大学生の頃のシモキタの古びたアパートのとある蒸し暑い夏の夜。向かいの部屋に住む明大生のサイトウくんが、「ヤスユキくん、これ聴いてみなよ~」と言って貸してくれた1枚のレコードが、ボビー・コールドウェルでした。
AORなんて言葉も知らない頃。でも私はそのソウルフルなボーカルにすっかり参ってしまい、すぐカセットテープにタビングして、毎晩のように、ボビー・コールドウェルの世界に浸るようになりました。背伸 . . . 本文を読む
今から40年以上も前のことです。岡林信康が「私たちの望むものは」という歌を歌っていました。最近、このうたをカラオケで歌う人がいて、なんだか今になって心に染みた。
♪私たちの望むものは 生きる苦しみではなく
私たちの望むものは 生きる喜びなのだ
私たちの望むものは 社会のための私ではなく
私たちの望むものは 私たちのための社会なのだ
私たちの望むものは 与えられたことではなく
私たち . . . 本文を読む
YouTubeにアップして、
みんな誰でも「14歳」だった。
ってコメント付けておいたら、思いがけないことに、14歳前後の子たちからこんなコメントが寄せられてました。うれしい。
私は今年の10月で14歳です。 この歌聴いて一分一秒大切にしようって思えます!!b頑張るぞ^^
つい . . . 本文を読む
この一生に 意味があって 何か託されてるとしたら
それはきっと つまらないよな 僕に意味なんかなくても いいよ
夜の中で 息を潜めて 僕らは朝を 待っていやしない
些細な傷と 君は戦う 明日はきっと 笑えるように
amazarashiの初のフルアルバム「千年幸福論」は、おそらく私にとって永久保存版になるだろうというくらい完成度の高いアルバムだと思います。言葉の洪水。どの曲も、一つ一つが叙 . . . 本文を読む
→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)。ピアノ弾きのHAYATOとカホンのHIROの2人組みユニット。このユニット名、なかなかよくできてますよね。PianoとCajonへのこだわりが感じられます。名づけて、「ハイブリッド・インストゥルメンタル」。確かにハイブリットだわ~。
こういう日本人のインストゥルメンタルは、私なんかは、かつての「フュージョン」の延長線上で聴いてしまう。ギターやサッ . . . 本文を読む
最近、なぜか取りつかれたように繰り返し聴いているのが、“The Power Of Love”。
セリーヌ・ディオンが1994年にリリース、世界中でヒットしたナンバーです。
サビの部分、
'Cause I'm your lady
And you are my man
という、直球まっすぐの歌詞は、日本でもかなり流行りました。
ただ、この曲、もともとは、ジェニファー・ラッシュが1985年に歌 . . . 本文を読む
5月のことですから、もうずいぶん前のことですが、思いがけず、ユーミンのコンサート“ROAD SHOW”に行くことになりました。
初めてユーミンのステージを見て、まず思ったのは、そもそも拓郎のコンサートとは根本的に違うんだなあということ。シナリオがしっかり作られていて、凝った舞台装置がそれに沿ってあつらえてあって、しかも、装置が次々と入れ替わる。今回の大きなテーマは「映画」らしく、レトロ風だったり . . . 本文を読む
小さな雪の粒も積み重なれば 景色を変えるのは不思議ですね
どうしようもない日も積み重なれば 年月となるのは残酷ですね
わー。
どこか遠くミサイルが飛んで 流星と見間違えた少女
願いを一つ唱えたところ 今日は美しいクリスマス
今日は美しいクリスマス、と歌いながら、ちっとも美しくないクリスマス。
こんなクリスマスソングって…
無いよなあ。
しかも、
罪深い十二月の朝に 白い雪の粒が舞い . . . 本文を読む
──amazarashiというバンド名はどんな理由で名づけましたか?
「日常、降りかかる悲しみや苦しみを雨に例えてつけました。僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌えたらなと思って」
(ナタリー)
amazarashiというバンド。作詞作曲とボーカル、ギターを担当する秋田ひろむさんは青森県むつ市在住。もう一人、キーボード担当の豊川真奈美さんと二人で活動しているらしい。
「らしい」という . . . 本文を読む
高校時代、昼休みの放送でよくヤマハのポプコン曲がかかっていて、これもその中の1曲でした。急に思い出したので、歌詞をつけてYOUTUBEしてみました。
作詞・作曲・歌:柴田まゆみ。この人は、ほとんどこの曲だけで姿を消してしまいましたが、ちょっと鼻にかかったこの声は独特で忘れられない。「好きだった海のささやきが」の「海の」とか、「色褪せてゆくものに」の「ものに」とか、この人にしか歌えない部分で . . . 本文を読む
この歌が、「ヒーローは自分の中にいる」っていう歌だということは何となく知っていましたが、改めて歌詞を読んでみると、確かにそうだよな~と思います。
ふだん、私たちはいろいろなことでほかの人を頼って生きているわけですが、本当に苦しい時、深い海の底に落とされたようなつらい時には、誰の力にもすがりたくないことがある。そんな時、「自分の中のヒーロー」がやってきて助けてくれる。大きな苦しみに打ち克つた . . . 本文を読む
出るとこまで、出せ。高音。そう、ナイス。
出るとこまで。あの星座の果てで眠る君へ。
上はどうだ、届いてるか。
上まで、このララバイ。
今日の昨日を明日へ…で、
カラオケで、今の若者はけっこう昔の歌に「ノれる」という話題を今朝のズームインでやっていました。「昔の歌の方が歌詞が深くていい」とか、「リズムが昔っぽさを感じさせない」とか、おじさんには、ふむふむ、そうだろそうだろ、という . . . 本文を読む
「僕は死ぬように生きていたくはない」
というフレーズが頭から離れなくなるこのうた。
なんとなくこの曲には「青」が似合うんじゃないのかな~と思ったので、使用した写真には一部を除いて、すべて、「青色」が含まれています。
青いドア、青い服、青い空、青いクルマ、青い石、青いシャッター、青い帽子、青い海、青い枕、青い扇風機、青い傘、青いバス、青い草、青い壁、青い壺、青い光、青い瞳、青い水、青い葉、 . . . 本文を読む