ピーポーピーポー♫
キミたち、マニーツリーは金のなる木じゃありませんよー。木の周りで踊るのは大概にして、おうちに帰りなさ〜い! . . . 本文を読む
「りんごの花を見ながら日光浴てのもオツなもんだね。」
「そうね。それにしてもアナタ、裸になるにはまだ早過ぎじゃない?」
「…そ、そうかい? でも、キミだって、どう見ても花見の格好じゃないよ。」
「何言ってんの! この赤がりんごの白い花に映えてバッチグーじゃない!」
「…バッチグーって……。寒いよ…」 . . . 本文を読む
「このような状況のもとでェ、我々はァ、この国の将来のためにィ…」
「コラコラ、そこで演説するのは禁止されている。今すぐ降りて来なさいッ!」
「我々はァ、断固としてェ…」
「どうしても降りてこないなら、棒で突っつついちゃうぞ!」
「我々はァ、突っつかれてもォ、信念を曲げることなくゥ…」「高いとこ好きなだけなんだから、大目に見てあげなさいよ。まった . . . 本文を読む
♫ どんぐりころころ どんぐりこ お池にはまって さあたいへん コナラが出てきて こんにちは 坊っちゃん 一緒に 育ちましょう ♫
「オイオイ、なんか俺たちと違う人がいるぞ!」「消防のホース持ってるし」「水まくのなら、演奏が終わってからにして欲しいよなあ」 . . . 本文を読む
「日本のスモウって、こんなふうに丸の中でやるらしいぜ。」
「知ってるよ、ドヒョウって言うんだろ? ドヒョウにはカネが落ちてるらしいね。」
「え、どこどこ?」
「…そういうことじゃなくって、スモウでがんばればいくらでも稼げるってことさ。」
「あ、そうか。ドルゴルスレン・ダグワドルジもずいぶん稼いだんだろうなあ。」
「朝青龍か。そりゃそうさ、彼はヨコヅナ、つまりスモウチャンピオンだからね。」
「けど、 . . . 本文を読む
ズンチャッチャ♪
ズンチャッチャ♪
女「どうしていつもあんたはそうなの!」
男「え? なんだって? 音楽がうるさくてさっぱり聞こえねえぞ」
女「人の話聞いてるの? なんとか言いなさいよ!」
男「…わかったわかった」
女「あんたはすぐそうやってわかったって言うんだから。音楽のせいにして聞こえないふりしないでよ!」
男「…わかったから、この曲聞こうぜ」
女「まったくもう…」
風船男「いい音 . . . 本文を読む
「いらっしゃいませ。ようこそポプラ城へ!」
「ようやく着いたわね。あなた見てくださいよ、ポプラがあんなに輝いて」
「うん、長い道のりを来た甲斐があったというものじゃ」
「楽しみだわ。ポプラ城がどんな歓迎をしてくれるのか」
「お前にはずいぶん苦労かけたからのう…」
「何をおっしゃるんですか、あなた。苦労だなんて。私はちっとも苦労だなんて思ってませんよ…。それはそうと、あの木の陰に立っている . . . 本文を読む
「おーい、大丈夫か~?」
「OK、こっちは全員無事だ」
「こちらも一人埋まったけど、なんとか掘り出してみんな無事だ」
「それはよかった。…それにしても、今の雪は一体なんだったんだ?」
「確かに、あんなひどい降り方は初めてだ…」
「突然ドサッと頭の上に落ちてきたわね…。一瞬、雪崩かと思ったわ」
「…お、おい、ちょっと上を見てみろよ!」
「え、上って? ……わー、梅の花が咲いてる!」
「なんでこんな . . . 本文を読む
「オイラの馬がそんな悪いことするわきゃないね」
「いーんや、さっき確かに俺に向かってクルクルパーしやがった。許せん!」
「変ないいがかりつけるとただじゃすまないからな!」
「うるさい! このスコップでその馬づら一発なぐらせろ」
「馬づらとは何だ、馬づらとは! 馬にあやまれ!」
「馬づらだから馬づらって言って何が悪い!」
「やれやれ…、こういうけんかは双眼鏡を反対向きにしてのぞくのが一番じゃな」
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「キャー、何するのよ! 返しなさい!」
「やーい、とれるもんなら取ってみろ~」
「この悪ガキ! そんなことしてただじゃおかないわよ!」
「またあいつ、得意技を披露してやがるぞ。──いいぞ、がんばれ!」
「あらあら、あんなことされるなんてうらやましいわね。昔は私だって…」 . . . 本文を読む