夕べのニュース。広島の原爆ドームのすぐ近くに高さ45mの高層マンションが建つことになり、世界遺産でもあるドームの景観が損なわれるとして、被爆者をはじめとする市民団体が市と建築業者に対して建築の中止を求めているらしい。すでに14階建てのうち13階まで完成しているとのことで、建築主も市も建築中止は無理だとの見解。
このニュースを見て思い出したのは、先日話題となった「悪い景観100景」。都市計画や建築 . . . 本文を読む
昨日(5/29)発売の「ヤフーインターネットガイド」という雑誌で、「やっぴらんど」を紹介していただいています。
シリーズ「BEST WEB GUIDE」で、今回「ダ・ヴィンチコードの世界」を特集しており、関連サイトとして「「ダ・ヴィンチコード」を読み解く」を取り上げていただきました。紹介記事は以下のとおりです。
[8つのキーワードから学べる]
高校で世界史教師の経験もあるyappi氏が、ストー . . . 本文を読む
映画が終わってエンドロールが始まったとたん、隣にいたカップルの女性、「半分くらい寝てたー。わけわかんなかった」と言っていました。さらに、連れの男性に「どんな映画だった?」と聞いてました…。
たぶん、原作を読んでいなければわかんない人は本当に「わけわかんない」のかもしれません。ほぼ原作に忠実な映画ですが、原作があまりにも様々な歴史上の断片を拾い集めながらストーリーが展開するので、それを2時間半の映 . . . 本文を読む
世界で一番「姓」の数が多い国はどこでしょう?
日本も約30万と言われていて、多いのは確かですが、一番多いのは米国なのだそうです。なんと160万種類もの姓があるのだとか(『人名の世界史』)。さすが人種のるつぼ。サラダボウル。米国は世界からの移民で成り立っている国ですから、極端に言えば、世界の国の数だけ名字があるということになります。そう考えれば、160万という数字もうなずけます。
ちなみに、『人 . . . 本文を読む
リクルート社発行の雑誌「キャリアガイダンス」2006年5月号のテーマは「若者の「自立」を考える 親離れ・子離れの最新事情」。
ニート支援の活動を展開しているNPO法人ニュースタート事務局代表の二神能基さんが、「若者の自立」についてこんなことを語っています。
「よく「やりたいことをやりなさい」と、子どもの意志を尊重する親御さんがいますが、その寛容さがむしろ若者たちにはプレッシャー、ストレスとなる . . . 本文を読む
特定非営利活動法人キャリナビが運営するサイト「CARINAVI」には、学生ボランティアによる様々な職業人たちのインタビューが載っています。現時点で紹介されているのは373人。「オオモノ」からフツーの人まで、年若いベンチャー起業家から年期の入った「匠」まで、いずれにしても今の日本社会をいろいろな面から支えている人たちにちがいありません。そこには、373通りの生き方があります。
基本的なコンセプトは . . . 本文を読む
一昨年度の「基礎編」に引き続き、青森県人権教育・学習推進協議会による「人権学習ハンドブック」の「実践編」ができました。「基礎編」が「気づきから学びへ」だったのに対し、今回は一歩進めて「学びから行動へ」としています。
人権学習事業で実施したモデル講座や「じ・ん・け・んファシリテーター養成講座」の成果をもとに、参加体験型の人権学習を進める上での実践的なノウハウを盛り込んだ内容としています。
モデル . . . 本文を読む
どの高校にも「進路指導部」というのがあって、進路指導計画に基づいて学校全体の進路指導を担当しています。
各学校の進路指導のタイプは、生徒の進路先によって、大きく3つくらいに分けられるようです。
1 進学を主とする学校
2 就職を主とする普通高校
3 就職を主とする専門学校(農・工・水産・商)
※そのほかに、定時制・通信制課程もある。
県内各学校の進路指導の取組について話を聞く機会がありました . . . 本文を読む
八戸に出張したついでに、八食(はっしょく)センターという市場に立ち寄りました。
海産物を中心に、野菜や県南の特産品がほとんど手に入る八戸の台所。広いフロアいっぱいに出店が軒を連ねています。
サカナ類については、青森市の「アウガ」地下にある魚市場とどうしても比べてしまいます。八食センターの方がどう見ても種類も品数も豊富です。値段は一概には比較できませんが、それほど変わりはないように思えます。水揚 . . . 本文を読む
人呼んで「47番目のトップランナー=青森県」の将来を考えた時、やっぱり、農林水産業、とくに「農業」は外せないよなーと思います。今さら工業やサービス業でがんばってみたところで、多寡が知れているのではないかと思うのです。
農業は、「食」の基本です。スローフード、有機農業といった健康志向がますます高まる中、農業を「食の製造業」ととらえ、青森を「おいしくて身体に良い食べ物」の供給源として位置づけたい。そ . . . 本文を読む
ここ1週間ばかり、やけにアクセス数が増えているなと思ったら、昨日映画が公開された「ダ・ヴィンチコード」関連記事へのアクセスが急増していたのでした。特に「最後の晩餐の謎」へのアクセスがダントツに多くなっています。関連本の発刊ラッシュ、カンヌ映画祭での世界初上映など、公開前からいろいろ話題には事欠かない映画ですが、あまり過度の期待を持たないようにしつつ、早いとこ見に行きたいと思っています。
さて、こ . . . 本文を読む
『人名の世界史』では、副題に「由来を知れば文化がわかる」とあるように、世界の様々な人名の由来を解き明かしてくれます。アフリカ編、エチオピアの人名について、こんなことが書いてありました。
アトランタ五輪女子マラソンの優勝者をロバ選手と記すのは、名・姓の記載順による明らかな思い込みが招いた誤解である。彼女のフルネームはファツマ・ロバ(Fatuma Roba)だが、アラビア語で、「慎み深い」を意味する . . . 本文を読む
昨日の、インドにおける大学の最下層民への特別枠の話で思い出すのは、最近目にした日本の「特別枠」に関する報道です。
リストラされた人などの再挑戦を支援する政府の「再チャレンジ推進会議」が、国家公務員Ⅲ種(高卒程度)の採用の1割程度を「フリーター枠」とする方針を検討することになったようです。100人規模の中途採用枠。5年程度はこれを維持して30代前半のフリーターの再雇用の受け皿にしようという狙いとか . . . 本文を読む
インドではいまだに「カースト」が根強く残っています。独立後に制定された憲法(1947年)でカーストによる差別は禁止されているのに、です。
カーストとは、3,000年以上も前に始まったとされるインド特有の身分制度です。「肌の白い」アーリア人が「肌の黒い」先住民族のドラヴィダ人を征服し、「白い」方がえらくて「黒い」方がえらくないという差別をしたのが始まりです。「カースト」という名前は、16世紀にイン . . . 本文を読む
昨日のテレビ「学校へ行こう」で、昭和歌謡曲ファンの中学生が紹介されていました。住んでいる家も部屋もレトロ。一番好きだという東海林太郎の写真が飾ってあったりして。言葉遣いはそのへんの大人よりちゃんとしてる。しっかり敬語も使いこなし、大人への気遣いも忘れない。
番組では、「同世代の友人がいない」(つき合うのは年配の方ばかり)という彼に友だちを紹介しようということで、茨城から東京に出てきてもらい、前に . . . 本文を読む