カクレマショウ

やっぴBLOG

「釜石の奇跡」とメディアリテラシーのこと。

2015-02-03 | └キャリア教育
東日本大震災からまもなく4年が経とうとしています。先日、「「釜石の奇跡」戸惑い」という見出しの記事が載っていました(2015年1月30日付け河北新報)。 震災発生時、釜石市内のほとんどの児童生徒が避難して助かったことを「釜石の奇跡」と呼ばれることを、地元では複雑に受け止めているという内容。市は、この言葉を使わないことを申し合わせ、公文書などでは「釜石の出来事」と表現することにしているらしい。 . . . 本文を読む

高校生の体験活動が世の中の役に立つ。

2015-01-29 | └キャリア教育
青森県立図書館の児童閲覧室のディスプレイは、毎月のテーマに合わせて、学校単位で高校生が作成してくれています。今月のテーマは、「ともだち」。田子高校2年生の作品です。これは子どもたちに喜ばれるはずですね。カエルもいるし(・∀・) 展示期間が終わると、このディスプレイはそのまま小学校や保育園に貸し出され、そこでも子どもたちの図書室や本への興味をかきたててくれています。高校生の仕事が世の . . . 本文を読む

「あおもりで「生きる・働く」を学ぶキャリア教育推進大会

2014-11-19 | └キャリア教育
「あおもりで「生きる・働く」を学ぶキャリア教育推進大会」、皆様のおかげをもちまして、盛況のうちに開催することができました。 「キャリア教育にしかめっ面は似合わない」から始まって、最後に(私の敬愛する)ガンジーの言葉「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりりなさい」で終わった平田節子さんの基調講演、学校の先生と企業の方、コーディネーターの方が一堂に介するこの大会にこそふさわしい内容でした。こ . . . 本文を読む

愛知サマーセミナー

2014-07-23 | └キャリア教育
愛知サマーセミナー2014。先週の3連休に開催されたようです。教えたい人が誰でも講座を開設できて、学びたい人は誰でも受講できる。その数、なんと2000講座!   特別講座として、有名人も名を連ねていますが、大半の講座は、一般の市民の皆さんです。というより、もともとは私学の高校生イベントとして始まったものなので、中学生や高校生の講師もたくさんいます。 内容も、趣味教養講座から、憲 . . . 本文を読む

学校の勉強って社会に出てから役立つの? ─役立つんです!

2014-05-22 | └キャリア教育
リクルート「Career Guidance」2014年5月号掲載の“働いてわかった 社会人に聞いた「この教科が仕事に生きている!」” これは面白い! 当時は何のためにこんなことを学ぶのか疑問だったかもしれない学校の勉強。好きで得意だった教科。逆に、どうしても苦手意識から抜け出せなかった教科もあるでしょう。いずれにしても、社会人になって仕事をしてみたら、実はいろいろな面であの勉強が役に立っている . . . 本文を読む

小学6年生が描く自分の「将来新聞」

2014-03-05 | └キャリア教育
昨日、むつでゲットした、ある小学校の6年生たちが書いた自分の「将来新聞」。 この小学校では、下北地区教育支援プラットフォームの協力を得て、地元の様々な職業の皆さんに学校に来ていただき、仕事体験を交えたお話を聞く「ユメココ教室」を実施しています。この新聞は、その体験を元に、自分の将来の夢をできるだけリアルに描いてみようというもの。一番すごいなあと思ったのは、将来の夢を、ただの「夢」として描くのでは . . . 本文を読む

体験活動の意味って。

2012-09-13 | └キャリア教育
今日の「学校と地域の協働実践セミナー」。 佐藤晴雄先生の講演「地域の力が子どもを成長させる~キャリア教育と教育支援プラットフォームの視点から~」は、東京の三鷹市の小学校の実践の紹介に始まりました。「アントレ教育つまり起業教育とキャリア教育の2つを生き方教育の柱に掲げた学校独自の取組です。アントレ教育の一環で、銀杏をコンビニの前で販売することになった子どもたち。最初、1袋150円で販売していた . . . 本文を読む

家のコトは生きるコト。

2012-01-24 | └キャリア教育
数年前にベストセラーになった『「捨てる!」技術』という本がありました。その著者でフリーのマーケティングプランナー、辰巳渚さんは、今、「家事」に着目し、「家事塾」を主宰しています。   家事、つまり「家のコト」。辰巳さんは、「家のコトは生きるコト」だという。つまり、家のコトは、すべてが生き延びることにつながっているのだという。ごはんをつくって食べる、床を磨く、衣服を洗う、布団を敷いて寝 . . . 本文を読む

「ふるさとを誇りに思う心」が大事でしょ。

2012-01-18 | └キャリア教育
日本教育新聞(そんな新聞もあるのデス(^v^))の2011年12月19・26日号、「今年の教育界を振り返って」と題して、3人の有識者の論説。その中の一人、広田照幸氏(日本大学教授)は、東日本大震災後の学校や学校教育の在り方について、「社会を創り出す人材を育てよ」と主張しています。   大震災を通じて、改めて学校と地域の関係が注目されています。広田氏は、3つの側面から学校と地域の関係を . . . 本文を読む

ジョブシャドウイングされてみない?

2012-01-17 | └キャリア教育
Job Shadowingというのは、文字通り、仕事をしている社会人に影のように付き従って仕事の様子を観察するというキャリア教育のプログラムです。米国では中学校や高校でさかんに行われていて、毎年2月2日は”Job Shadow Day”として、全米各地で様々なイベントも開催されるらしい。   職場体験活動やインターンシップが基本的に「仕事を体験してみる」のに対 . . . 本文を読む

グループは「10人程度」で。

2012-01-10 | └キャリア教育
先日聞いたキャリア教育関係の講演の中で、ちょっと頭に残っているのが、子どもたちにグループで活動をさせるときには、できれば10人くらいの人数で話し合いや活動をさせたほうがいい、という話。グループというと、普通は4~5人程度ですが、それじゃ少なすぎると言う。なぜかというと、実際に社会に出ると、会社でもどこでも、10人程度の単位で何かを決めることが圧倒的に多いからだという。プレゼンも、できるだけ多い人数 . . . 本文を読む

一歩先行く高校生

2011-11-30 | └キャリア教育
朝日で連載している「いま子どもたちは」というシリーズ、今のテーマは「私、農水ギャル」。   農業高校とか水産高校で学ぶ女子を紹介しているのですが、なんか、いつもすごいなあと感心して読んでいます。時には、ぐぐっとこみあげちゃったりする時も。学校で飼っている乳用牛、たまたま自分の出席番号と同じ「8番」を割り振られて、「ベベ」と名付けて世話をしていた。出産にも初めて立ち会った。なのに、べべ . . . 本文を読む

ゆるキャラ6人衆クロイシックス~!

2011-11-26 | └キャリア教育
黒石商業高校の生徒が考案した黒石のゆるキャラ「ふるさと☆戦隊KUROISIX」がこのたび着ぐるみ化されて様々なイベントで活躍中です。最初、その記事を読んだ時、それぞれのキャラがあまりにもおかしくて、ついニヤついておりました。では、その6人を紹介しましょう。1 つゆヤキソバン(黒石つゆやきそばのキャラ)2 モミー(紅葉の名所である中野もみじ山のキャラ)3 おかみ(黒石温泉郷のキャラ)4 よされの横田 . . . 本文を読む

回転寿司屋のおばちゃんの涙

2011-11-25 | └キャリア教育
「第2回自治体教育政策シンポジウム」(政策研究大学院大学・読売新聞社主催、2009年7月開催)の報告書に掲載されている事例発表「仙台市における学校と地域の連携」に、読むたびにじわじわ涙が出てくる一文があります。発表者は、仙台市教育委員会学校教育部確かな学力育成室長、庄子修氏。 仙台市教育委員会は、「自分づくり教育」と称して、キャリア教育を積極的に推進しています。キャリア教育は「自分づくり」なんだ . . . 本文を読む

自分の宝物を探し続ける道のり

2011-11-19 | └キャリア教育
『ヒット商品研究所へようこそ!』の「青い鳥文庫」の項では、「黒魔女シリーズ」の作者、石崎洋司さんが紹介されています。「黒魔女さんが通る!!」は、「青い鳥文庫」の数あるシリーズの中でも、これまで出た13巻で200万部以上の売り上げを記録している隠れたベストセラー。 石崎さんは、子どもの頃に本屋で柳田國男の「遠野物語」に偶然出会い、その世界に引きつけられて、高校時代、二度も遠野を訪れているのだそ . . . 本文を読む