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2008年/日本/237分
【監督・原案・脚本】 園子温
【主題歌】 ゆらゆら帝国
【出演】 西島隆弘/角田ユウ 満島ひかり/ヨーコ 安藤サクラ/コイケ 渡辺真起子/サオリ 渡部篤郎/角田テツ
(C) 愛のむきだしフィルムパートナーズ
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大震災による死者・行方不明者がついに2万人を超えました。その数倍の人たちが、家族や友人を亡くして悲しみにくれているかと思うと、本当に胸がふさがれる思いがします。テレビで連日伝えられる遺族たちの姿は涙なくしてとても正視できません。
辛うじて生き延びた被災者の皆さんには、日本や世界各地からの支援が届けられています。阪神・淡路大震災をはじめ、これまで大災害で被災した経験のある人たちが、「あのつらさは経 . . . 本文を読む
学校とボランティアの方をつなぐのが、学校支援ボランティア・コーディネーター。廣瀬先生は、コーディネーターの資質について、次のようにおっしゃっています。
○食いついたら離れないというのが、コーディネーターの資質として最も必要かもしれません。その人に食いついたら離れないという、そのしつこさ。この人大丈夫だなと思ったら離れない。そういったものが必要だと思います。
○(コーディネーターはどんな人かとい . . . 本文を読む
東京都杉並区の和田中学校の取組をモデルとして、国が進めてきた学校支援地域本部事業も今年度で一応終了します。青森県ではこの事業が始まる前から、学校支援ボランティアの活性化を図ってきたわけですが、今年度の同事業実践報告書がこのほどまとまりました。
その中で、学校支援ボランティア研究大会の集録も掲載されているのですが、講師として招かれていた宇都宮大学教授・廣瀬隆人先生の話が、さすがに面白い。学校(教員 . . . 本文を読む
大震災は、日が経つごとに被害状況が明らかになっています。犠牲者、行方不明者の数はテレビ局によっていまだまちまちですが、多いところでは、3,200人という数字も。安否が不明な人は2万人とも報道されています。宮城県災害対策本部では、県内の犠牲者は1万人を超えることは必至という見解だとか…。
テレビ局がそれぞれ入手したと思われる家庭用ムービーで撮影された津波の生々しい映像には、改めてそのすさまじさに驚 . . . 本文を読む
いつどんな時にやってくるか分からないのが災害。人間の営みと全く関係なくそれはやってきて、人間をあざ笑うかのように我々の生活を破壊していく…。
2011年3月11日、14時46分。東北地方を襲った大地震も、突如としてやってきました。青森市内の職場でもけっこう横揺れが長く続き、ちょっと騒然としました。震度4。しかし、揺れている最中から蛍光灯が消え、停電になってしまいました。職場のテレビが見られないの . . . 本文を読む
「生みの親が語る 宇宙(そら)のはやぶさ×地上(りく)のはやぶさ」で、川口淳一郎氏は、「耳のないせんべいを作るな」とおっしゃっていました。
せんべいの「耳」というのは、南部せんべいの「耳」だと思われます。南部せんべいを焼くときに、「せんべい型」から生地がはみ出る。その部分が「耳」になるわけです。「耳」がお気に入りの人も多く(私もその一人)、「せんべいの耳」だけを集めたものもスーパーで売っています . . . 本文を読む
東北新幹線全線開業から4ヶ月。今日、3月5日は、JR東日本の新型新幹線E5系「はやぶさ」デビューの日でした。これまでの「はやて」に加えて、新青森─東京間を1日2往復、3時間20分で結びます。
これを記念して、県では「生みの親が語る 宇宙(そら)のはやぶさ×地上(りく)のはやぶさ」と題した講演・対談を開催。「地上(りく)のはやぶさ」からはJR東日本の田島信一郎氏、そして、「宇宙(そら)のはやぶさ」 . . . 本文を読む
『海炭市叙景』が映画化されて再び脚光を浴びている佐藤泰志。
大学生の頃、ふと本屋で見つけて手にした彼のデビュー作『きみの鳥はうたえる』(1981年芥川賞候補作品)は、いろいろな意味でショッキングな小説だったことを今でも覚えています。当時読み始めていた村上春樹となんと対照的だったことか。同じ「僕」が語る物語なのに、どうしてこうも、こっちの「僕」とあっちの「僕」はチガっているのか!
実は、佐藤泰志 . . . 本文を読む
またしても、落ち込むようなデータが発表されました。
財団法人日本青少年研究所が昨年調査した「高校生の心と体の健康に関する調査」の結果です。調査対象は、日本、米国、中国、韓国の4カ国の高校生7,233人。
「自分は価値のある人間だと思うか」という問いに対して、「全くそうだ」と答えた生徒は、
米国 57.2%
中国 42.2%
韓国 20.2%
日本 7.5%
「私は自分に満足してい . . . 本文を読む
手紙形式の小説といえば、私にとっては井上ひさしの『十二人の手紙』です。高校時代に読んでからというものの、何度も読み返し、ことあるごとに人にも勧めてきました。この本の中に「人生のすべて」がある!と思ったものでした。正確には、「十二人」ではなく、数多くの手紙や公式書類で構成される「十二個」の物語。で、最後の1編で、それまでの11の物語に出てきた手紙の書き手がすべて登場するという巧みさにも、参った!って . . . 本文を読む