓示のようなものを感じて
値段を聞いた。2980円だった。
迷わず買った。

前から欲しくて欲しくてたまらなかったが
生のモミの木が店頭に出る事が滅多になく、
例え出ても、高い。

その2980円のモミの木と殆ど同じ大きさで
ちょっと前、別のホームセンターで
6980円だった。

その時はあきらめて帰ったが…
だって、7000円近くツリーに使う事は出来ない。

でも、生の木のクリスマスツリーが欲しいなあ。
元夫は、日本の家庭で生の木のクリスマスツリーが飾られないのを
怒っていた。
ニセモノだったら、飾る必要はない、と酷評。

毎年、どこかの森から切って来ていた。
その頃は、田舎に住んでいたので
辺りに、ツリーにいいような木は一杯生えていたのである。

時は変わり、今は毎年悩んでいる。

ある年は、産山村の尊敬する農業者、井さんに頼んだ。

”ツリーの木？山に行きゃあ、いっぱいはえちょる”
驚くような杉の大木を切って
井さんは持って来てくれた。
その時は店をやっている時だったから、
天井に届くような木は、店に飾り
客にも大受けした。

しかし、今は、狭い借家だからなあ。
頼んで、又大木が来るといけないので
今年は自粛。

ツリーなしのクリスマスも、今の経済事情では、しょうがなかろう。
しかし、あきらめきれず
タメ息をついていたのだった。

思いがけず、ツリーをゲット。
意気揚々と、”早起きは三文の徳”と言いつつ、帰宅。

たかがクリスマスツリー、されどクリスマスツリーである。
生の針葉樹の良い香りがする。

モミの木、と思い込んでいたが
店の方によると、
モミでなく、トーヒなのだそうな。
シーサーさん、どう違うのか、教えて！

豚肉のキャベツ巻きコチュジャン風味

①豚肉のキャベツ巻きコチュジャン風味
②イカのハーブフライ
③里芋と厚揚げの煮物
④カニカマとほうれん草のソテー
⑤赤カブの酢の物

キャベツはさっと茹でる。
豚モモ肉にコチュジャンを塗って冷ましたキャベツに巻く。

フライパンで焼く。焦げそうな時は、水を小匙一杯ほど加えて焼く。

イカのハーブフライは
先日のハーブ焼きの衣が余って冷凍していたので
それを使った。

＜名作の中のクリスマス＞

”贈り物をしないんじゃ、クリスマスにならない”
ジョーは、毛糸玉を思いっきり蹴飛ばす…という場面から
若草物語は、始まる。

南北戦争時代のアメリカ。
父親が戦地に行っているので
残った家族は、質素にクリスマスを過ごそうと
プレゼントなしのクリスマスを計画したのだった。

しかし、今迄ずっとクリスマスを
家族とプレゼントを交換し合って祝ってきた思い出から
次女のジョーは大反発。

小学3年生で初めてこの若草物語を読んだ時
”アメリカはこんなにクリスマスを大切にしているんだ”と
カルチャーショックだった。

それから半世紀。
日本のクリスマスも大々的に祝われるようになったけど
商業主義とロマンチックな恋人の行事、と言う感じである。

本当か家族の絆を温めるのが重要な事なんだけど…

さあ、今日はクッキーでも作るか。