カクレマショウ

やっぴBLOG

『PLUTO』覚書その11─「間違う電子頭脳こそが完璧」

2007-11-30 | └『PLUTO』覚書
反ロボット団体幹部に命を狙われるハースの護衛を命じられたゲジヒト。彼は、ハースのコンピュータから思いがけないデータを発見する。それは、旧ペルシア王国の最高指導者ダリウス14世が、今回の一連の事件に関与している可能性をうかがわせる映像でした。モニターに映し出されたダリウス14世は、第39次中央アジア紛争の際にペルシアに派遣された「ボラー調査団」のメンバーの科学者の名前─彼らのほとんどは、不審な死を遂 . . . 本文を読む

まずはキャリア教育の情報交流から。

2007-11-29 | └キャリア教育
(社)青森県経営者協会が主催する「平成19年度インターンシップ事後報告会」というのに出席してきました。 同協会は、厚生労働省の委託を受け、数年前から大学生のインターンシップの推進とコーディネートに取り組んでいます。今年度は、県内94社の協力を得て、計284名の学生がインターンシップを体験したのだそうです。今回の報告会は、受入企業2社と参加した学生3名、それから、学生に4週間のインターンシップを義 . . . 本文を読む

キャリア教育は「新たに取り組む」ものではない。

2007-11-27 | └キャリア教育
ある学校関係者の方が、こんなことをおっしゃっていました。 「キャリア教育は確かに大切だ。でも、現実に学校は忙しい。決められた授業時数の中で、やりくりしながらカリキュラムを組んでいる。「総合的な学習の時間」だって、テーマとして何を取り上げるかについては、環境教育、国際理解教育、ボランティア、性教育、健康、福祉…、いろんな分野が既に挙げられていて、新たにキャリア教育に取り組む余裕はないのが現実だ。」 . . . 本文を読む

MTC21の「実現して見せる力」

2007-11-26 | ■その他
今から20年以上も前、1985(昭和60)年の夏。私は中国の酒泉~敦煌415kmを10日間かけて歩きました。「シルクロード」を歩いたなんて、今でも夢のような思いがしています。 そんな貴重な体験をさせてくれたのが、八戸市のウォーキング・グループ、MTC21。このグループが誕生してちょうど30周年になります。今では1,500人以上の人が参加する一大イベントになった「十和田湖一周ウォーク」を1978年 . . . 本文を読む

「アモーレス・ペロス」─「犬」に救われる人間

2007-11-25 | ■映画
AMORES PERROS 1999年/メキシコ/153分 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 脚本:ギジェルモ・アリアガ・ホルダン 撮影:ロドリゴ・プリエト 音楽:グスターボ・サンタオラヤ 出演:エミリオ・エチェバリア/エル・チーボ ガエル・ガルシア・ベルナル/オクタビオ ゴヤ・トレド/バレリア アルバロ・ゲレロ/ダ . . . 本文を読む

『美味しんぼ』青森編─ディープなディープな「究極」と「至高」のメニュー

2007-11-23 | ■食べ物
『美味しんぼ』がついに単行本100巻を達成! 私は、60巻くらいから買ってなかったのですが、ちょうど100巻目が「日本全県味巡り」の青森編だというので、久しぶりに読んでみました。いつのまにか、山岡・栗田夫妻には双子の子どもができて、さらに三人目もおなかにいるらしい。取材に行くときは必ず夫婦そろって出かけるので、その間の子どもの世話は、栗田さんの父母など周りの人にずいぶん助けられているみたいデスネ… . . . 本文を読む

「地域立」の学校があってもいい。

2007-11-21 | ■教育
少子化で子どもたちの数がどんどん減っています。ということは、学校の児童・生徒数も減っているということで、多くの学校では学級数の減少によって空き教室が増えています。自治体では、学校そのものの数を整理するところも見られるようになってきました。つまり、「量」に見合った「器」を、というわけですね。最近、小規模校の閉校式のニュースがさかんに聞かれます。少なくなったとはいえ、子どもたちがいなくなったわけではな . . . 本文を読む

「キレる」老人

2007-11-20 | ■社会/政治
そもそも「キレる」という言葉自体が嫌いです。やくざの世界を思い起こさせます。一般人がふつーに使うべき言葉ではないと思う。 しかも、「キレる」という言葉を使う、あるいはあてはまるのは血気盛んな若者の特権かと思っていたら、そうでもないらしい。最近は「キレる老人」も多いのだそうです。 朝日新聞の連載「キレる大人たち」への反響の中で、60~70代の人から暴言や暴力を受けたという訴えが多いという記事(2 . . . 本文を読む

キャリア教育に"燃える"青森青年会議所

2007-11-19 | └キャリア教育
昨年度、(社)青森青年会議所(青森JC)が神奈川県川崎市のNPO法人キーパーソン21と共に、ある中学校で実施した「夢発見ワークショップ」。今年、ちゃんとその2回目の仕掛けを用意してくれました。 平日だというのに、JCのメンバーの皆さんが、理事長以下15人以上も参加しています。まずは生徒の前での自己紹介。どのメンバーも、青年会議所らしいと言うのか、元気で明るくはきはきした話しぶりでしっかり生徒たち . . . 本文を読む

順序が逆。

2007-11-18 | ■社会/政治
六ヶ所村の核燃料再処理工場で、今月初めから高レベル放射性廃棄物である「ガラス固化体」の製造が始まりました。ガラス固化体とは、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出して残った廃液を、溶かしたガラスと混ぜて固めたものです。つまり、原子力エネルギーを取り出したあとの、最終的な「核のゴミ」。使用済みの核燃料を「再処理」して再び燃料として使うのが核燃料サイクルですが、完全にはリサイクルできないわけで . . . 本文を読む

「隣にいても一人」─津軽弁による超・日常的な不条理劇

2007-11-17 | ■美術/博物
自由律俳句の俳人、尾崎放哉(ほうさい)の代表作に、「咳(せき)をしても一人」というのがあります。仕事も家族も捨て、放浪生活を送っていた放哉は、結核に冒される。寺の片隅で静まりかえった夜、咳が出る。その後やってくる言いしれぬ寂寥感…といったような解釈だと思うのですが、放浪生活を送っていない私たちにも、そういう心境になることはよくあります。 昨夜、平田オリザの作・演出による芝居「隣にいても一人─青森 . . . 本文を読む

キリグラフ(付箋アート)

2007-11-16 | └キリグラフ
「切りグラフ」というのだそうです。ネットで見つけました。 あるデザイナーの仕掛けらしい。ウェブサイトを見ると、「江戸時代から明治時代にかけて、夏の風物詩でもあった“立版古”という玩具を現代風に付箋でアレンジした『起こし付箋』」とあります。 立版古(たてばんこ)とは、もともとは歌舞伎の舞台のミニチュアです。細い木を骨組みにして舞台を組み立て、そこに、版画で描いた役者や樹木 . . . 本文を読む

かぐや姫の贈り物

2007-11-15 | ■環境/科学
月探査機かぐやから、最も期待していた映像が届けられました。月から見た地球の映像です。先日の月面の映像に続いて、「地球の出(Earth-rise)」と「地球の入り(Earth-set)」。JAXA(宇宙航空開発機構)のサイトで見ることができます。 「地球の出」は、月の北極付近からの撮影。かぐやが進む方向の地平線(月平線?)に、小さな地球が姿を現し、ゆっくりと昇っていきます。「地球の入り」の方は、か . . . 本文を読む

「つゆ焼きそば」全国デビュー!

2007-11-14 | ■食べ物
黒石名物「つゆ焼きそば」が、なんとカップめんになっていきなり全国デビューすることになりました! エースコックが、mixiのコミュニティで「夢のカップめん開発オーディション」を実施したところ、寄せられたアイディアは526件。エースコック社内で10件に絞り込み、コミュニティ参加者によるアンケートの結果、「黒石・つゆ焼きそば」の商品化が決定したということです。 これもまた、インターネットをフルに活用 . . . 本文を読む

『PLUTO』覚書その10─「僕を殺したのは… あなた…?」

2007-11-13 | └『PLUTO』覚書
先週の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、漫画編集者・原作者の長崎尚志さんでした。『PLUTO』の編集も担当している方というのでこれは見なくてはと思っていたのに、不覚にも見逃してしまい、昨夜の再放送をビデオに録って、ようやく1週間遅れで見ることができました。そういえば、今年1月の浦沢直樹氏の回も見逃してしまっていて、どうもいけませんな。 雑誌の編集者がここまで深く漫画づくりに関わっているとは、 . . . 本文を読む