宮部みゆきの『理由』。今更ですが、読んでいます。元々は、朝日新聞の連載小説(1996年9月2日-97年9月20日、全311回)です。
新聞小説はどうも毎日読む習慣がつけられなくてだめです。『理由』の連載が始まった時も、お、宮部みゆき、と思って読み始めたのですが、最初の10回くらいで挫折してしまった覚えがあります。連載小説って、1回飛ばしてしまうともうあとが続きません。昨日の新聞を引っ張り出してき . . . 本文を読む
中央教育審議会の外国語専門部会が、小学校5年から週1時間程度の英語を必修化すべきであるとの提言を出しました。いずれ、正式な教科として英語を必修化することにつなげたいとの方針のようです。
小学校での英語教育を主張する側に必ずその理由として出てくるのが「グローバル化」というわかっているようでわからない言葉です。"global"とは、「全世界の/地球規模の」という意味です。主に経済の分野で使われる言葉 . . . 本文を読む
最近スーパーでよく見かける「カーリングバナナ」。青森でちょっとした話題になっています。販売元は、青果物卸売業者、青森合同青果株式会社です。
カーリング・ブームに目をつけた、ただの便乗商品ではありません。袋に貼ってあるシールには、「この商品の売上金の一部を選手強化費として青森県カーリング協会に協賛しております」と書いてあるのです。地元紙(東奥日報)の報道によれば、カーリング協会に寄付するのは、売り . . . 本文を読む
4月26日付の朝日新聞。「見えてきたソグド人」という見出しが目に飛び込んできました。
ソグド人。まるでウルトラセブンに出てくる星人のような名前です。ソグディアナ星からやってきたソグド星人。なんかいそうじゃないですか?
ソグド人は、シルクロードを語るには欠かせない民族です。4~8世紀にかけて、東西世界を結ぶ「オアシスの道」(いわゆる「シルクロード」)のど真ん中で、サマルカンドを拠点として中継貿易 . . . 本文を読む
キャリア教育の象徴的な取組として最近さかんに行われているのが「職場体験学習」。平成15年度に職場体験学習を実施した中学校は、83%にものぼります(国立教育政策研究所調べ)。
中学生が職場を実際に体験する試みの嚆矢となったのは、兵庫県教育委員会が平成10年度に始めた「トライ・やるウィーク」推進事業です。全県下公立中学校の2年生を対象としたこの取組は、全国的にも大きな反響を呼び、その手法を取り入れる . . . 本文を読む
ちょうど私が生まれた頃、「団塊世代」は青春まっさかり。テレビや映画や本を通して、彼らの輝いていた姿を目にするたび、もう少し早く生まれたかったと思ったものでした。
私にとって「団塊世代」とはいつも新しいことに挑戦してきた世代というイメージがあります。その代表選手が吉田拓郎です。先日のNHK「クローズアップ現代」では、この4月に60歳になった拓郎を「新60代」の象徴として描いていました。番組では大分 . . . 本文を読む
「学校支援ボランティア」とは、「学校支援」(学校の教育活動や学校環境整備を支援する)活動を行う「ボランティア」(の方々)という意味です。学習アシスタントとして教師の指導の手助けをする、ゲストティーチャーとして直接子どもたちを指導する、あるいは、図書室の整理や花壇の手入れ、簡単な校舎の補修などの環境整備を行うなど、様々な形の学校支援ボランティアの活動が行われています。
ボランティア活動とは、「自発 . . . 本文を読む
良い作物づくりはまず「土」から…。というわけで、少しにわか勉強してみましたが、調べれば調べるほどいろんなことが書いてあって、結局、土づくりはむずかしい、という結論に達しました。
土の三相? pH調節? 団粒化? 苦土石灰? 肥あたり? ???
言葉の意味がまずわからない。農業って化学なんだなーと改めて思いました。
けれど、そんな「基礎」的な知識も大事ですが、もっと大切なのは実践と試行錯誤なん . . . 本文を読む
自宅の裏庭の猫の額ほどの畑。ようやく雪が消えたことだし、天気もいいので、耕しておくことにしました。
雪の重みで固くなった土をクワをふるって掘り起こす。もともと耕作には全く適さない赤土なのですが、去年黒土を少し入れたので、赤と黒のまだらの土の塊が顔をのぞかせます。雪の下で安眠をむさぼっていた?ミミズも突然揺り起こされてビックリしたことでしょう。石が出てくれば取り除きながら、3時間ほどの作業で汗びっ . . . 本文を読む
報道によれば、山形大学の研究グループが、ペルーのナスカ大地で新たな地上絵を発見したそうです。全長約65m、「角を持つ生物」のようにも見えますが、その種類は明らかではないということです。今回の調査では、そのほか直線や三角形などを含めると、約100個の地上絵が見つかったのだとか。
ナスカの地上絵が初めて発見されたのは1939年。米国のインカ調査隊がたまたまナスカ台地上空を飛行していて見つけました。こ . . . 本文を読む
「働く」という言葉から連想するのはどんな言葉でしょうか?
仕事、ビジネス、労働、職業…。
「労働」、「仕事」、「職業」は、厳密に区別してとらえる必要がありそうです。NPO法人キャリア文化研究所理事長で、キャリア教育の第一人者である梅澤正氏の著作を参考に、整理してみました。
「労働」
労働とは、ただ何かをなすという人間の行為であり、ときに「いやいやながらやむをえずする行動」と梅澤氏は言っていま . . . 本文を読む
30年から40年後を見通した施策を立てろとは、ずっと上に立つ上司の言葉です。30年後、少なくとも今より良くなっているとみんなが感じるような方針。ただ、今の時代、そんな先の社会を「見据える」なんてことが本当にできるのでしょうか。
今から30~40年前は、日本は高度成長期の真っ只中。すべてが右肩上がりで、この先ずっとそれが続くんだと信じられていました。大人は「中流」からさらに「上流」の生活レベルを目 . . . 本文を読む
今日の最高気温は8℃。
寒さのぶりかえし。まだまだコートは手放せません。雪捨て場にはまだ雪がうずたかく残っています。公園の桜は固いつぼみのままで、来週の開花予想がとても信じられないほどです。
しかし、毎年きれいな白い花を咲かせてくれる盆栽のリンゴの木は、今年も芽吹いてくれました。梅もつぼみの中から明るい色が顔をのぞかせています。こういうのを見ると、確実に春が来ているんだなと感じます。
小 . . . 本文を読む
石原東京都知事の発言にはいつも驚愕させられます。今日は、オリンピック誘致をめぐる新聞記事で、「五輪で日本の底力を見せる。日本をなめたらあかんぜよ」、「そんなもの(都民の関心)はだんだん醸成されるもの。とんでもなく素晴らしいスタジアムができれば意欲も出てくる。やっぱり物で見せなきゃだめだ」といった時代錯誤的な発言が紹介されていました。
東京都は2016年の夏季五輪開催を目指し、招致運動を既に始めて . . . 本文を読む
80年代のパンクロックの名曲をボサノバ風にアレンジした「~Bossa De Punk~」に続くCOVER LOVER PROJECTによる第2弾。以前このvol.1について書いたところ、その中の1曲をを歌っているOliveさんからコメントをいただきびっくりうれしかったことがありましたが、第2弾が出ることは彼女のコメントで知り、楽しみにしていました。
今回は"BOSSA de DISCO"というこ . . . 本文を読む