とある山中に人知れず存在するフシギ空間「熊の沢アート」。以前紹介した時と比べると、作品が大きく入れ替わっています。作者は今も新しい作品を次々と生み出しているらしい。そして、おそらく、夜中にこっそりと作品の入れ替えを行っているに違いない。
今回の新作品?、まずは「素足のひととき」。素足の少女が、ハーモニカ(昔小学校で使っていた2段のハーモニカ)を気持ちよさげに吹いています。おそらくは、彼女が素 . . . 本文を読む
THE SOCIAL NETWORK
2010年/米国/120分
【監督】デヴィッド・フィンチャー
【原作】ベン・メズリック
【脚本】アーロン・ソーキン
【出演】ジェシー・アイゼンバーグ/マーク・ザッカーバーグ アンドリュー・ガーフィールド/エドゥアルド・サベリン ジャスティン・ティンバーレイク/ショーン・パーカー アーミー・ハマー/キャメロン&タイラー・ウィンクルボス
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ほとんど毎日のように、子どもの虐待の報道を目にする昨今。記事を読むたび、なぜ?どうしてこんなことになるのか?と悲しくいたたまれない気持ちになります。
虐待をテーマにした小説『永遠の仔』の著者天童荒太さんが、先日の新聞で、長い時間をかけて「虐待の社会」を変えていく必要がある、と主張しています(2011年9月6日付け産経新聞)。
天童さんは、『永遠の仔』に関する取材の中で、これまで話しても掲載され . . . 本文を読む
筆者の三輪康子さん、八戸市出身ということで、地元紙(デーリー東北)に書評が載っていたので、さっそく読んでみました。
三輪さんは、新宿・歌舞伎町にあるチェーンホテルの支配人。場所柄、暴力団関係者が我が物顔でのさばるホテルに着任した彼女は、強い意志と態度をもってヤクザたちと向き合う。彼女は、「暴力団関係者は泊めない」というルールに徹底的にこだわり、ヤクザの暴言や脅しにも決して屈しない。それは、「クレ . . . 本文を読む
「加藤久仁生展」を見たあと、もちろん、常設展も見てきました。2008年4月のオープン初日に行って以来、もう4~5回目になるでしょうか。行くたびに新しい発見があります。しかも、今回は初めて解説員のガイドツアーに参加することができました。一緒に回った人たちは、ほとんどが県外から初めて訪れた人たちのようで、作品を見て驚き、解説を聞いて感動して、と、この美術館の全国的な人気の高さをうかがい知ることができま . . . 本文を読む
「つみきのいえ」で2009年米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞して一躍名前が知られるようになった加藤久仁生。十和田市現代美術館で昨日から「加藤久仁生展」が開催されています。これから、来年にかけて全国4つの美術館を巡回するという。十和田市現代美術館がその皮切り。たまたま初日に見に行ったのですが、オープニングセレモニーでは、加藤さん本人が登場したらしい。間に合わなくてザンネン!
今回は、「つ . . . 本文を読む
「自助、共助、公助」とは、「災害時にあなたを助けてくれるのは誰か」を考える時によく使われる言葉です。
「自助」とは、災害が発生したときにまず自分自身の身の安全を守ること。この場合、守るのは「自分自身」だけでなく、「家族」も含まれます。正確な情報を得て、安全な場所に避難する、危険な場所には何があっても近づかない、といったことですね。学校なら、地震だったらまずは揺れが収まるまで机の下に隠れる、といっ . . . 本文を読む
5月のことですから、もうずいぶん前のことですが、思いがけず、ユーミンのコンサート“ROAD SHOW”に行くことになりました。
初めてユーミンのステージを見て、まず思ったのは、そもそも拓郎のコンサートとは根本的に違うんだなあということ。シナリオがしっかり作られていて、凝った舞台装置がそれに沿ってあつらえてあって、しかも、装置が次々と入れ替わる。今回の大きなテーマは「映画」らしく、レトロ風だったり . . . 本文を読む
THE KIDS ARE ALL RIGHT
2010年/米/107分
【監督】リサ・チョロデンコ
【脚本】リサ・チョロデンコ スチュアート・ブルムバーグ
【出演】アネット・ベニング/ニック ジュリアン・ムーア/ジュールス ミア・ワシコウスカ/ジョニ
マーク・ラファロ/ポール ジョシュ・ハッチャーソン/レイザー ヤヤ・ダコスタ/タニヤ
(C)2010 TKA Alright . . . 本文を読む
世界陸上も今ひとつ盛り上がりに欠けたまま終了。テレビ局だから「スター」を作り上げたいのは分かるけど、何かにつけボルトボルトと煽ってくるのにはつくづく閉口。加えて、ボルトの登場時刻(レースのスタート時刻)は決して番組では明かさないのもいやらしい。「間もなく登場」、「この後登場」の連呼にはつくづくウンザリさせられました。ボルトの走りにはもちろんうならされましたが!
それにしても、一昨日の走り高跳び女 . . . 本文を読む
『つなみ─被災地のこども80人の作文集』『』≫Amazon.co.jp
(文藝春秋8月臨時増刊号)。
こういう本を読むのは本当にいたたまれない。
いたたまれないけれど、でも、子どもたちがいろんな角度から投げてくる直球を、大人はしっかり受け止めなければならないと思います。
津波の襲来。街を呑み込みながら押し寄せる黒い波を見て、どんなにか怖かったことでしょう。
「友だちだって、一人流されたし、 . . . 本文を読む