カクレマショウ

やっぴBLOG

自然と身に付けたい課題解決の力。

2015-02-26 | ■教育
社会活動家・湯浅誠さんが、「課題解決は体で学ぶ」という記事(平成27年2月4日付け毎日新聞)の中で、小さい頃、障害を持つ兄と野球をやった時に「みんながルールを調整した」という体験が、今思えばまさに「課題解決型の主体的学習」つまり「アクティブ・ラーニング」の実践だったということを書いています。  次期学習指導要領にもその充実が盛り込まれることになっているアクティブ・ラーニング。要は、ある . . . 本文を読む

キャリア教育、セカンドステージへ。

2015-02-18 | └キャリア教育
「キャリアガイダンス」(リクルート社)2015年2月号に、「キャリア教育は2ndステージへ。」というタイトルで、藤田晃之さんと児美川孝一郎さんの対談が掲載されています。平成16年が「キャリア教育元年」と言われていますが、そうか、もう10年経ったのかと改めて時の流れを感じますねぇー。このお二人は、これまで国(文部科学省)、大学と立場は違うといえ、これまでキャリア教育を牽引されてきた方。なるほどなるほ . . . 本文を読む

恵庭市「まちじゅう図書館」で人がつながる。

2015-02-12 | └社会教育
北海道恵庭市は、2013年に「読書条例」を施行するなど、読書の町として知られていますが、その取組の中でも面白いのが「まちじゅう図書館」です。 喫茶店やレストラン、パン屋、花屋、銀行、郵便局、病院、携帯ショップ、お寺まで、現在、市内の35ヶ所が「まちじゅう図書館」に登録、小さな私立図書館として市民の憩いの場所となっています。店舗の空きスペースに店長やスタッフのお気に入りの本を並べ、訪れた人に自由に . . . 本文を読む

もっと身近にある「人権」。

2015-02-09 | └人権教育・学習
中学生にとっての「人権」のとらえ方って、この作品集を読んでよく分かりました。法務省主催の全国中学生人権作文コンテスト「青森県大会入賞作品集」。どの作品にも、中学生なりの人権に対する向き合い方が素直に表現されていて、読み物としても素晴らしい作品ばかりです。  最優秀賞から奨励賞まで、掲載されている18作品のうち、いじめに関する体験をもとにした作文が9点と半数を占めています。作文を読む限り . . . 本文を読む

社会教育委員"の"会議

2015-02-04 | └社会教育
今日は「青森県社会教育委員の会議」でした。 社会教育は、住民の意向を反映しなくてはやっていけないので、教育全般について意見をいただく「教育委員」(「学校教育委員」ではないです。あくまで。)とは別に、「社会教育委員」というものがすべての自治体に置かれることになっています。つまり、社会教育行政は、教育委員と社会教育委員という二重の「ご意見番」によって動いているのです。社会教育委員は、住民と行政の「パ . . . 本文を読む

「釜石の奇跡」とメディアリテラシーのこと。

2015-02-03 | └キャリア教育
東日本大震災からまもなく4年が経とうとしています。先日、「「釜石の奇跡」戸惑い」という見出しの記事が載っていました(2015年1月30日付け河北新報)。 震災発生時、釜石市内のほとんどの児童生徒が避難して助かったことを「釜石の奇跡」と呼ばれることを、地元では複雑に受け止めているという内容。市は、この言葉を使わないことを申し合わせ、公文書などでは「釜石の出来事」と表現することにしているらしい。 . . . 本文を読む