カクレマショウ

やっぴBLOG

不易の紅白歌合戦

2005-12-31 | ■テレビ/メディア
考えてみれば不思議な歌番組。いろんな世代の歌手が入れ替わり立ち替わり、ほとんど間髪を置かずに歌い継いでいく。一曲を聞き終わった後の余韻もへったくれもない。中島美嘉の「雪の華」がフェイドアウトすると同時にサブちゃんの「風雪ながれ旅」のイントロがかぶせられていくんだから。この2曲を「雪の歌をどうぞ!」でまとめてしまうえげつなさには、あきれるを通り越して感服してしまいます。 アイドル系、歌姫系、ヒップ . . . 本文を読む

「Mr.&Mrs.スミス」─あの二人のためのコメディ(?)

2005-12-30 | ■映画
「ボーン・アイデンティティ」のダグ・リーマン監督ということで少し期待して見たのですが、う~ん、これはちょっとがっかりの映画でした。 ま、ブラピとアンジェリーナファンにとっては満足なのかもしれませんが、この二人のためだけの映画。それ以上でもそれ以下でもない。 二人が南米ボゴタで初めて出会い結婚してからの「5~6年」をカウンセリングでふりかえっていきます。ところが、前半、二人をはじめとする人物描写 . . . 本文を読む

私の好きなアルバム#12 コブクロ「NAMELESS WORLD」

2005-12-29 | ■私の好きな歌
数年前、東京で仕事をしていた頃、テレビ朝日の朝のニュース番組のお天気コーナーのBGMで毎日流れていた曲、「それでも電車は走り出す~」という歌詞と軽快なメロディがとても印象的で、何という曲だろうと調べてみたら、コブクロの「Bell」という曲でした。 早速CDを買いました。彼らのメジャーデビューシングルでした。カップリングの「YELL~エール」という曲にもどどーんと感じるものがありました。それ以来、 . . . 本文を読む

仕事を納めて

2005-12-28 | ■その他
今日は今年一年の仕事納め。 年度単位の仕事とはいえ、上司の挨拶やらリンゴジュースでの乾杯やら執り行われ、帰り際には、いつもと違って来年もよろしくと少し改まった挨拶を交わし、今年も終わったんだなあという思いをかみしめました。 今年も振り返ればやっぱり忙しかったし、つらいこともありましたが、後半は楽しいこともたくさんあったし、総じて良い一年だったと思います。 助けてくれたたくさんの人に感謝しつつ . . . 本文を読む

実用犬と愛玩犬

2005-12-27 | ■世界史
来年はいぬ年。人間にとって最初の「家畜」となったのが犬でした。 原始時代、犬は猛獣が襲ってくるのを人間たちに真っ先に知らせてくれる番犬でした。また、狩りの時には獲物を見つけてくれる狩猟犬として、また、人間が羊や牛を家畜として飼うようになると、家畜犬として人間に仕えるようにもなっていきました。一方で、神あるいは神の使者として神聖な存在とみなされる犬もいました。 古代エジプトでは、山犬(アヌビス) . . . 本文を読む

「ソウ」─謎解きの楽しさ

2005-12-25 | ■映画
コワイな~、この映画。 「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」に触発されて作られたのではないかと勝手に想像していますが、もっとシンプルで荒削りな作りになっているぶん、ゾクゾク感も大きい。調べてみたら、オーストラリア人の無名の若者2人(監督のジェームズ・ワン、脚本のリー・ワネル)が低予算で作った映画らしいですね。 舞台は薄汚い地下のバスルーム。鎖につながれた二人の男が目覚めるところから映画が始まります . . . 本文を読む

100万人のキャンドルナイト

2005-12-23 | ■環境/科学
昨日、12月22日は冬至。「100万人のキャンドルナイト」が行われました。 「でんきを消して、スローな夜を」。夜8時から10時までの2時間、電気の灯りを消して、ろうそくの灯りで過ごしましょう、というイベントです。2003年の夏至に始まって、今回で5回目なんだそうです。 2時間、「でんきを消して」、ろうそくの灯りで本を読んだり、キャンドル風呂に入ったり、音楽を聴いたり、食事をしたり、語り合ったり . . . 本文を読む

クリスマスの意味

2005-12-21 | ■世界史
もうすぐクリスマスです。 クリスチャンでもないのに、クリスマスなんかカンケーねーや、と思っている方もいると思いますが、そもそもクリスマスってキリスト教とはあまりカンケーないところに起源があるのです。 "Christmas"の語源は"Cristes masse"(クリーステス・マッセ)。クリーテスはもちろんキリスト、マッセというのは、「ミサ」(聖餐式)のことです。「キリスト」という言葉は、イエス . . . 本文を読む

「キングコング」その2─これは古典ですから。

2005-12-18 | ■映画
この映画の舞台は1933年。1930年代の米国といえば、世界恐慌(1929年10月)によって大きなダメージを受けていた時代。失業者が街にあふれ、社会不安が増大していました。闇の世界ではギャングが暗躍する一方で、人々は映画や芝居といった娯楽にわずかな楽しみを見出していました。そんな社会背景が、前半、キングコングが登場するまでの約1時間で描かれていきます。 それにしても、見事に再現された1930年代 . . . 本文を読む

脇役もイカす「キングコング」

2005-12-17 | ■映画
今日から公開ということでさっそく19:30からの「レイトショー」で見てきました! 3時間20分という長尺物ですが、全く長さを感じさせない面白さでした。ピーター・ジャクソン監督、さすがに見せ所をよくわきまえていらっしゃる。 今回は、1933年制作のオリジナルをほぼ忠実にリメイクしています。主役である「野獣」キングコングに対して、「美女」アン・ダロウを演じたのはナオミ・ワッツ。なんといっても「マル . . . 本文を読む

無意味良品

2005-12-15 | ■テレビ/メディア
BSフジで放映している「無意味良品」。 「不便でダサくて不必要な、“ムダな商品”」を紹介する番組です。冗談みたいだけど本当にこんなモノあったの!と思うような商品が笑いを誘ってくれます。 本やDVDまで出ているようですが、とりあえずサイトをのぞいてみると、あるわあるわ、ちょー「」無意味」な「良品」。 例1)「USBそうめんまわし」。「USB」とは、パソコンに接続できるという意味。パソコンにUSB . . . 本文を読む

しんしんと降る雪。深々とした夜。

2005-12-12 | ■青森県
雪がしんしんと積もっています。 「しんしんと」というのは、漢字で書くと「深々と」。夜が静かに更けていく様子、音もなくひっそりとしたさま、を表す言葉のようです。今日は風もほとんどなく、深々と、という表現がぴったりの静かな雪の夜。 今日は朝からずっと雪が降っています。昼過ぎに職場の窓からふと外を見ると、大量の雪が静かに空から舞い降りていました。風がなかったので、雪がほぼ垂直に、ひらひらと舞いながら . . . 本文を読む

良かった! 県民参加型演劇「津軽」

2005-12-11 | ■美術/博物
青森県立美術館のプレオープンイベントとして開催された県民参加型演劇「津軽」を見てきました。先週の土日に引き続き、2週連続公演の今日が最終日です。 美術館そのものは来年7月オープンですが、収蔵品を運び込む前のがらんどうの展示室を利用しての「移動型」の芝居。つまり、舞台が物語の進展に合わせて移動するのです。もちろん私たち観客もそれに合わせて大移動します。 「津軽」というタイトル通り、太宰治の「津軽 . . . 本文を読む

モツスパ

2005-12-10 | ■食べ物
モツ・スパゲティ、略してモツスパ。あんまりおいしそうには写っていませんが、実はとっても美味なのです。 「モツ」っていったいどこの肉?と思いますが、「語源由来辞典」というサイトによれば、「モツ」とは「料理に使う鶏・牛・豚などの内臓」のことであると書いてあります。なるほど、「臓物」の「モツ」なわけですね。では、焼肉屋で見かける「ホルモン焼き」の「ホルモン」ってのは? 同サイトの「ホルモン」の項によ . . . 本文を読む

「シャイニング」─あまりにも美しい「ホラー」映画

2005-12-09 | ■映画
勇気をふりしぼって、「シャイニング」を再度見てみました。 やっぱりこわいよ~。キューブリックじゃなければそもそも見たくない映画。私、ホラーものはまったく全然ニガテなのです。テレビで予告編見るだけでもうダメですから。 舞台は雪に閉ざされたロッキー山中のホテル。冬の5ヶ月間は閉鎖されるそのホテルの管理人として小説家志望のジャック・トランスが妻ウェンディと5歳の息子トニーを連れてやってきます。閉ざさ . . . 本文を読む