①炒飯
②メンチカツ
③キャベツのシーチキン和え
④蓮根とこんにゃくの炒め煮
⑤酢ばす
⑥ミニトマト
⑦プラムのクリームチーズ詰め
昨日のかんぴょうのゴマネーズ和えのレシピが欲しい
というご要望があったので、
ここで。
かんぴょうは、塩でもみ洗いし、下茹でし、
お寿司に使う時より、薄い味付けで煮込む。
適当な大きさに切り
練り胡麻、マヨネーズと和える。
分量は書いていませんが、お好みで。
リチャードの話続
リチャードは、肌が蝋人形のように透き通って
繊細で、ファッションモデルのようだった。
店で、お嬢に英語を教えてくれていたが、
お客さんは、”あの外人は誰だろう?ひょっとして、俳優では?”
と思っていたようだ。
食べ物も、野菜サラダとか、沖縄風お好み焼きしか口にしなくて
豚の角煮をおいしそうに平らげている人を
横目でちらちら、厭わしい眼差しで見ている。
お肉大好きの私には、あれで元気が出るのかなあと疑問だった。
ある日、私は大分の下郷農協に養豚場の視察に行った。
この農協はJAから離脱し、独自のやり方で産直品を広めている所で
豚肉は、絶品だった。
自家製配合飼料で黒豚を育てている養豚場を見学し、
大急ぎで、帰宅、夜店に出た。
たまたまリチャードが店に来ていて
”疲れたようだね”と言うので
”ちょっと、大分に行ったから”と答えると
”大分まで?何しに?”と畳み掛けて聞く。
”豚を見に行った”と言うと
”ぶた?え~”と絶句してしまった。
その時のリチャードの目を丸くした表情は忘れられない。
西洋人形のような、ガラス玉のような碧い目が真ん丸くなる。
別にリチャードに恋心を抱いていた訳ではさらさらないが、
豚、と答えた事をちょっと後悔した。
赤毛のアンの中で
アンがマリラにお仕置きを受け
その夜出た夕食の豚肉を拒否した時
”悩みを持つ者に、豚の煮付けはあまりに現実的よ。”
と言うくだりがあるが、
なるほど、豚というのは現実的極まりない食べ物だ。
豚を厭う繊細なリチャードは、
藤原紀香がお好みのタイプで
”日本の女性は優しく可愛い”と言っていた。
結局、日本女性の恋人は出来なくて
クロアチアに行ってしまったが。
クロアチアは日本以上に肉食だから、
市場でも、豚の塊を見て卒倒しそうになっているかも。